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特許明細書の効率的な読み方(2)

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特許明細書の効率的な読み方(2)-  第46号
      http://archive.mag2.com/0001132212/index.html
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こんにちは。田村です。


前回は、特許明細書の読み方について、


特許請求の範囲は読みにくい記載に
なっていることも多いので、

[背景技術]→[発明が解決しようとする課題]→
[課題を解決するための手段]→[発明の効果]

の順に読んでいくと、いいですよ、

という話をしました。



実は、この欄を読んでいくと、
あることが読み取れる場合があるんです。

(読み取れない明細書も中には、あるのですが)


それは何かというと、

その発明の特徴的な部分が一体何であるか?

ということです。



通常、[背景技術]の欄には、

その技術分野で先行する技術がどのようなもの
であるかが、記載されていますが、


主に[課題を解決するための手段]を読むことで、

先行技術と違う点(工夫した点)が何であるのか?
その工夫がどのような理由でよいのか?

ということが読み取れることがあります。



そして、この工夫した点が、
請求項の構成要素の1つとなっていれば、

もう、その発明の特徴はつかめたも同然です。



例えば[背景技術]の欄の先行技術に、

A成分とB成分を含む層と、C成分を含む層と
が含まれる積層体が記載されていた場合であって、


[課題を解決するための手段]の欄に、

本願発明は、C成分をD成分で処理することで、
C成分中のD成分がB成分と結合して、

積層体の強度が高くなる

ということが書かれていれば、


C成分をD成分で処理することが工夫点で、
B成分とD成分の結合が理由となって、

積層体の強度が向上するという、発明の効果が
あることが読み取れます。



この場合、請求項の構成要素として、

「C成分をD成分で処理する」といったものが、

当然に、記載されているはずです。



まとめると、

[背景技術]~[発明の効果]までを読むことで、


先行技術との相違点が何であり、

その相違点があることで、どのような発明の効果が
発生するのか、

また、その発明の効果が発生する理由は何なのか、


といったことが、読み取れる場合があります。





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