相談の広場

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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 15:35

お忙しいところ失礼致します。
総務を志望している大学三年生です。

総務において
①仕事ができる人とできない人の違いとは。
②仕事ができるとはどういうことなのか。

この二つを具体的なエピソードを交えて教えて頂けたらと存じます。
現在総務三級を勉強中で、総務の知識は溜まりつつありますが、未だ現場で働くことは出来ません。
ぜひとも生の声をお聴かせください。
よろしくお願いします。

P.S. 様々なご意見・ご指摘を頂き、大変嬉しく思っております。ありがとうございます。

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Re: 総務における「できる人」とは。

最終更新日:2009年09月12日 09:12

Cheifさん、おはようございます。

質問を拝見して「回答しにくいな」と思ってスルーさせていただきましたが、他の方々も同様の思いだったようで、なかなかレスがない様ですので、回答にならないかもしれませんが、敢えてコメントしますね。

「総務を志望している大学三年生」さんという事で、【就職】に向けて
「総務において、仕事ができる人とできない人の違い。そして仕事ができるとはどういうことなのか」
という質問をされたのでしょう。そして他方で
「総務三級を勉強」
しておられるとの事なのですね。
学生さんらしい質問であり、また前向きな方だと推察します。

 まず、一言で「総務」といっても会社の規模、人員、組織体制によって会社から求められる仕事の内容は様々です。「総務三級」で学習される知識以外のものが必要な事も当然あり得ます。
 つまり、よく言われるように「総務」とは、「何でも屋」であり、あらゆる事案・事柄にを「不足なく」対処する事が必要であり、対処できて当たり前とされます。それは社内外を問わずの事でしょう。いわば会社内においては「後方支援部隊・補給部隊」であり、かつ必要に応じて「コントロールタワー」でなければなりません。社外においては言わずもがなでしょう。

 ですから、そういう様々な事案(専門外、仕事外、未経験あるいは無知識な分野)に対処できない人、したくない人、という方は総務における「できない人」という事になると思います。

 貴殿は「総務」の仕事をする事を強く希望し、かつ努力されているのでしょうが、
もし、「私は総務希望です。それ以外は希望しません。できません。」というスタンスでおられるならば、企業側からすると使い勝手が悪いというか、扱いづらい心象を与える事になりマイナスになる気がします。

 むしろ、「私は総務希望ですが、あれも、これも、それも出来ます。出来る自信があります。そのための努力をし、資格等を取得しようとしています、あるいは取得してます。」
というスタンスの方が是非必要な人材だという心象を与えるでしょう。また、そういう方が本当に「総務」向きの方なのだと思います。

貴殿は後者であろうかと思いますが、もし前者であるならば考え方を改める必要があろうかと思います。

…ご質問の主旨に沿わない、あるいは的外れな回答かもしれませんが、そこはご容赦ください。答えはあってないようなものだという気がしますので。

貴殿の今後に少しでも参考になれば良いのですが。

以上です。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 総務主任 さん

最終更新日:2009年09月12日 12:10

総務においてだけでなく、あらゆる職種で「仕事ができる人」の判断は一言では言えないと思います。
その企業によって求める人材は違いますからね。

私は社会人10年目で3社の中小企業で「総務経理部」を経験してきました。
同じ中小企業の総務業務でもやり方はそれぞれですよ。

あなたが就職する企業が大企業なのか中小企業なのか、総務の中でも労務なのか法務なのか人事なのか、何を担当するのかでも「仕事ができる」具合は違ってきます。

また、知識と実務経験は別物と考えた方がいいです。

総務三級の勉強して総務の知識が溜まりつつあるのは素晴らしいと思いますが、ここの「相談の広場」に投稿される質問に全て答えられますか?

もちろん知識があるに越したことはありませんが、企業もそこで働く従業員も様々ですので、あらゆる状況に対応しなければなりません。
今から何ができればいいのかを考えても答えは出ません。

社会人になり仕事ができる人になりたいと思うのであれば、日々勉強ということを忘れずにいてください。

それに、将来のことを考えるのも大事ですが今から頭でっかちになるのではなく、今の学生生活も楽しんでくださいね。
社会人になったら今の学生生活は送れませんからね。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 たまりん さん

