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仕訳について

最終更新日:2010年11月25日 13:36

お世話になります。
経理初心者です。

日当社の工事で、外注業者さんがお客様の私物を破損させてしまいました。
その際、当社が一度弁償代を支払いました。
支払は社長が立替えました。
そして、後ほど業者さんが70.000円持参し、残りを工賃から差引にしてくださいという話になりました。
うち、70.000円は一度現金で社長に返してます。
この場合はどういった仕訳になるのでしょうか?

ちなみに
雑損/150.000  立替金/150.000で計上しました。

後ほど
立替/70.000  現金/70.000で処理してます。

ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。

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Re: 仕訳について

著者プロを目指す卵さん

2010年11月27日 22:16

> お世話になります。
> 経理初心者です。
>
> 先日当社の工事で、外注業者さんがお客様の私物を破損させてしまいました。
> その際、当社が一度弁償代を支払いました。
> 支払は社長が立替えました。
> そして、後ほど業者さんが70.000円持参し、残りを工賃から差引にしてくださいという話になりました。
> うち、70.000円は一度現金で社長に返してます。
> この場合はどういった仕訳になるのでしょうか?
>
> ちなみに
> 雑損/150.000  立替金/150.000で計上しました。
>
> 後ほど
> 立替/70.000  現金/70.000で処理してます。
>
> ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。


この場合、2つの方法があると思います。

1つ目は、実際の現金の動きにもとづく仕訳です。

①出入の業者が客の私物を破損し、社長が立替払いした。

  会社の現金から支払われたのではないので、会社として
 の仕訳は無い。

②業者が70,000円を持参したので、社長に渡した。

  会社が受領したのではないので、会社としての仕訳は無
 い。

③弁償代の残り80,000円は、会社が支払う工事代金(取り敢えず1,000,000円とします。)から差し引く。

  工事代金 1,000,000 / 現金 920,000
              預り金 80,000

 差引いた80,000円を社長に渡す。

  預り金 80,000 / 現金 80,000


2つ目は、弁償の全容を数字として帳簿に残す方法です。

①社長が弁償金を自分の財布から出し、一端会社が受け取った。

  現金 150,000 / 仮受金 150,000

②客に150,000円を支払った。

  立替金 150,000 / 現金 150,000

③業者が70,000円を持参したので、会社で一端預かった。

  現金 70,000 / 立替金 70,000

④預かった業者持参の70,000円を社長に渡した。

  仮受金 70,000 / 現金 70,000

⑤弁償金の残額を差引いて、工事代金を業者に支払った。

  工事代金 1,000,000 / 現金 920,000
              立替金 80,000

⑥差引いた弁償金の残金を社長に渡した。

  仮受金 80,000 / 現金 80,000


いずれの場合でも、woodyさんが記載された、

  雑損 150,000 / 立替金 150,000

は不適当と思います。

雑損」となれば、会社に150,000の損失が生じたことになります。しかし、損失を被ったのはお客さんで、会社に損失はなかった筈です。


以上、参考になれば幸いです。

仕訳について

ありがとうございます。
たいへん丁寧でわかり易く助かりました。

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