社会人の常識

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オフィスマナー - あいさつ、お辞儀

あいさつの基本

朝のあいさつは特に重要です。気持ちよくあいさつを交わすことで一日が快くスタートします。
またあいさつをされたら、どんなに忙しくても必ず返すことを忘れないようにしましょう。

「おはようございます」
 はっきりと声を出し、相手の目をしっかり見る。笑顔を添えることを忘れない。

「行ってまいります」
 行き先、戻る時間を必ず伝える。

「おかえりなさい」
 はっきり声に出し、労いの気持ちをもって出迎える。

「お願いします」
 「今、大丈夫ですか」などの言葉を添え、相手を配慮した気持ちをこめる。

「失礼いたします」
 いつの間にか居なくならないよう、はっきりとあいさつする。

「お疲れさまでした」
 仕事の疲れを癒すような気持ちをこめる。

「ご苦労さまでした」
 労いの気持ちをもって伝えるが、目上の対して使わない。

★ワンポイントアドバイス★

「お疲れさま」「ご苦労さま」は最近あまり使わない傾向にあります。
「ありがとうございました」「おかえりなさい」などの言葉に代わっていくと考えられます。

お辞儀の基本

あいさつのしぐさとして形にするのがお辞儀です。形がいくらきれいでも心がこもっていなければ相手とのコミュニケーションは図れません。場面に応じてお辞儀の姿勢を心掛けましょう。

○お辞儀の種類
  ・会釈 : 軽いお辞儀
    社内で人の前を通るときや人とすれ違いとき、お茶を出すとき、役員室や会議中の部屋への出入り、
    書類進達時などにするお辞儀をいう。

  ・敬礼 : 普通のお辞儀
    役員の出勤時、退社時のあいさつ、顔見知りの来客をお迎えするとき、応接室の出入り、相手先を
    訪問したときなどにするお辞儀をいう。

  ・最敬礼 : 丁寧なお辞儀
    感謝やお詫びの気持ちを伝えるとき、VIPや初対面の来客を出迎えるとき、冠婚葬祭時などびする
    お辞儀をいう。

ほかに黙って目を合わせる目礼がある。顔を少し下げるくらいでお辞儀する。相手が来客や電話中の際、
来客中や会議中の上司にメモを渡すときなどにするお辞儀をいう。

お辞儀のポイント

お辞儀のは互いに立って行うのが原則です。相手との呼吸を合わせましょう。
「はじめまして」などの言葉を添えてあいさつし、身体を起こしたらもう一度相手の目を見ましょう。

国際儀礼としてのあいさつ

日本人にとってはごく普通のあいさつマナーでも、欧米のビジネスパーソンから見ると奇異に映る例があります。

 ・握手でなく触手のような力強くない握手。
 ・中途半端な笑顔を浮かべ、ときには卑屈にさえ見える深いお辞儀
 ・エレベーターのドアが閉まる直前の深々としたお辞儀での見送り

来客の見送り

お客様の後ろ姿を見届ける。

「終わりよければ、すべてよし」といわれます。受付で応接室で、エレベーターで、玄関で、それぞれの場所で
来客の姿が見えなくなるまで見送るのが礼儀です。

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