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会計処理について(国債の償還)

著者 複写人 さん

最終更新日:2019年01月10日 17:39

社会福祉法人です。

国債の償還が1件行われ、その後金額を追加して新たに国債を購入した、という案件です。まず償還部分の「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行いたいところ、帳簿上の金額が額面よりも\○○足りません。「基本財産→投資有価証券」には額面を満足させる金額があります。帳簿上の金額が現在のようになっている経緯は分からない状態です。そちらは併せて調べていますが、このような場合はたちまちどのような仕訳を行うものなのでしょうか。①~③のどれかに当てはまるか、わたしが全く見当違いのことを考えているのか、お分かりになる方ご教示いただけたらと思います。

①一時的にマイナス表記になっても良いので「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行う
②償還分の投資有価証券の金額を、全額「基本財産」側から「その他の固定資産」側に振り替えた後処理する
③現在ある「その他の固定資産」側で不足する\○○だけ「基本財産」側から振り替えた後処理する

よろしくお願い致します。

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Re: 会計処理について(国債の償還)

著者tonさん

2019年01月10日 20:59

> 社会福祉法人です。
>
> 国債の償還が1件行われ、その後金額を追加して新たに国債を購入した、という案件です。まず償還部分の「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行いたいところ、帳簿上の金額が額面よりも\○○足りません。「基本財産→投資有価証券」には額面を満足させる金額があります。帳簿上の金額が現在のようになっている経緯は分からない状態です。そちらは併せて調べていますが、このような場合はたちまちどのような仕訳を行うものなのでしょうか。①~③のどれかに当てはまるか、わたしが全く見当違いのことを考えているのか、お分かりになる方ご教示いただけたらと思います。
>
> ①一時的にマイナス表記になっても良いので「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行う
> ②償還分の投資有価証券の金額を、全額「基本財産」側から「その他の固定資産」側に振り替えた後処理する
> ③現在ある「その他の固定資産」側で不足する\○○だけ「基本財産」側から振り替えた後処理する
>
> よろしくお願い致します。


こんばんは。私見ですが…
基本財産は取崩しは出来ないと思いますがいかがでしょう。
償還されたのは基本財産ではなくその他の投資有価証券ですよね。
不足額の理由が判らないので何とも言えませんが基本財産には手を付けることは出来ないと思います。
なのでその他の投資有価証券のみでの処理になろうかと考えます。
償還時
その他-投資有証券 / 雑収益 ←帳簿不足分を償還額額面と一致
償還・再購入時
預金  / その他-投資有価証券
その他-投資有価証券 / 現預金  ←償還額
その他-投資有価証券  / 現預金 ←追加分
とりあえず。

Re: 会計処理について(国債の償還)

著者複写人さん

2019年01月11日 09:40

ご回答ありがとうございます。
基本財産の変更については、わたしに経験がないので、知っている方にとっては安易に考えていると思われる部分かもしれません。大変参考になりました、こちらにお聞きして良かったです。ありがとうございました。

> > 社会福祉法人です。
> >
> > 国債の償還が1件行われ、その後金額を追加して新たに国債を購入した、という案件です。まず償還部分の「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行いたいところ、帳簿上の金額が額面よりも\○○足りません。「基本財産→投資有価証券」には額面を満足させる金額があります。帳簿上の金額が現在のようになっている経緯は分からない状態です。そちらは併せて調べていますが、このような場合はたちまちどのような仕訳を行うものなのでしょうか。①~③のどれかに当てはまるか、わたしが全く見当違いのことを考えているのか、お分かりになる方ご教示いただけたらと思います。
> >
> > ①一時的にマイナス表記になっても良いので「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行う
> > ②償還分の投資有価証券の金額を、全額「基本財産」側から「その他の固定資産」側に振り替えた後処理する
> > ③現在ある「その他の固定資産」側で不足する\○○だけ「基本財産」側から振り替えた後処理する
> >
> > よろしくお願い致します。
>
>
> こんばんは。私見ですが…
> 基本財産は取崩しは出来ないと思いますがいかがでしょう。
> 償還されたのは基本財産ではなくその他の投資有価証券ですよね。
> 不足額の理由が判らないので何とも言えませんが基本財産には手を付けることは出来ないと思います。
> なのでその他の投資有価証券のみでの処理になろうかと考えます。
> 償還時
> その他-投資有証券 / 雑収益 ←帳簿不足分を償還額額面と一致
> 償還・再購入時
> 現預金  / その他-投資有価証券
> その他-投資有価証券 / 現預金  ←償還額
> その他-投資有価証券  / 現預金 ←追加分
> とりあえず。
>

