「リーダー」と聞くと、どのようなイメージをお持ちになるでしょうか?
仕事柄、リーダーの方にお話を伺う機会が多いのですが、傾向として
・どこまで出来ているか分からないが、みんなの意見を尊重している。
・メンバーの良さを引き出すようにしている。
・メンバーに自分の経験や知識を与え、育成・指導しなければならないと思っている。
と、かなりの確率で仰います。
一歩引いて「リーダーとはどんなイメージなのでしょうか?」を改めて考えてみませんか?
多くの方のリーダーシップ観には、実は暗黙の前提があると考えています。
それは、
・リーダーは、知識・能力・経験あらゆる面でメンバーより優れている。
・リーダーが上、メンバーが下。
・リーダーがメンバーを引っ張っていかなければならない。
など、リーダーは
「4番でエースで、生徒会長のような人で、迷えるメンバーを導く指導者」
という前提を持っていることが多いようです。
このような場合は、リーダーはオーケストラの指揮者のようになります。
▼これを「オーケストラ型組織」と呼ぶと、
・メンバーの意見を尊重していると言っても、リーダーが内心で持っている正解に沿うような意思決定が行われる。
⇒意思決定はリーダーの指揮棒次第。
・「次のリーダー」とは、リーダーの次に知識・能力・経験面でメンバーより優れている人としている。
⇒物静かな隠れた名脇役には、スポットライトが当たりにくい。
・リーダーに求められる資質は、「組織を引っ張り指揮する能力」が最も求められる。
⇒組織を引っ張ること以外で一芸に秀でていても、リーダーにはなりにくい。
・一方で、リーダーの意向から逸れる意見は排除されがちですので、メンバーは「リーダーの言うとおりにすればいいや。」となりかねません。
おそらくリーダーの完璧の指揮が行われると、一糸乱れぬ動きをする組織になりそうですね。
対極には、ジャズ型組織もありそうです。
▼ジャズ型組織とは、
・それぞれが自分の持ち場(営業担当、庶務担当など)の意味を知っている。
・お客さんに喜ばれるためには、それぞれの持ち場でどうすればいいのか各自が考えている。
・お互いが、それぞれの特徴を知っている。
・特定の誰かが、すべてにおいて1番ではない。
(トランペットが一番の人もいれば、ピアノを弾かせれば右に出る者はいない人もいる。)
どうでしょう。
一糸乱れぬ動きではありませんが、それぞれの個性を活かして、素晴らしいスウィングを奏でそうです。もしかしたら、新しい曲目が生まれるかもしれません。
また、リーダーは、すべてにおいて、メンバーより優れているということよりも、メンバーの持ち味を引き出す力を求められそうです。
もちろん、全員が持ち場においてはNo.1ですので、リーダーがメンバーをあらゆる面で凌駕することもありません。
リーダーは指導するという役割というより、むしろメンバーから教えられることが、多いのではないでしょうか。
なんだか、にぎやかで、活気のありそうな組織が浮かび上がってきそうです。
もちろん、オーケストラ型の組織と、ジャズ型の組織のどちらが良い悪いはありません。
ジャズ型の組織は、一見統率が利いていないようですが、正解の無い時代には成果や、突破口を見つけやすい組織と言えそうです。
あなたの組織は、どちらのタイプの組織でしょうか?
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現実を扱い、受講者自身に考えさせ、定着を重視することが特徴です。
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仕事柄、リーダーの方にお話を伺う機会が多いのですが、傾向として
・どこまで出来ているか分からないが、みんなの意見を尊重している。
・メンバーの良さを引き出すようにしている。
・メンバーに自分の経験や知識を与え、育成・指導しなければならないと思っている。
と、かなりの確率で仰います。
一歩引いて「リーダーとはどんなイメージなのでしょうか?」を改めて考えてみませんか?
多くの方のリーダーシップ観には、実は暗黙の前提があると考えています。
それは、
・リーダーは、知識・能力・経験あらゆる面でメンバーより優れている。
・リーダーが上、メンバーが下。
・リーダーがメンバーを引っ張っていかなければならない。
など、リーダーは
「4番でエースで、生徒会長のような人で、迷えるメンバーを導く指導者」
という前提を持っていることが多いようです。
このような場合は、リーダーはオーケストラの指揮者のようになります。
▼これを「オーケストラ型組織」と呼ぶと、
・メンバーの意見を尊重していると言っても、リーダーが内心で持っている正解に沿うような意思決定が行われる。
⇒意思決定はリーダーの指揮棒次第。
・「次のリーダー」とは、リーダーの次に知識・能力・経験面でメンバーより優れている人としている。
⇒物静かな隠れた名脇役には、スポットライトが当たりにくい。
・リーダーに求められる資質は、「組織を引っ張り指揮する能力」が最も求められる。
⇒組織を引っ張ること以外で一芸に秀でていても、リーダーにはなりにくい。
・一方で、リーダーの意向から逸れる意見は排除されがちですので、メンバーは「リーダーの言うとおりにすればいいや。」となりかねません。
おそらくリーダーの完璧の指揮が行われると、一糸乱れぬ動きをする組織になりそうですね。
対極には、ジャズ型組織もありそうです。
▼ジャズ型組織とは、
・それぞれが自分の持ち場(営業担当、庶務担当など)の意味を知っている。
・お客さんに喜ばれるためには、それぞれの持ち場でどうすればいいのか各自が考えている。
・お互いが、それぞれの特徴を知っている。
・特定の誰かが、すべてにおいて1番ではない。
(トランペットが一番の人もいれば、ピアノを弾かせれば右に出る者はいない人もいる。)
どうでしょう。
一糸乱れぬ動きではありませんが、それぞれの個性を活かして、素晴らしいスウィングを奏でそうです。もしかしたら、新しい曲目が生まれるかもしれません。
また、リーダーは、すべてにおいて、メンバーより優れているということよりも、メンバーの持ち味を引き出す力を求められそうです。
もちろん、全員が持ち場においてはNo.1ですので、リーダーがメンバーをあらゆる面で凌駕することもありません。
リーダーは指導するという役割というより、むしろメンバーから教えられることが、多いのではないでしょうか。
なんだか、にぎやかで、活気のありそうな組織が浮かび上がってきそうです。
もちろん、オーケストラ型の組織と、ジャズ型の組織のどちらが良い悪いはありません。
ジャズ型の組織は、一見統率が利いていないようですが、正解の無い時代には成果や、突破口を見つけやすい組織と言えそうです。
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