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シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」
<第462回>[(第22話)「家業のよろず屋を軌跡のスーパーに変貌させた男の物語!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】2号店での大失敗から学んだこと!
【3】地方で見つけた絶品商品にお客様が感動!
【4】毎日通いたくなる店作りで40年間黒字経営!
【5】編集後記
===========================
スーパー福島屋の福島徹会長は東京都の羽村市でスーパー福島屋を創業して40年にな
る。羽村市は新宿から1時間ほどのJR青梅線沿線にある。ユニークな経営で全国的に
も有名になり、全国の小売業者や地方自治体から視察者が頻繁に訪れるそうだ。
福島会長は視察に訪れた人たちを丁重に迎え、店内を見学してもらい、包み隠さず全
てのノウハウを開示する。実に心の広い人物なのだ。
昨年六本木におしゃれなスーパーをオープンした。これが大人気で昼時には行列が出
来る。狙いは弁当やおにぎり、惣菜などだ。調理仕立てで、しかもこれらがみんな絶
品なのだ。値段は少々高いが、男性ビジネスマンもOLも値段を気にする様子などな
い。例えば桜えびの炊き込み飯弁当は842円と少々高い。駿河湾産の桜えびに米は山形
産つや姫を使用する。鶏肉弁当は鹿児島産のさつまハーブ鶏を使うし、天ぷらは新潟
産ガンコカボチャを使う。おにぎりの海苔は有明産だ。美味しくないわけがないのだ。
店内には一本580円の高級牛乳やイワシの削り節など少し変わった商品がたくさん陳
列されている。福島会長が年間120日間も地方回りをして見つけてきた「絶品商品」
なのだ。つまり福島会長は「絶品ハンター」と言ってよい。メーカーや生産者が価値
を伝えきれない商品の本当の価値をお客様に分かりやすく伝える店作りを目指してい
るのだ。そんな福島屋だが、2号店を出して大失敗を経験している。
今回は「家業のよろず屋を軌跡のスーパーに変貌させた男の物語」を採り挙げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
お客様を集めようとしても集まりませんでした。悩んだ末、お客様が喜ぶことをする
ことが大事だと気付きました。その心は地方を探し回り、見つけてきた「絶品商品」
でした。
福島 徹
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【2】2号店での大失敗から学んだこと!
福島会長は大学在学中の1971年に羽村市で稼業の「よろず屋」を継いだ。だがどう
もパッとしないので酒屋を辞めてコンビニをやったがこれもパッとしない。そこで
1980年に小さなスーパー福島屋を設立したところそこそこ繁盛し、気を良くした。
そこで立川に2号店を出した。ところがこれがさっぱりだった。毎晩たった一人で
不安に駆られた。「どうしてこの仕事をやっているのか」、「一体何を売ればいい
のか」と自問自答した。死を意識することもあったくらいだ。
ある日、若い主婦から「この間のメロン、とても美味しかったよ。また美味しいも
の仕入れてね」と声を掛けられた。うちの店を褒めてくれるお客様がいることを知
った。いつも足を運んでくれるお客様のことを忘れかけて経営のことばかりで頭が
一杯だった自分の愚かさに気付かされた瞬間だった。これを機に福島屋は見事躍進
を遂げていくことになる。
現在都内に10店舗営業し、PB商品は200点を数えるまでに増えた。これ以上拡大す
る考えはないと言う。拡大しても絶品商品のほとんどがハンドメイドであるため、
量を確保できないのだ。
【3】地方で見つけた絶品商品にお客様が感動!
福島会長は「もう一人勝ちの時代は終わった」と強く感じた。それからしばらくして
ダイエーが三越の売上を抜いた。ところがイオンがダイエーの売上を抜いてしまう。
このようなシーソーゲームをやってお客様が得をするわけがないだろう。福島会長は
ずっと、ずっと以前から「お客様が集まることよりもお客様が喜ぶことが大事だ」と
確信していた。
福島会長は毎年120日間も地方を旅する。そして地方で愛されているが都市部ではめ
ったにお目にかかれない「絶品商品」を探し出すことに徹している。
20年以上も前から産地へ足を運び自然栽培米を農家から直接仕入れている。もちろん
農薬や化学肥料は無使用だ。
農家などの生産者を仲間と位置付け、共に売れる商品作りも取り組んでいる。もちろ
ん利益が出れば還元する。お客様からも積極的に意見を聞き、店舗作りに反映させて
いる。例えば毎月第二、第四の月曜日と火曜日には売り場改善のための活動を展開し
ている。この活動は地元の主婦からなるチームを結成し、さまざまな提案活動も展開
している。主婦の目線での改善だけにその効果は絶大だ。
【4】毎日通いたくなる店作りで40年間黒字経営!
