経費支払い時の仕訳

> 当社は、当月末に請求書を受領し、未払金に計上しています。そして、翌月の末までに振込支払いするというやり方をしています。
> 翌月の振り込んだ時、未払金をマイナスにする仕訳を行うのですが、振込手数料を差し引かれて（支払先負担）振込まれます。
>
> そこで、気になったことがあります。
> （振込手数料が関係ない場合）
> 経費10,000/未払金10,000　当月
> 未払金10,000/預金10,000　翌月
> （振込手数料があった場合）
> 経費10,000/未払金10,000　当月
> 未払金10,000/預金9,475　 翌月
> 　　　　　　　****525　　　
>
> この場合は、請求されてきた金額は10,000でしたが、振込手数料分を差し引いて相手に支払ったのだから、実際発生した経費は、最終的には9,475円であったと判断して宜しいのでしょうか？とすると、525円は手数料か経費のマイナスの科目で仕訳して問題ないでしょうか？（値引という科目では処理せず、経費のマイナスにするが、考え方として値引と解釈していいのか？）
>
> 心配していることは、10,000円の経費が9,475円と処理すると、経費の計上が請求額よりも少なくなり利益が増えるように処理したのではと思われないかということです。

(回答)
未払金10,000/預金9,475　 翌月
　　　　　　　****525

　この仕訳で良いと思いますよ。経費は10,000でないと正確な費用の額が出ないのでまずいと思います。525円に関しては、支払手数料で良いと思います。値引という考え方もあるかもしれませんが、通常の値引と区別するためにも支払手数料で良いと思います。後日、支払手数料が口座から後収された時に支払手数料勘定は相殺される事になります。

　手数料が後収でなければ、預金から引き落とされる金額は合計で10,000円になるので
　
未払金10,000/預金10,000　

　で良い事になります。
　　
>
> 逆に、手数料が当社もちの場合は、10,000円の請求でしたが、手数料分の525円が増えて、10,525円が経費としてあがるという処理は合っていますでしょうか？
> 経費10,000　　　/預金10,525
> 振込手数料525

(回答)
　これで良いと思います。