相談の広場
公益財団法人の経理を担当して2年目です。
過去に固定資産の減価償却がされていませんでしたが昨年初めて過年度の減価償却をしました。しかしながら10年以上前に取得した固定資産は除かれて処理しました。
今年度資産管理システムを導入し過去に取得した固定資産をシステムに登録しますが、その際実地棚卸をして不明品の除却をします。
減価償却を行っていれば取得価額から減価償却累計額を差し引いた金額が除却損として仕訳されると理解していますが、減価償却をしていない資産を除却扱いにする場合は取得価額マイナス残存価額(1円)を差し引いた金額を除却損として仕訳して問題はありませんか?==過年度減価償却費の仕訳をスキップすることになりますが。==
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まっころ さん こんにちは。
除却損は、過年度において減価償却をしなかった額については考えなくても良いです。
一般的な除却損の計上方法は、固定資産等の評価によって次の通りとなります。
①有形固定資産等に評価額がある場合
除却損 = 帳簿価額 - 評価額(処分見込額)
評価額分を貯蔵品等へ振替えます
貯蔵品 / 評価額のある固定資産の科目
②有形固定資産等に評価額がない場合
除却損 = 帳簿価額 (残高が ゼロ になります)
※間接法の場合は、帳簿価格 = 取得価格 - 減価償却累計額 としてください
1円残すという事は、①の評価が1円という事を意味するのですが、処分見込みが無い場合は
②の帳簿価格全額を除却損で計上します。
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> 公益財団法人の経理を担当して2年目です。
> 過去に固定資産の減価償却がされていませんでしたが昨年初めて過年度の減価償却をしました。しかしながら10年以上前に取得した固定資産は除かれて処理しました。
> 今年度資産管理システムを導入し過去に取得した固定資産をシステムに登録しますが、その際実地棚卸をして不明品の除却をします。
> 減価償却を行っていれば取得価額から減価償却累計額を差し引いた金額が除却損として仕訳されると理解していますが、減価償却をしていない資産を除却扱いにする場合は取得価額マイナス残存価額(1円)を差し引いた金額を除却損として仕訳して問題はありませんか?==過年度減価償却費の仕訳をスキップすることになりますが。==
> まっころ さん こんにちは。
>
> 除却損は、過年度において減価償却をしなかった額については考えなくても良いです。
> 一般的な除却損の計上方法は、固定資産等の評価によって次の通りとなります。
>
> ①有形固定資産等に評価額がある場合
> 除却損 = 帳簿価額 - 評価額(処分見込額)
>
> 評価額分を貯蔵品等へ振替えます
> 貯蔵品 / 評価額のある固定資産の科目
>
> ②有形固定資産等に評価額がない場合
> 除却損 = 帳簿価額 (残高が ゼロ になります)
>
> ※間接法の場合は、帳簿価格 = 取得価格 - 減価償却累計額 としてください
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> 1円残すという事は、①の評価が1円という事を意味するのですが、処分見込みが無い場合は
> ②の帳簿価格全額を除却損で計上します。
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> > 公益財団法人の経理を担当して2年目です。
> > 過去に固定資産の減価償却がされていませんでしたが昨年初めて過年度の減価償却をしました。しかしながら10年以上前に取得した固定資産は除かれて処理しました。
> > 今年度資産管理システムを導入し過去に取得した固定資産をシステムに登録しますが、その際実地棚卸をして不明品の除却をします。
> > 減価償却を行っていれば取得価額から減価償却累計額を差し引いた金額が除却損として仕訳されると理解していますが、減価償却をしていない資産を除却扱いにする場合は取得価額マイナス残存価額(1円)を差し引いた金額を除却損として仕訳して問題はありませんか?==過年度減価償却費の仕訳をスキップすることになりますが。==
バルザーさん
有難うございました。
今回は不明品を一括して帳簿価格から落とします。
下記にて処理致します。
除却損=帳簿価格(過去に減価償却をしている部分のみ差し引きます。)
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