宗派を問わず使えるのは「御花料」「献花料」です。
この場合、水引はなくてもかまいません。
カトリックの場合は「御霊前」「御ミサ料」でも可。
プロテスタントの場合は「御霊前」は否定していますので、「忌慰料」と書きましょう。
★ワンポイントアドバイス★
カトリックは「御霊前」を許容してますが、プロテスタントは否定しているので注意!
■キリスト教葬儀では、告別式に献花が行われるのが常ですが、これはキリスト教本来のものではなく、
仏式の焼香や神式の玉串奉奠にならった、いわば日本的な方法です。
■オルガンが演奏される中、菊やカーネーションなど茎の長い白い花を一本ずつ 霊前に棒げて別れを惜しみます。
■形式ではありません。心をこめて花を捧げましょう。
■献花のあとの黙祷は、手を軽く握ってもよいし、仏式の合掌式に合わせてもかまいません。
★ワンポイントアドバイス★
キリスト教では喪主よりも神父や牧師が中心となって式が進められます。
キリスト教式による通夜や葬儀では、献花が行われます。
このしきたりは、本来、キリスト教の儀礼にはないものでしたが、いわば仏式の焼香に代わるものとして、
祭壇の前に1人1人が花をささげるという行為が生まれました。
献花によく用いられる花はキクやカーネーションです。
■献花台への供えかた
自分の番がきたら、花を一輪受け取ります。花が右、茎元が左にくるように渡されますから、両手で花を持ちます。
そして献花台の前に進み、花が手前になるように持ち直し、献花台に供えます。そのまま1、2歩さがり深く一礼し、
司式者(神父か牧師)、家族に一礼してもどります。
キリスト教の信者の人は、胸元で十字を切ったり、両手を組み合わせてお祈りをささげますが、一般の人にはその
必要はありません。
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[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]
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