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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 8月27日号
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弁理士 深澤です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判事例を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
(配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html)
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
○登録第5489347号:「FORESTAIRCON」
指定商品は第11類「業務用エアコンディショナー,
自動車用エアコンディショナー」です。
ところが、この
商標は、
(1)登録第2487473号:「フォレスト」
(2)登録第2487473号:「FOREST」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として拒絶査定不服
の審判(不服2011-021725号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
本
商標の
「構成文字は、同じ書体、同じ大きさ、同じ間隔をもって、外観上
まとまりよく一体的に表されてなるものである。」
そして、
「前半部分の「FOREST」の欧文字は、「森林」の意味を有し、
「フォレスト」の称呼で一般に親しまれている平易な英語である
こと(「グランドセンチュリー英和辞典第2版」2008年12月
20日第9刷
株式会社三省堂)」
「また、該文字の後半部分の「AIRCON」の欧文字は、「エア
・コンディショナの略」の意味を有する「air con」の語と
つづりを同じくするものである(「自動車用語中辞典」平成9年
5月25日初版第3刷
株式会社山海堂発行)から、」
「たとえ、その構成中の「AIRCON」の文字部分が、本願の
指定商品との関係において、「エア・コンディショナの略」に通じ
るものと理解、認識される場合があるとしても、かかる構成にあっ
ては、該文字部分が具体的に商品の略称を表示するものとして直ち
に認識し得るともいい難く、
本願商標は、むしろ構成全体をもって
特定の観念を生じない一体不可分の一種の造語を表したものと認識、
把握されるとみるのが自然である。」
「また、
本願商標の構成全体から生ずる「フォレストエアコン」の
称呼は、よどみなく一連に称呼し得るものである。」
「そうとすると、
本願商標は、その構成文字に相応して、「フォレ
ストエアコン」の称呼のみを生ずるものと判断するのが相当であり、
特定の観念を生じないものである。」
として両
商標は非類似であると判断されました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回は、「FORESTAIRCON」から「フォレスト」の
称呼及び「森林」の観念が生じるか否かが問題となりました。
よどみなく一連に称呼し得るかどうか、は、今回の
商標の文字数
くらいが限度と思われます。
単語を結合して
商標をつくる際には、文字数が多くなりすぎない
ようにすることが、真似とは言わせないツボになります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ
(原則、毎週月曜日発行ですが、祝日のときは祝日明けに発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
mark@trademark-kaiketsu.comまで
(@を@に替えてください。)
編集・発行 深澤 麒吉
http://www.trademark-kaiketsu.com/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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ところが、この商標は、
(1)登録第2487473号:「フォレスト」
(2)登録第2487473号:「FOREST」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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本商標の
「構成文字は、同じ書体、同じ大きさ、同じ間隔をもって、外観上
まとまりよく一体的に表されてなるものである。」
そして、
「前半部分の「FOREST」の欧文字は、「森林」の意味を有し、
「フォレスト」の称呼で一般に親しまれている平易な英語である
こと(「グランドセンチュリー英和辞典第2版」2008年12月
20日第9刷 株式会社三省堂)」
「また、該文字の後半部分の「AIRCON」の欧文字は、「エア
・コンディショナの略」の意味を有する「air con」の語と
つづりを同じくするものである(「自動車用語中辞典」平成9年
5月25日初版第3刷 株式会社山海堂発行)から、」
「たとえ、その構成中の「AIRCON」の文字部分が、本願の
指定商品との関係において、「エア・コンディショナの略」に通じ
るものと理解、認識される場合があるとしても、かかる構成にあっ
ては、該文字部分が具体的に商品の略称を表示するものとして直ち
に認識し得るともいい難く、本願商標は、むしろ構成全体をもって
特定の観念を生じない一体不可分の一種の造語を表したものと認識、
把握されるとみるのが自然である。」
「また、本願商標の構成全体から生ずる「フォレストエアコン」の
称呼は、よどみなく一連に称呼し得るものである。」
「そうとすると、本願商標は、その構成文字に相応して、「フォレ
ストエアコン」の称呼のみを生ずるものと判断するのが相当であり、
特定の観念を生じないものである。」
として両商標は非類似であると判断されました。
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今回は、「FORESTAIRCON」から「フォレスト」の
称呼及び「森林」の観念が生じるか否かが問題となりました。
よどみなく一連に称呼し得るかどうか、は、今回の商標の文字数
くらいが限度と思われます。
単語を結合して商標をつくる際には、文字数が多くなりすぎない
ようにすることが、真似とは言わせないツボになります。
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それでは次回もお楽しみに!
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