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時価が低下した場合の既存株主への配慮

著者 sofia さん

最終更新日:2008年01月07日 15:52

はじめまして。財務初心者です。
今回VCを対象に第3者割当増資を予定しています。
VC何社か交渉したのですが、株価を下げるを得ない
状況です。
例えば現在の発行済み普通株式 4000円→2000円に低下した場合、既存の株主へ何らかの形で配慮をしたいと思っているのですが、どのような方法がありますか?

現在発行済株式は全て普通株式です。

どうぞ宜しくお願いします

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Re: 時価が低下した場合の既存株主への配慮

著者トラきちさん

2008年01月07日 16:37

sofiaさん、こんにちは。

 第三者割当による新株の有利発行は、株主総会特別決議を要するとされていますので、そこで理由等を開示して大多数の株主の同意を得る以上、それ以上の配慮は不要とも考えられます。なお、最終的な手段としては新株発行の指止請求権も認められています。(会社法210条)

 たとえば、既存株主に対し株式分割を実施し無償で新株を割り当てれば一番喜ばれると思いますが、増資前に株式が希薄化することにはVC側が納得しないのではないでしょうか?

 現実的には配当を減額しない、更に言えば増配するということに尽きるのではないでしょうか?

 以上、個人的な意見として申しあげます。

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