
事業計画書とは
事業計画書とは、金融機関などから資金調達する際に、事業計画の妥当性を説明する書類です。法律で規定されているような書類ではなく、あくまでも説明のための資料という位置づけです。しかし、この書類は会社にとって極めて重要なものとなります。
会社を設立したばかりのときは売上が安定して立つまで手持ちの資金で賄わないといけません。十分な資金を用意できなければ軌道に乗る前に資金が枯渇し、倒産する可能性もあります。製品開発が必要な業種なら長くなる場合もありますが、一般的な業種では、新しい事業が軌道に乗るまで3〜6ヶ月かかると言われています。つまり、会社立ち上げ時において3〜6ヶ月分の運転資金の目処を付けておかなければいけないのです。自己資金をたくさん持っていれば良いですが、足りない場合は金融機関からの借り入れで賄わなければなりません。
その際に金融機関に事業計画の妥当性を説明する書類が事業計画書です。つまり金融機関がお金を貸してくれるかどうかは事業計画書の出来にかかっていると言っても過言ではないのです。
事業計画書のテンプレートを用意しましたので、まずはこちらをダウンロードしてください。ぜひ活用していただければ幸いです。
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ページ数:全3ページ
一般的には事業計画書には以下のような内容を書きます。
- 事業の概要
- ビジョン
- 代表者の紹介
- 従業員や組織の体制
- 市場分析
- 自社の強みと弱み、競合他社との違い
- サービスや商品の概要
- 仕入れ先について
- 販売戦略
- 財務計画
事業計画書には決まったフォーマットはありません。事業の全容が十分に詳しく説明されていればどんな形式でも良く、作成に使うツールもWordでもExcelでもPowerPointでも良いです。
資金調達の際、金融機関は事業計画書を元に事業の妥当性を判断します。また、事業を推進していくにあたって指針の役目も果たします。まだ設立して実績が何も無い会社にとって、事業計画書は生命線とも言えるのです。そして、これは業歴が長い会社でも同じです。定期的に事業計画書を書いて現在の状況を細部まで言語化すると事業の見通しもクリアになってきます。事業計画書を上手く活用して会社を安定成長の軌道に乗せましょう。