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あなたの会社では「契約書」正しく理解・作成できていますか?契約にまつわる相談まとめ

あなたの会社では「契約書」正しく理解・作成できていますか?契約にまつわる相談まとめ

皆さんの会社では仕事を行う際、契約書の作成をしていますか?

口約束や簡単なメールのやりとりで業務の契約を行うことも場合によってはあるかもしれません。
しかし昨今、中小企業でも「コンプライアンス」という言葉が求められ、企業間のやり取りに契約書を作成することは今後の企業運営において大切になってきます。

そこで本記事では契約書にまつわる実際にあった相談を見ながら、どのような時に契約書が必要になるのか、また契約書でのつまずきなどを参考に、ご自身の会社での「契約書」に抜け漏れがないかチェックしてみてください。

1.手書き契約書の「なぞり書き」は契約書として有効?

質問日:2022年04月01日
◆質問内容(一部抜粋)

先日、当社と顧客間の商品売買契約書を作成いたしました。
手書きで記入する書式になっていますが、契約年月日欄が2度書き(なぞり書き)されていました。
この場合は契約書面としては一般的に不備となりますでしょうか。

契約年月日:2022 年 4月 1日 の”4”月部分が2度書きされています。

(後略)

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『契約書面の2度書き、なぞり書きは不備にあたりますでしょうか?

2.社外の人に初めて業務を委託する際の契約書の形式と作成のポイントは?

質問日:2022年05月17日
◆質問内容(一部抜粋)

当社は”あること”についての講習を行っています。

近々実施される講習において、自社で雇用している講師の都合がどうしても
合わず、一時的に社外の個人に講師を依頼することになりました。
このような場合、どのような種類の契約を結べばいいのでしょうか?
また、留意する点等あれば教えて頂けないでしょうか?

契約書に詳しいものが社内におらず、Web上のテンプレートを利用するつもりです。成果物に対して報酬を支払うわけではないので、”請負”ではないと考えています。そうなると委託でしょうか?それとも雇用扱いになるのでしょうか?

委託の場合は、所得税と復興税を控除して支払う必要がある、で間違いないでしょうか?

契約内容:
委託する業務:講習の講師
日数:1~3日(今後、継続的に依頼する予定はない)
業務内容:当社の指定するマニュアルに沿って、講習を実施。
場所:当社指定の講習会場
報酬:時間当たりの報酬を支払う

(後略)

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『社外の個人に一時的に業務を依頼する場合

3.双方の会社の契約書フォーマットで締結をしたい、と折り合いがつかない…解決方法はある?

質問日:2022年06月04日
◆質問内容(一部抜粋)

(前略)

弊社は工事請負業者となります。
工事請負契約について、基本契約をもとに個別で注文書請書で締結を行う際に、発注者の客先からは客先書式の注文請書が必要とのこと。
弊社内からは弊社書式の注文書請書で締結が必要と言われていまして、弊社内での押印申請時に担当者から二重契約になり違法だからどちらかにするように言われております。

どちらか一方でないと締結できないのでしょうか?
両社の書式の注文書請書にそれぞれ押印はできないのでしょうか?

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『契約書の重複について

4.契約書になぜ収入印紙は必要?あなたは答えられますか

質問日:2021年12月04日
◆質問内容(全文)

下請け先と継続契約の契約書をかわすとき、紙で作ると4000円の印紙が必要とのことです
これは税務や会計上この契約書を帳票使用するなら必要で、継続契約や金額の取り決めを書面化して双方署名をし、別途請求書を持って請求するのなら印紙は不要だ、という話を聞きました
一般的に請求書を発行するので、上記が本当なら印紙は貼らなくてよいことになります。なぜ皆さん印紙を貼るのですか?

また、電子的に契約書を交わす場合においても、上記のように請求書をおこすなら
電子帳簿保存法に該当する契約書ではなくなるので
タイムスタンプなどなしに各自勝手にPDFなどで保存しておくだけで良い、とも聞きましたがどうでしょうか?

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場> 『印紙が必要になる契約書について

5.クライアントとの「ルールブック」契約書を作るべき理由と作成のポイントとは?

皆さんの会社では、取引相手と取引を開始するにあたって“契約書”を作っているでしょうか?
中には、「当社は信頼関係で取引しているから、契約書は作らなくても大丈夫だ」という考えで、契約書なしに口頭のみで取引を行っている会社もあるかもしれません。

取引がスムーズな段階では、契約書が存在感を発揮することはあまりないかもしれません。しかし、いざトラブルが起きたときに、契約書がなかったために解決に時間を要するなど、会社の損害が拡大したというケースは実のところ少なくないのです。

そこで本記事では、契約書を作るべき理由とともに、契約書を作る際の押さえるべき5つのポイントを解説します。

>詳しくはこちら
経営ノウハウの泉『契約書なくして収益なし!弁護士が教える契約書作成の基本事項と5つポイント【契約書の書き方・基礎編】

最後に〜相談の広場ご紹介〜

『総務の森』は、『経営ノウハウの泉』の姉妹サイト。総務、人事、経理、企業法務に関わる方の、業務のお悩みを解決する日本最大級の総務コミュニティーサイトです。
調べても分からなかったことを質問や相談をしたり、専門家が執筆しているコラムを参考にしたりして、今抱えている疑問や問題を解決していく場を提供しておりますので、ぜひご参考にしてください。

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*Noiz Stocker / Shutterstock