• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

意匠公知資料(いしょうこうちしりょう)

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    わかっちゃう! 知的財産用語    No.224

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


こんにちは!  わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。


 ☆ 本日の知的財産用語


[意匠公知資料(いしょうこうちしりょう)]


 特許庁が収集した公知(世間に知られた)意匠の資料のことです。



(1)
 意匠が登録になるためには、審査において、少なくとも新規性(
出願前に世間に知られた意匠ではないこと)という要件をクリアし
なくてはなりません。


 審査では意匠公報に掲載された意匠を調べるだけでなく、その他
の公知意匠も調べます。その際の資料として利用されるのが意匠公
知資料です。


 意匠公知資料としては、雑誌,カタログ,パンフレット,ホーム
ページ掲載の写真などがあります。


 意匠公知資料は、「このような意匠が、少なくともこの時期には
公知になっていた」という根拠になります。


 特許庁では そのような意匠公知資料を集めて電子情報にし、デ
ータベースを作って審査官が審査に利用しています。



(2)
 この意匠公知資料データベースが一般にも公開されれば、出願人
にとっても参考となるのですが、それぞれの資料については著作権
があるので、許可なく公開することができません。



(3)
 そこで特許庁では意匠公知資料を一般に公開できるように、収集
した意匠公知資料について、著作権者に公開の許諾を得る事業([意
匠公知資料の公開利用許諾事業])を行っているそうです。


 皆さんの会社にも、特許庁の委託先から公開許諾の問い合わせが
あるかもしれませんね。


 詳しくは 特許庁のホームページをご覧下さい。
http://tinyurl.com/mmncag



(4)
 部分的ではありますが、許可が得られた意匠公知資料については、
既に特許電子図書館で閲覧することができます。


 現時点ではまだ検索も限定的で使いにくいですが、将来的に キ
ーワードなどで簡単に調査できるようになるといいですね。


      ☆              ☆

[関連事項と経験談]

(1)
 意匠出願の前に特許電子図書館で意匠調査していれば、他の意匠
公報を引用例として拒絶されることは少ないです。


 むしろ、拒絶理由通知を受ける場合の引用例としては、予想もし
ていなかった雑誌やカタログであることが多いです。


 以前、外国(北欧)の雑誌が引例だったときもあり、正直なところ

「こんなん 知らんがな(こんなの 知らないよ~)」

と 思ったことがあります。


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 「わかっちゃう! 知的財産用語」

  発行   西川特許事務所 ( http://www.jpat.net/
       兵庫県西宮市東山台3丁目9-17  
       電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821 
  発行人  弁理士 西川 幸慶  pat@jpat.net
   
  ご意見、ご感想 お待ちしてます。
 * このメールに返信いただけば、西川に届きます。

★ 遠方からの「意匠」,「商標」の出願のご依頼承っております。
  まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。

☆「メール相談」 http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」です
 が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。

☆ 「商標救助隊T-Rescue」 http://www.japat.net/

☆ 日記  http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/

        ☆             ☆

 掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
 但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。

  (C) 2009 Nishikawa Yukiyoshi 
 『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
 本マガジンの解除や配信先メールアドレスの登録変更は
 http://www.mag2.com/m/0000098536.htm  からお願いします。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

[編集後記]

 哀川翔さんの「使われる極意」という本(上記で紹介)を読みま
した。

 哀川さん というと

「一世風靡セピア出身の俳優で、チンピラの役が似合う人。
ちょっと こわそうだけど、コミカルな面もある。
そうそう、『ゼブラーマン』面白かったなー。」

程度の認識しかありませんでした。


 この本は たまたま見かけて タイトルが気になったので買った
のですが、予想以上に 読み応えのある内容でした。

 読んでいて、「なるほど」と思えることや 見習いたい点がたく
さんあります。「生き様の哲学」のようなものをしっかり持って
いるのがカッコイイですね。


 読んでとても得をした気分になり、思わず哀川さんの他の著書も
まとめて注文してしまいました。届くのが楽しみです。

絞り込み検索!

現在23,174コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP