相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

税務管理

税務経理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

費用の繰延について

著者 ichiryo さん

最終更新日:2009年06月18日 10:28

いつもお世話になっております。

費用の繰延について質問です。

子会社で倉庫を賃借しているのですけど、今まで当月締当月分支払だと思い仕訳をしていたみたいですが、実際は翌月分を当月に支払っているのを最近気がついたみたいなのです。翌月分を先に支払うのは普通だと思いますが…。

それで今までの決算においては費用の繰延をせずに、12ヶ月分をそのまま費用としていました(決算月は5月なので、期首6月は6月分、7月は7月分…5月は5月分で12ヶ月分)。

今期から5月支払の6月分を繰延として前払費用に仕訳しても大丈夫でしょうか?
20年6月は7月分の支払なので、結果的に11ヶ月分の計上になってしまいますが…。

過去分の修正仕訳として、

前払費用/倉庫料

を期首に入れて、今期決算時に

倉庫料/前払費用
前払費用/倉庫料

と入れれば良いのでしょうか?

それとも期中12ヶ月の支払であるから、特に繰延はせずに今まで通りで大丈夫でしょうか?

スポンサーリンク

Re: 費用の繰延について

ichiryoさん、こんにちは。

今まで通りで問題ないです。

前払費用で前月支払分を当月に費用に振替える方法もありますが、あまりいろいろお考えにならずに今まで通りで税務上も会計上も問題ないですよ。

経理処理を変えるためには、今期利益が少ないので繰延経理したいでは理由になりません、契約が変わった等の理由が必要でしょう。

契約書に翌月分を当月に支払うことになっていれば、「短期前払費用」の取扱ができます、税務上も会計上も認められています。
-----
税務上の「短期前払費用」の取り扱いは、このような前払費用で、支払った日から1年以内に役務提供を受けるものについては、支払った年度ですべて経費処理することを認めるものです。
契約内容に従った前払いである必要があります。
会計上は重要性の原則で金額が大きくなければ問題ありません。

Re: 費用の繰延について

著者ichiryoさん

2009年06月19日 17:20

hakotan2さん

こんにちは、お返事ありがとうございます。

今まで通りで問題ないということは、

6月支払(7月分)…5月支払(6月分)

ですので、今まで繰延は行わずに経理処理をしていましたから、このまま12ヶ月分処理でOKということでしょうか?

後半に書かれております、1年以内に役務提供を受けるからOKということでしょうか?

Re: 費用の繰延について

ichiryoさん、おはようございます。

お考えの通りですよ、まったく問題ありません。

決算期をまたいでしまうのでご心配があると思いますが
この「1年以内に役務提供を受ける」ということは
決算期はまったく関係ありません。

極端な会社では、6月に翌年の5月まで支払う会社もあります、これも契約書がそうなっていれば6月決算でOKです。

この方法は企業が国税庁に対して経理方法が面倒なので簡便な方法を要求し実現したものです。

グループ企業数百社、全部同じ方法です。
もう一般的になってます、契約書は必ず確認してください。

Re: 費用の繰延について

著者ichiryoさん

2009年06月22日 10:57

hakotan2さん

お返事ありがとうございます。
契約書には「翌月分を27日までに支払」と謳ってありました。

ので、特に問題なくhakotan2さんの仰るとおりにこのままで出来そうです。

1~5
(5件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP