商品券

kanon様　お世話様になります。

そうです。商品券は販売した時点では売上にしません。「預り金」や「前受金」といった科目で処理します。そして、回収した時に売上計上します。

　しかし、これだと、心配されているように使わなければいつまでも「預り金」で残ってしまいます。また、決算時には何枚未使用分があるか確認し、帳簿の「預り金」残高と照合しなければならないことになっています。仕入れでいう棚卸しと同じ作業です。そうしないと、売上で計上すべきものが預り金のまま残る可能性があり、利益の繰延(課税の繰延)を疑われることもあります。商品券の販売枚数が多くなると、これは大変な作業で、不可能に近い作業です。

　先にも述べたとおり、会計学的には、回収した時に売上計上という事になりますが、上記のような理由から、実務では、販売した時に売上計上する会社が多いと思います。販売した時に売上計上すれば、利益の繰延の問題も無くなります。

> 宜しくお願いします。
>
> 商品券は販売した時点では｢売上にならない」と聞きました。本当でしょうか?
>
> ただ、そうすると、販売時に
>
> 現預金　/　預かり金(など)
>
> となり、
>
> 商品券を回収(使用された時)に
>
> 預かり金　/　売上
>
> で処理をする、と言うことだと思うのですが、
> 有効期限等のないものの場合、
> その商品券が使用されるまで、
> この預かり金がいつまでも残る、と言うことになるような気がします。
>
> 実際はどうなのでしょうか？
>
> ご存知の方がいらっしゃいましたら、
> 宜しくお願いいたします。


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内部監査上、商品券取り扱いについては注意を払っております。

商品券発行のQ＆Aがあります
一度お読みになってご不明の点は税理士さんにお問い合わせしてはいかがですか。

http://www.h7.dion.ne.jp/~irie/shouhinken.html

久保ＦＰ事務所 様　お世話様になります。

　法律上の注意点もあるんですね。私は、税法ばかり頭にありました。参考になりました。

　当社は、前払いの回数券(商品券)を発行しています。有効期限付きの回数券です。
　当社では、始めは、販売した時に「前受金」とし、回収した時に売上計上していました。
　そして、発行数は常に管理し、月末には、未使用分をチェック、有効期限を過ぎている物は前受金から売上へ科目を振替えていました。

　これが、枚数が多くなってくると追いつかないんです。そこで、税理士先生に相談し、販売時に「売上」とするようにしました。期末の見積原価の計上はしていません。有効期限がついている事もあってか、未使用分もそれほど多くなく、計上しなくても利益に大きな差がない。との理由で、税理士先生と相談の結果そうしています。

　参考になれば幸いです。

久保ＦＰ事務所 様
いさお様

詳細なご説明、ありがとうございました！
勉強になりました！

またよろしくお願いします。