Re: 会計処理について(国債の償還)

著者八幡下/協和さん

2019年01月11日 11:10

> ご回答ありがとうございます。
> 基本財産の変更については、わたしに経験がないので、知っている方にとっては安易に考えていると思われる部分かもしれません。大変参考になりました、こちらにお聞きして良かったです。ありがとうございました。
>
> > > 社会福祉法人です。
> > >
> > > 国債の償還が1件行われ、その後金額を追加して新たに国債を購入した、という案件です。まず償還部分の「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行いたいところ、帳簿上の金額が額面よりも\○○足りません。「基本財産→投資有価証券」には額面を満足させる金額があります。帳簿上の金額が現在のようになっている経緯は分からない状態です。そちらは併せて調べていますが、このような場合はたちまちどのような仕訳を行うものなのでしょうか。①~③のどれかに当てはまるか、わたしが全く見当違いのことを考えているのか、お分かりになる方ご教示いただけたらと思います。
> > >
> > > ①一時的にマイナス表記になっても良いので「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行う
> > > ②償還分の投資有価証券の金額を、全額「基本財産」側から「その他の固定資産」側に振り替えた後処理する
> > > ③現在ある「その他の固定資産」側で不足する\○○だけ「基本財産」側から振り替えた後処理する
> > >
> > > よろしくお願い致します。
> >
> >
> > こんばんは。私見ですが…
> > 基本財産は取崩しは出来ないと思いますがいかがでしょう。
> > 償還されたのは基本財産ではなくその他の投資有価証券ですよね。
> > 不足額の理由が判らないので何とも言えませんが基本財産には手を付けることは出来ないと思います。
> > なのでその他の投資有価証券のみでの処理になろうかと考えます。
> > 償還時
> > その他-投資有証券 / 雑収益 ←帳簿不足分を償還額額面と一致
> > 償還・再購入時
> > 現預金  / その他-投資有価証券
> > その他-投資有価証券 / 現預金  ←償還額
> > その他-投資有価証券  / 現預金 ←追加分
> > とりあえず。
> >

遅くなりましたが、次の通り回答致します。
償還された国債には回号(発行番号)がありますので、その国債がその他固定資産の国債か基本財産の国債かを確認します。

その結果により仕訳は次の通りとなります。

その他固定資産の場合
償還
預金 / その他固定資産(投資有価証券) → 簿価(取得価額)
預金 / 投資有価証券受取利息(償還差益) → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)との差額の¥○○

購入
その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 簿価(取得価額)
その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)との差額の¥○○=償還差益
その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 追加分

基本財産の場合
償還
預金 / 基本財産(投資有価証券) → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)が同額のため

購入
基本財産(投資有価証券) / 預金 → 償還金額
その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 追加分
※通常の場合、基本財産の金額は変更することができませんので、追加分で購入した部分はその他固定資産(投資有価証券)で処理します。

※新規発行の国債を購入した場合は、額面と簿価(取得価額)が一致しますが、既発行の国債を購入した場合は、額面と簿価(取得価額)は一致せず、購入した国債のクーポンと購入した時の金利状況により購入単価が決まります。
 一般的にこの差額は金利の調整分となりますので、償還差益か償還差損(受取利息のマイナス)で処理します。
 また、この差額に関しては償却原価法による月数按分による調整がありますが、説明は省略します。

