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特許をとることを目的化しない

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特許をとることを目的化しない-  第92号
      http://archive.mag2.com/0001132212/index.html
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こんにちは。田村です。


以前、職場近くのカレーチェーン店に行ったときのことです。
閉店間際にお店に入り、食事をし、会計をすませると、
急に大雨が降ってきました。


傘も持ってきていません。


そこで、カレー店の店員さんに、少しの時間だけでも、
雨宿りをしても良いかと尋ねると、「もう店を閉めるから
ダメです」の一言。


ずぶぬれになって帰ってください、
と宣告されたのも同然でした。。。


傘を持たずに外出した自分が悪いのですが、
それでも腹が立ちました。


閉店するにしても、傘を貸すなどの方法はあったと思う
のですけれども、結局、ずぶ濡れになって帰りました。


思うのですが、この店員さんが「カレーライスを提供すること」
を目的として仕事をしているのではなく、
「お客さんに喜んでもらうこと」を目的として仕事をしていたら、
結果も違っていたのではないかと。


仕事において、「目的」は何よりも重要で、
例えば、カレー店でのカレーライスの提供は目的ではなく、
目的を達成するための一手段なんだと思います。



特許についても、同じことが言えるのではないかと思っています。

特許を取得することを目的化してしまうと、
本来、得たい結果が得られないことがあります。


例えば、特許庁からの審査で拒絶理由通知がだされたような場合、
特許がとれるからという理由だけで、請求項の範囲を補正すると、

自社の製品もカバーしていない、競合他社に対する牽制にもならない
特許権になってしまうことがあります。


自社の技術や強みを特許で保護する、
競合他社とのクロスライセンスに活用するなど、

事業を有利に進めるという目的を達成するための手段として、
特許権の取得があるのだということを忘れずに、業務に励みたい
と思っています。



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メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
著作権により保護されています。

また、本メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容のすべてが
絶対的に正しいとは、考えておりません。

その点について、予めご了承いただいたうえで、お読みください。


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発行元:ライトハウス国際特許事務所 田村良介
     http://www.lhpat.com/index.html

問い合わせ先:mail@lhpat.com
    注:@は「@」に変換して、ご送信下さい。  

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