最終更新日:2009年09月14日 16:28

こんにちは、Cheifさん。

 さて、ご質問について、私見ですが以下の通り。

Q.総務において、仕事ができる人とできない人の違い。そして仕事ができるとはどういうことなのか。
A.『正解』はありません。

 理由としては、一つには、他の方も仰っているように、大企業と中小企業の総務業務の中身が違うこと、もう一つには、企業文化によって異なることがあるからですが、ここでは敢えて一般論と持論で申しますね。

 私の場合、総務といっても「人事系」が主ですが、それでも全社的な取り組みにはなんだかんだと参加せざるを得ないのも事実です。
 結局のところ、できる・できないという判断より、「様々なことに興味を持って取り組めるか」と「総務は単なる後方支援と思うか・思わないか」の2点が重要と思います。
 
 まず前者について、よく言われるとおり、総務は『広く浅く』の知識が必要であることは否めず、そういった意味では、そう言う人が重宝がられ、頼られます。
 一方で、総務を含めた事務系でよくあるのは、灯台下暗しで、自社の製品や他部門の動き・考え方を吸収せずに、自分達の部だけで動く・考えるきらいがあります。
 何がいいたいのかと言うと、総務も会社組織の『一員』であって、トップ・他部門・業界が何を考え、どうしていくかを“自分から掴んでいく”必要があり、それに応じた知識を吸収し、生かすことが大切(=できる人?)なんですね。

 次に後者について、私は先述の事柄とも若干重複しますが「総務部は社内のサービス業」と考えています。嫌味にならない程度に。
 かといって、「何でも屋」と談じているわけではなく、如何に相談しやすく・されやすい雰囲気・環境を構築することが一つの業務と考えています。そう言う意味では、大変厳しい指摘になるかもしれませんが、総務系にも“素質”ということがあるのは間違いないですね。


 最後に、他の方も触れておられますが、人事を担当するものとして何点か。
 昨今の学生さんに時々感じることの一つに、「私はこれしたい(したくない)」「私はこれをするために勉強(経験)してきた」といったPR?を伺うことがありますが、残念ながら、こと新卒に限っては、あまりPRにならないでしょう。
 というのも、日本企業の多くはそれに期待しておらず、いうなれば『可能性(ポテンシャル)』で採用するのです。冷静に見て、あなたが入社して今まで机上で蓄えた知識の何%が即座に生かせると思えますか?。自分の適正を自分で判断していませんか?(判断は周りがすることですよ)。

 世間では、「就職活動が厳しい」といわれていますが、実は統計上、ほぼ求人数に変動がないことをご存知でしょうか?。単に求人している企業の規模が大か小かの違いだけです。
 多くの方は大企業に行きたいとお考えになるのでしょうが、大企業の場合、学歴が必要だったり(傍系だと一生兵隊のまま)、派閥みたいなものに組み込まれる(親分がコケると自分も同じ。自由に他のグループと話も出来ない)などの面倒なこともありますよ。

 とにかくお薦めなのは、業種・職種に縛られずにどんどん企業説明会、できれば単独説明会に参加し、その会社の空気を吸い、新しい発見をしてください。そうすれば、おぼろげながら、『自分に向いている業種・職種』が判ってきますよ。

 何故って、私自身、幸いないことに今の会社から誘いを受け最近転職したのですが、10数年総務系(人事)を経験していても、自分に向いているか分からないんです(笑)。
 そして、今でも「総務より営業に向いているンとちゃうか」といわれますが、「総務にもそう言う人がいていいでしょ」と返すと、皆、納得するんですよ(笑)。
 結局のところ、定年で仕事を辞めるときに初めて、向いていたか・否か、出来たか・否かが分かるのではないでしょうか。 


以上

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 ホッペ さん

最終更新日:2009年09月16日 14:59

Cheifさんはじめまして。

ご質問の件についてですが、こちらのサイトにいらっしゃっている先輩方の仰るとおり、「正解」は存在しないと思います。
私は入社&総務3年目ですが、自問自答の連続で日々勉強です。
もちろん、資格の勉強は業務を前向きに捉えるのに役立つと思います。
しかし実際の現場では業務内容も多種多様で、不測の事態に対処しなければならないなど、試験では測れない能力も必要になってきます。
100社あれば100通りの総務があると思っていただければいいと思います。
私は、仕事を取ってくる営業職や実際に業務をこなしている技術職の社員のことを「同じ会社という船を動かす一員」だと思っているので、補佐という立場におもねらず、常に会社を動かすために必要な仕事を考えて可能な限り先回りすることが大切かな、と思います。
まずはミスを繰り返さないこと。何度も同じ質問をせず、業務はその時々で必ず覚えること、先輩の教えを謙虚に受け止め、自分なりに考え続けることですかね?
できる・できないを考えるのは日々の業務をつつがなくこなせるようになってからで十分だと思いますよ。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 15:36