Re: 会計処理について(国債の償還)

著者複写人さん

2019年01月11日 16:47

> > ご回答ありがとうございます。
> > 基本財産の変更については、わたしに経験がないので、知っている方にとっては安易に考えていると思われる部分かもしれません。大変参考になりました、こちらにお聞きして良かったです。ありがとうございました。
> >
> > > > 社会福祉法人です。
> > > >
> > > > 国債の償還が1件行われ、その後金額を追加して新たに国債を購入した、という案件です。まず償還部分の「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行いたいところ、帳簿上の金額が額面よりも\○○足りません。「基本財産→投資有価証券」には額面を満足させる金額があります。帳簿上の金額が現在のようになっている経緯は分からない状態です。そちらは併せて調べていますが、このような場合はたちまちどのような仕訳を行うものなのでしょうか。①~③のどれかに当てはまるか、わたしが全く見当違いのことを考えているのか、お分かりになる方ご教示いただけたらと思います。
> > > >
> > > > ①一時的にマイナス表記になっても良いので「その他の固定資産→投資有価証券」を減らす仕訳を行う
> > > > ②償還分の投資有価証券の金額を、全額「基本財産」側から「その他の固定資産」側に振り替えた後処理する
> > > > ③現在ある「その他の固定資産」側で不足する\○○だけ「基本財産」側から振り替えた後処理する
> > > >
> > > > よろしくお願い致します。
> > >
> > >
> > > こんばんは。私見ですが…
> > > 基本財産は取崩しは出来ないと思いますがいかがでしょう。
> > > 償還されたのは基本財産ではなくその他の投資有価証券ですよね。
> > > 不足額の理由が判らないので何とも言えませんが基本財産には手を付けることは出来ないと思います。
> > > なのでその他の投資有価証券のみでの処理になろうかと考えます。
> > > 償還時
> > > その他-投資有証券 / 雑収益 ←帳簿不足分を償還額額面と一致
> > > 償還・再購入時
> > > 現預金  / その他-投資有価証券
> > > その他-投資有価証券 / 現預金  ←償還額
> > > その他-投資有価証券  / 現預金 ←追加分
> > > とりあえず。
> > >
>
> 遅くなりましたが、次の通り回答致します。
> 償還された国債には回号(発行番号)がありますので、その国債がその他固定資産の国債か基本財産の国債かを確認します。
>
> その結果により仕訳は次の通りとなります。
>
> その他固定資産の場合
> 償還
> 預金 / その他固定資産(投資有価証券) → 簿価(取得価額)
> 預金 / 投資有価証券受取利息(償還差益) → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)との差額の¥○○
>
> 購入
> その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 簿価(取得価額)
> その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)との差額の¥○○=償還差益
> その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 追加分
>
> 基本財産の場合
> 償還
> 預金 / 基本財産(投資有価証券) → 額面(償還金額)と簿価(取得価額)が同額のため
>
> 購入
> 基本財産(投資有価証券) / 預金 → 償還金額
> その他固定資産(投資有価証券) / 預金 → 追加分
> ※通常の場合、基本財産の金額は変更することができませんので、追加分で購入した部分はその他固定資産(投資有価証券)で処理します。
>
> ※新規発行の国債を購入した場合は、額面と簿価(取得価額)が一致しますが、既発行の国債を購入した場合は、額面と簿価(取得価額)は一致せず、購入した国債のクーポンと購入した時の金利状況により購入単価が決まります。
>  一般的にこの差額は金利の調整分となりますので、償還差益か償還差損(受取利息のマイナス)で処理します。
>  また、この差額に関しては償却原価法による月数按分による調整がありますが、説明は省略します。
>

ご回答ありがとうございます。仕訳を見るとそれ自体は理解できそうなので、まずは償還された投資有価証券が基本財産に該当するのか、その他の固定資産に該当するのかの確認作業を進めます。作業の順序が見えて大変助かりました。ありがとうございました。

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