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消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(2)ほか

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■■■■ ■■■■ ■■■■ 知って得する経営塾 第88号 2003年12月15日
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■ ■ ■ ■ 発行:株式会社イーシーセンター
■■■■ ■■■■ ■■■■ http://www.ecg.co.jp/
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原稿執筆の励みになりますので、
ご意見・ご感想を、是非お聞かせ下さい > > > info@ecg.co.jp
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■ 目次
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▼特別版           中小企業診断士 駒井 伸俊

▼消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(2) MBA 長友 孝幸

▼葬式について                 落語家 三遊亭金時

▼編集後記 副編集長 森本 正博
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■ 特別版         中小企業診断士 駒井 伸俊
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※今回、駒井先生のコーナーは諸般の事情により休載とさせていただきます。
代稿として、経営のヒント「心配性のだるまと完璧症のだるま」をお届けしま
す。次回掲載をお楽しみに。

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企業を取り巻く環境が激しく変化している今日においては、経営者は、環境変
化に柔軟に対応し、その状況に応じて適切な行動をとらなければならなりませ
ん(この考え方を経営学の世界ではコンティンジェンシー理論といったりしま
す)。世の中の潮流をよく見て、すばやく行動する。"すばやい行動"が今の時
代のキーワードです。まず、やってみる。そして、出た結果に柔軟に対応して
いく。考えていただけではなにも生れません。

開運の縁起物とされるだるまは、ご存知のように、底を重くしてあるため、倒
してもすぐに起きあがります。まさに、七転び八起きです。失敗をしても、果
敢に起き上がってくる積極的なさまは、経営者にとっても見習うべきところで
はないでしょうか。

ところが、心配性のだるまは、「もし、失敗したら…」「もし、ダメだったら
…」と考えて、いつになっても行動を起こしません。自分の周りの環境が大き
く変化しているのに、失敗を恐れるあまり、心配性のだるまは、まさに、手も
足も出しません。そして、チャンスはあっという間に通り過ぎていってしまい
ます。「あの時、やっておけば…」では、遅いのです。

また、完璧症のだるまも困り者です。「まずは、ああして。次に、こうして。
最後に、こうなったら、やってみよう。」では、状況はそのうち予想もしなか
った方向に展開してしまうかもしれません。変化の激しい時代、完璧症のだる
まの"こうなったら"という理想の状態を待っているうちに、いつのまにか状況
は変わってしまうのです。状況は刻々と変化するため、すべてが理想の状態に
はなかなかならなりません。なにか行動するために、理想の状態が訪れるのを
じっと待っていたのでは、いつまでたっても行動をおこすことができないので
はないでしょうか。

誤解をしないでください。何も考えずに、行動してくださいとか、流行を追っ
てくださいとか、言っているのではありません。「なに、あれが今の流行か。
じゃ、やってみよう。」「今度は、これがいける。よし、それだ。」では、自
分を見失ってしまいます。"赤信号、みんなで渡れば怖くない"的な考えでは、
本当に危険です。だるまは、重心があるから、再び、起きあがれるのです。風
に任せて、ふわふわとどこに飛んでいくかわからない赤い風船とは違います。

今、重心を持ったすばやい行動がもとめられているのです。チャレンジです。
心配性だるまや完璧症だるまのようじっとしては、チャンスはつかめません。
自社の強み、経営者のビジョンや個性をしっかり見直して、失敗を恐れずに行
動してみてはいかがでしょうか?重心があれば、仮に失敗したとしても、きっ
と、また起きあがれるはずです。そして、また、チャレンジです。

中小企業診断士 駒井伸俊プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/komai/index.htm?mm=88

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■ 消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(2) MBA 長友 孝幸
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いま、消費者の意識・価値観・消費行動の変化に対応すべく、多くの企業・経
営者が自らの変革を進める時期に突入していることは誰もが感じていることで
しょう。しかし、現実的には日常の業務の忙しさに振り回され、自らの力で自
社のビジネス環境やその状況を正確に捉えることは困難な作業になっています
(零細企業の社長の談)。

前回、お話したとおりホテル経営において、リニューアルは長期的に安定した
集客・売上げを維持していくうえで必要不可欠の要素となりますが、低迷して
いる経済環境を理由に資金調達は困難になるばかりか、雑誌やインターネット
情報に翻弄されたホテル利用客の消費行動もますますシビアになり、年々、ホ
テル経営者が望むような安定的な経営はむずかしくなっています。