すーぱーふらい様、おはようございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

抽象的な内容であるにも関わらず、質問にわかりやすくお答え頂きありがとうございます。総務のあるべき姿に近づける様、教えていただいたスタンスを日常の中で実践させて頂きます。加えまして、大変恐縮なのですが、コメントの中で仰せられた「コントロールタワー」とは「後方支援部隊」であると同時に、部隊を指揮する「司令塔」であるという意味と解釈して間違いはないでしょうか。この二つの立場は一見対照的な役割であるように感じられ、これらの役割が一体であることが不思議に感じられましたので、「コントロールタワー」の役割についてお話をお聴かせ頂けないでしょうか。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 14:22

総務主任様、おはようございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

鋭いご指摘を頂き、ありがとうございます。

『ここの「相談広場」に投稿される質問に全て
答えられますか』

という一文に自分の未熟さを痛感しました。
この一文に「はい」と答えられる人間になれるよう、日々勉強することを忘れないで生きていきます。

加えて残りの学生生活も楽しみながらの就職活動にしたいと思います。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 14:30

たまりん様、おはようございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

たくさんの貴重なご意見に加え、就活指南まで頂き、ありがとうございます。私に総務に必要な“素質”があるかどうかは分りかねますが、

「如何に相談しやすく・されやすい雰囲気・環境を構築するか」

このことを日々念頭においたコミュニケーションを実践し、総務のあるべき姿に近づける様に努力します。
10月から本格的に始まる企業説明会には、業種・職種に縛られず積極的に参加していこうと思います。きっとこのようなフットワークの軽さも総務に必要な“素質”の一つなのですね。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 14:47

ほっぺ様、おはようございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

貴重なご意見ありがとうございます。
「補佐という立場におもねらない」
このことはホッペ様を含め、ご回答して頂いた総務の皆様のに共通している点であり、総務を務める上でとても大切な考えであるように思われました。
また、私なりの解釈ではありますが、
「常に会社を動かすために必要な仕事を先回りして考える」
このことは、すーぱーふらい様がコメント内で述べられた「コントロールタワー」の役割に近いものであるのではないかと感じられました。大変恐縮ではありますが、実際に先回りして行動したエピソード等がございましたら、ぜひお聴かせ願えないでしょうか。

Re: 総務における「できる人」とは。

最終更新日:2009年09月27日 15:51

「コントロールタワー」とは「後方支援部隊」であると同時に、部隊を指揮する「司令塔」という意味と解釈して間違いはないでしょうか。この二つの立場は一見対照的な役割であるように感じられ、これらの役割が一体であることが不思議に感じられましたので、「コントロールタワー」の役割についてお話をお聴かせ頂けないでしょうか。

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Cheifさん、こんにちは。

…抽象的言い回しで「コントロールタワー」と書きました。

 つまり、総務部門の仕事には、営業や販売企画等の部門との連携・サポート・調整・指導的役割が必要な場合も多々あり、各部門がうまく機能して会社の業績を上げる為には、総務部門もしっかりしなければいけませんよね。
 他方で、特に中小企業では、総務の役割は経営者のサポート役として、経営全般と密接に関わる事が多いことから、会社の「コントロールタワー」ともなり得ますから重要ですよね。

…まぁ、前にも書きましたし、他の方のレスのとおり、総務の仕事内容も多種多様ですから、抽象的表現になってしまいました。あまり厳密にお考えにならなくても良いと思います。

…という事で、ご返信させていただきます。

 
 貴殿の今後のご活躍を祈念致します。

Re: 総務における「できる人」とは。

著者 和歌子 さん

最終更新日:2009年09月27日 19:18

すーぱーふらい様、お忙しいところ返信ありがとうございます。

総務の仕事内容は多種多様であり、経営者のサポート役として、経営全般と密接に関わる事が多いことから、会社の「コントロールタワー」ともなり得る・・・。
おかげさまで少し疑問に感じていた所を解決することができました。
単なる後方支援ではない総務の役割の一つとしての「コントロールタワー」ということですね。
大変分りやすい説明を度々ありがとうございます。
改めましてお礼申し上げます。

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