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総務の給湯室

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ISO9001の対象を一部対象外とする?

著者 高野城 さん

最終更新日:2023年02月28日 14:36

①ISOの基本として、ISO国際基準をクリアする決まりを会社で制定し、
それを守っていくことにより基準クリア→ISO認証で外向けに、ISO取得と
打ち出せるという前提であっていますでしょうか。

②それでは、その対象とする一部門を審査対象から外すことは可能か?
 具体には直接部門が品質確保のためにISO9001を導入する際に
 間接部門(総務財務系)を入れる必用は特にない?現に、総務系も含まれて
 おり手順書、様式など多数規程化されていることから、業務改善が進まない
 という悪循環の状況です。

ISO9001の認証は継続したいが、その対象から間接部門を外すという後から
ルール(対象)を変えるということです。

web検索をしていく中でこちらのサイトに行きついています。webでは
導入アドバイスの業者さんのサイトが多数であり、抜ける(縮小)のアドバイスは
見当たらないので質問させていただきました。お忙しいところ恐れ入りますが
ご存じの方、方向性だけでも教えてください。

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Re: ISO9001の対象を一部対象外とする?

著者 booby さん

最終更新日:2023年03月02日 10:12

おはようございます。ISO9001事務局経験者です。

質問事項がわかりにくいのですが、ISO9001の認証済み企業が更新に当たり、間接部門を適用除外にすることができるか?ということでしょうか。

最初から間接部門(経理、総務、人事)を除外して9001の認証を取得することは可能ですし、後から理由を付けて外すこともできます。通常、除外の理由は製品品質に直接関与しないため、としていることが多いです。適用除外は3年に一回の更新審査時に受け付ける内容ですので、毎年の維持審査(認証団体によってはサーベランスという言葉を使っているところもあります)では適用除外は受け付けないと思います。

もう一つ想定質問が読み取れたのですが、間接部門の業務をISO9001に則って運用しているため、手順書、様式など多数規程化されていることから、業務改善が進まないという悪循環をどうしたらよいか、ということでしたら、これは本末転倒です。手順書や様式の策定目的は業務品質の標準化、業務の属人化、教育訓練品質の標準化を図ることで所属メンバー全員の仕事の質が一定水準以上になって、改善もしやすくなるという効果を狙っています。規程書が障害になって業務改善が進まない、という御社の現状はISOを正しく理解していないためと思われます。

私はISO信者ではないので、何でもかんでもISOで改善できると思ってはいませんが、「業務品質の標準化」「業務属人化の防止」の2点についてはISOは良い仕組みだと思っています。間接部門を適用除外としたとしても、ISOの考えに基づいた手順書は必要だと思いますが、いかがでしょうか。

> ①ISOの基本として、ISO国際基準をクリアする決まりを会社で制定し、
> それを守っていくことにより基準クリア→ISO認証で外向けに、ISO取得と
> 打ち出せるという前提であっていますでしょうか。
>
> ②それでは、その対象とする一部門を審査対象から外すことは可能か?
>  具体には直接部門が品質確保のためにISO9001を導入する際に
>  間接部門(総務財務系)を入れる必用は特にない?現に、総務系も含まれて
>  おり手順書、様式など多数規程化されていることから、業務改善が進まない
>  という悪循環の状況です。
>
> ISO9001の認証は継続したいが、その対象から間接部門を外すという後から
> ルール(対象)を変えるということです。
>
> web検索をしていく中でこちらのサイトに行きついています。webでは
> 導入アドバイスの業者さんのサイトが多数であり、抜ける(縮小)のアドバイスは
> 見当たらないので質問させていただきました。お忙しいところ恐れ入りますが
> ご存じの方、方向性だけでも教えてください。
>

Re: ISO9001の対象を一部対象外とする?

著者 高野城 さん

最終更新日:2023年03月07日 12:45

booby さん
お忙しいところ回答いただきありがとうごいます。


> 最初から間接部門(経理、総務、人事)を除外して9001の認証を取得することは可能ですし、後から理由を付けて外すこともできます。通常、除外の理由は製品品質に直接関与しないため、としていることが多いです。適用除外は3年に一回の更新審査時に受け付ける内容ですので、毎年の維持審査(認証団体によってはサーベランスという言葉を使っているところもあります)では適用除外は受け付けないと思います。

→こういったことが誰に聞けばいいのかわからず、手探りでした。
 更新審査時に適用除外を受けるのか、下記アドバイスのように
 そもそもISOの仕組みで進めようとしていたことを今一度、実施
 していくべきか再議論しようと思います。

「業務品質の標準化」「業務属人化の防止」の2点についてはISOは良い仕組みだと思っています。間接部門を適用除外としたとしても、ISOの考えに基づいた手順書は必要だと思いますが、いかがでしょうか。

→おっしゃる通りです。弊社の問題点はすぐに手順書を見れるところに
 該当者がもっていない、見ればわかるはずなので、すぐ見れる体制を
 目在したいと思います。

アドバイスありがとうございました。認証取得のためのサイトは多数
あるのですが、適用除外が出来るのか否かといったところで
引っかかっていました。





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