そのために、我々はより安定的な経営を目指すために「大規模なリニューアル
」というよりは「リフレッシュ」という小規模予算によるリニューアル作戦を
見直す必要があります。もちろん、大幅な集客・売上げアップを実現するため
には、相応のリニューアルコストが求められますが、リフレッシュ規模の予算
でも、ホテルのビジネス環境や利用客の動向を考えながら、適切な箇所に改善
するための妥当な金額を投資すれば、短期的に効果的なローコストリニューア
ルの実現することは可能です。

ローコストリニューアルを成功させるポイントとしては、予算に限りがあるた
めに、「的を絞る」ということが重要な作業となります。ホテルの設備環境は、
外観、共有スペース、客室とさまざまな空間があるわけですから、どの部分に
多くのコストを投じれば効果的かということを事前に把握しなければなりませ
ん。この視点を間違えると、結果的にローコストリニューアルは無駄な投資に
なってしまいます。

そのファーストステップとして、利用客から選考されるためのホテル自体の現
状(強点と弱点)を把握する必要があります。たとえば集客が落ちているホテ
ルであれば、客離れの原因はどこにあるのか、さらに、現状の利用客はなぜ自
ホテルを継続して利用しているのか、経営者自身がホテルのハード・ソフトを
含めて徹底的に検証する。単純に言えば、弱点を改善し、長所をさらにアピー
ルできるようなリニューアルを事前的に考えていくことが重要なのです。

投資コストを絞り込みながらも、いかに大きな効果を生み出すか、費用対効果
の追求がローコストリニューアルにも大切な要素になりますが、長期的な観点
にたった綿密な事業計画から派生したものなのか、あるいは一時的なもので済
ませるのか、戦略的なリニューアルプランには時間的な経過を含める作業がポ
イントになります。

MBA 長友 孝幸プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/nagatomo/index.htm?mm=88

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■ 葬式について              落語家 三遊亭金時
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前座の頃からお世話になっていた方が亡くなった。87歳。自宅で眠るように
息を引き取った、というから目出度く天寿をまっとうしたのだろう。ご夫婦と
も熱心なクリスチャンでご葬儀は霊南坂教会で行なわれた。

キリスト教の葬儀は初めてだがいいと思った。故人は何年に生まれ、どこそこ
の大学を出てどこに就職、社会でこういう功績を残した、と、まるで結婚式の
媒酌人みたいな紹介。「今、神の下へ召されました。アーメン。賛美歌312
番を歌いましょう!」といった感じ。トータルで約1時間。あっさりしたもん
だった。

ただ後でみんなと話したが、戒名はどうするんだろう?墓は先祖代々の中に入
れるのだろうか?納骨の時、お坊さんが経を読むのか、神父さんが聖水を撒き
ながら入れるのか?う~ん、悩んでしまうなあ。もし同じ墓に入るなら、のち
のち墓参りの時、読経の後、賛美歌を歌うのかとか難しいよなあ。

しかし日本の葬式は本当に金がかかり過ぎだ。第一何なんだ、あの戒名料って
のは!四文字、とか六文字とかで値段が違うというし、院が付くと高いとか、
居士と大居士じゃまた代わるそうだ。親父の知り合いが生前からいい戒名をも
らおうとたくさん寄進し、協力して遂に十一文字の院と大居士の入ったいい戒
名をもらった。戒名料は何と¥1000万円!!!成仏するもしないも金次第
か。やだやだ・・・。わしもクリスチャンになろうかなぁ

金時ホームページはこちら
http://www.club-ec.com/kintoki/index.html?mm=88

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■ 編集後記 副編集長 森本 正博
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いつも、当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
巷では、インフルエンザの予防接種が大流行みたいですね。ワクチンが不足し
ているとニュースでやっていました。よくたかが風邪くらいでいちいち・・・
と言う人がいますが、侮るなかれ、風邪は万病の基になる事だってあるそうで
すよ。特に、普段丈夫で医者などには、ほとんど行かない人。気を付けた方が
いいですよ。知らないうちに体が、蝕まれているなんて事がないように!
自分の健康こそ「自己責任」です。

次回は、12月22日(月)発行予定です。お楽しみに!


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