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総務の給湯室

昨今のうつ病治療について

著者  さん

最終更新日:2009年03月21日 22:23

ここ数年、心療内科が増えてきています。
なぜか、ひとつは、心の病気の方が増え、内科に駆け込む
人がおおくなったこしと。内科だと、知らない医師は「自律
神経失調症」と診断されます。
これに備え、内科医も、うつ病に対して勉強し、対応することで、心療内科の標榜を看板にして努力しています。
一方、そのかたわら、心療内科は机と椅子ひとつで診療を行えると、医療的に儲かるという批判もあります。
患者も、精神的な病気と思い大学病院にいって、治療をします。
私は、ここでまってといいます。
大きな病院で直接診療をうけると、「紹介状なし」で3000円
~8000円とられます。
まずは、地域のメンタルクリニックです。
それも、精神科・神経科・心療内科のみの診療所です。
こころの病気には、診察時間は最低10~20分ほしいです。
初診時は予約といって、2ヶ月~3ヶ月まちます。
行きたいところなら、まって、その間は別な診療所でうけいれているところで診察します。

特に、その選んだ先生が「精神保健認定医」の資格があれば、患者が異常事態になれば、強制入院が可能です。

患者さんは、何よりも「自分と気の合う、信じられる先生」
を選ぶべきです。
また、患者自身が処方されている薬をきちんと医師に確認します。

先日、テレビでも報道されましたが、うつ病を完解にするためには、薬を多くだすのでなく、最少限度の薬と本人がいかに自覚して、病気と付き合うことです。

本人は、病気を認めたくなく、かつ、我慢して就労します。
いつもと違う症状が2週間以上つづくなら、心療内科に駆け込むべきです。

心療内科がうつ病の診療所という考えはちがっています。
当初、名誉大学教授がこの分野を広めたのは、「心身症」
がメインだったのです。
つまり、内科と心の関連性、「胃潰瘍」「ストレス性胃腸炎」など、内科診断で異常がない人をストレスとの関連性を
見つけ出し、処方しっていったのです。

今は、うつ病患者の第一の扉となっていますが。
精神疾患を治す科は、心療内科・神経科・精神科です。

また、今は、会社と外部専門機関が提携し、精神疾患のアドバイスをしているとこもあります。
でも、ここでもトラブルがあります。
産業医を省いて、外部機関と人事が決定し、当の労働者が不利な立場におかれることもすくなくないのです。

健常者にわからない、未知の世界です。
これをわかろうとする人、しない人で、その人の技量が問われるのではないでしょうか?

自分が人事だから、総務だから、営業だからといっていいわけじみて、触れない人ほど器が小さい。

病気がわからないといって逃げ出す。「勉強しなさい」といいたくなります。

精神疾患にかかった人でも、元気なときも「会社に貢献した」会社員です。

私は、現在、取締役人事部長として、従業員の姿をみました。安全衛生・医療、品質管理、生産管理、営業部、情報部
製造部とわたりあるいてきました。

「従業員は会社の財産」なんですよね。
そしたら、事業主として「安全配慮義務」はありますよね。

コンプライアンスの世界・現場の実情・踏まえて考えたいものですね。

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