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雑益と雑損の相殺

著者 TOM さん

最終更新日:2007年07月15日 22:06

経理業務に関して初心者のため、ご指導お願い致します。

企業会計原則で、費用及び収益相殺せず、総額によって記載することが原則になっていますが、雑益と雑損相殺しても問題ないのでしょうか。

もし、問題ないとすると、その根拠は何らかの規定等に明記されているのでしょうか。

ご指導お願い致します。

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Re: 雑益と雑損の相殺

著者いさおさん

2007年07月15日 22:56

雑益と雑損相殺してはいけません。

根拠はTOMさんも上げている企業会計原則損益計算書原則の総額主義の原則

費用及び収益は、総額によって記載することを原則とし、費用の項目と収益の項目とを直接に相殺することによってその全部又は一部を損益計算書から除去してはならない。」

 です。

 損益計算書原則は、企業が損益計算書を作成する際に従わなければならない基準です。雑益、雑損損益計算書を構成する支出と収入なので、ここで言う費用収益の概念に含まれ、この原則に従うことになります。

 損益計算書は、企業の経営者、利害関係者に正確な情報を提供する内容でなければなりません。費用収益相殺していまうと、相殺された取引は損益計算書上から消えてしまうことになり、正確な内容が示されなくなる可能性があり問題です。

有難うございます

著者TOMさん

2007年07月15日 23:20

いさお様

早速のお返事有難うございます。

業務中にたまたま雑益と雑損相殺の伝票をみつけたので、いろいろ調べてみたのですが、総額主義の原則の例外規定にあたるものが見つからなかったので質問させて頂きました。
勉強になりました。

Re: 有難うございます

著者いさおさん

2007年07月16日 00:14

そういうことでしたか。

為替差損益
有価証券売却損
固定資産売却損

 は例外で純額表示が認められています。

Re: 有難うございます

著者TOMさん

2007年07月16日 22:41

本日仕事でしたので、確認したところ、
為替差損益固定資産売却損益の相殺でした。

勉強になりました。
有難うございました。

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