こんにちは。
すでに結論が出ているようですが、私見を書かせて頂きます。
開封するかしないかは、それぞれの職場環境によると思います。
未開封派の方々は、前提として「会社の住所を個人的に使用することを禁止している」上で社員を信頼しているからかと思われます。そして、もし問題が起きたとしてもその責任を取る人が明確な為に、未開封でも良いとしているのだと思われます。
皆さんはまともな会社ですので、不正等の監視は必要ないと思われますが、色々な事例があります。
例えば、建築業等にみられる手間賃。小さい土建屋さんでは、担当者が発注を受けて物品の販売及び納品及び施工までを行います。しかし、会社には施工は顧客が別な所に頼んだという事を報告し、実際は担当者個人で工事の契約をして施工する、と言ったものが良く見られます。
他にも、上記のように顧客には会社とやり取りしているように見せかけて、別事業を個人的に行っている場合が有ります。
不正を、完全にふせぐ事は難しいですが、抑制することは可能です。
簡単な方法としては、そういった事をチェックする人を決めて責任を持たせることです。チェックする事で抑制できますし、責任者を決めれば情報漏洩等のリスクも少なくなります。大きな会社では、各部所の長が責任を取ると思われますが、小さい会社では誰も責任を取る人がいないうえに管理できません。そうなると、必然的に事務員が責任を持ってチェックすることになります。
そういった場合、会社の管理責任上の観点から、個人名の封書であっても開封する事に問題がなくなります。
その他に、入社審査が緩い小さい会社を転々としている人が居ます。そういった人は、自宅を持っていない人が少なくなく、居候やネットカフェを転々としていたりします。そういった人が私書箱的な扱いで会社の住所を使う事もあります。その場合、辞めた後に、いろいろな請求書が送られてきたりして面倒な事もあります。
また、飲食店や店舗でサービスを受ける際、ダイレクトメール用に住所を登録するケースなどで、自宅ではなく会社の住所で登録することもあります。
そういった、(不正ではないが)会社住所の私的使用を抑制する上でも、責任者を決めてチェックすることは良いと思います。
要するに、各職場で必要な所もあれば、逆に開封してはいけない所があったり、開封する必要がないとして、単に分けるだけのところがあったりと、様々でこれが正解というものはありません。
ただ、さまざまな管理の面やリスクの面を考慮し、開封する理由及び開封しない理由を明確にしたほうがよいと思われます。
個人的な意見では、前提として「会社住所の個人使用の禁止」をうたっていれば、会社宛の文書として、その個人を監督又は管理する立場の人であれば、開封して問題ないと考えられます。
ちなみに現在の職場は個人宛の封書が来ること自体がありません。また、封書を確認する人(責任者)が決まっています。まれに来る上長分の親展文書のみ未開封で渡しその他は全て開封しています。もし、個人名で親展文書が来た場合、上長から「会社住所の個人使用の禁止」を説明し、次回以降は開封する旨を伝えています。
長々と申し訳有りませんでした。
ちなみに以前にも同じ様なスレがあったので、そちらにも私の意見も書き込んであります。
http://www.soumunomori.com/room/thread/trd-120276