福島会長は同業他社に対しても優しい。2010年ごろから「美味しい時間」と言う講座
を開催し、顧客のための食に関する教室を開いている。講座で使用した食材は、店内
に講座コーナーを設けて紹介することにしている。
ここ10年赤字続きの栃木のスーパーM。そんな赤字スーパーが福島会長のアドバイス
を基に売り場を改善した。昨年、ついに黒字化を達成している。
福島会長の仕掛けの一つが「絶品商品」の陳列だ。テスト販売で得たお客様の意見や
感想を生産者やメーカーにぶつけてさらに改良してもらう。こうしてよりよい商品を
生み出すための活動を展開しているのだ。
お客様は次回行ったらどんな珍しい食材が陳列されているのだろうかとワクワクする
ことだろう。喜びと感動を与える店作りだからこと40年間も黒字を続けられるのであ
る。
【5】編集後記
安売りが他店に対する差別化になることがある。安売りを広く告知するためにはチラ
シを撒かなければならない。チラシは麻薬であり、結構コストが掛かる。
福島屋では安売りはしない。チラシも撒かない。それでも40年間も黒字を続けている。
コンセプトは「お客様に喜びと感動を与えること」だ。確実に実行するとなると簡単
なことではない。
今回の記事は報道番組「テレビ東京のカンブリア宮殿」も参考にさせて頂いた。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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<第462回>[(第22話)「家業のよろず屋を軌跡のスーパーに変貌させた男の物語!」]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】2号店での大失敗から学んだこと!
【3】地方で見つけた絶品商品にお客様が感動!
【4】毎日通いたくなる店作りで40年間黒字経営!
【5】編集後記
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スーパー福島屋の福島徹会長は東京都の羽村市でスーパー福島屋を創業して40年にな
る。羽村市は新宿から1時間ほどのJR青梅線沿線にある。ユニークな経営で全国的に
も有名になり、全国の小売業者や地方自治体から視察者が頻繁に訪れるそうだ。
福島会長は視察に訪れた人たちを丁重に迎え、店内を見学してもらい、包み隠さず全
てのノウハウを開示する。実に心の広い人物なのだ。
昨年六本木におしゃれなスーパーをオープンした。これが大人気で昼時には行列が出
来る。狙いは弁当やおにぎり、惣菜などだ。調理仕立てで、しかもこれらがみんな絶
品なのだ。値段は少々高いが、男性ビジネスマンもOLも値段を気にする様子などな
い。例えば桜えびの炊き込み飯弁当は842円と少々高い。駿河湾産の桜えびに米は山形
産つや姫を使用する。鶏肉弁当は鹿児島産のさつまハーブ鶏を使うし、天ぷらは新潟
産ガンコカボチャを使う。おにぎりの海苔は有明産だ。美味しくないわけがないのだ。
店内には一本580円の高級牛乳やイワシの削り節など少し変わった商品がたくさん陳
列されている。福島会長が年間120日間も地方回りをして見つけてきた「絶品商品」
なのだ。つまり福島会長は「絶品ハンター」と言ってよい。メーカーや生産者が価値
を伝えきれない商品の本当の価値をお客様に分かりやすく伝える店作りを目指してい
るのだ。そんな福島屋だが、2号店を出して大失敗を経験している。
今回は「家業のよろず屋を軌跡のスーパーに変貌させた男の物語」を採り挙げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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お客様を集めようとしても集まりませんでした。悩んだ末、お客様が喜ぶことをする
ことが大事だと気付きました。その心は地方を探し回り、見つけてきた「絶品商品」
でした。
福島 徹
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【2】2号店での大失敗から学んだこと!
福島会長は大学在学中の1971年に羽村市で稼業の「よろず屋」を継いだ。だがどう
もパッとしないので酒屋を辞めてコンビニをやったがこれもパッとしない。そこで
1980年に小さなスーパー福島屋を設立したところそこそこ繁盛し、気を良くした。
そこで立川に2号店を出した。ところがこれがさっぱりだった。毎晩たった一人で
不安に駆られた。「どうしてこの仕事をやっているのか」、「一体何を売ればいい
のか」と自問自答した。死を意識することもあったくらいだ。
ある日、若い主婦から「この間のメロン、とても美味しかったよ。また美味しいも
の仕入れてね」と声を掛けられた。うちの店を褒めてくれるお客様がいることを知
った。いつも足を運んでくれるお客様のことを忘れかけて経営のことばかりで頭が
一杯だった自分の愚かさに気付かされた瞬間だった。これを機に福島屋は見事躍進
を遂げていくことになる。
現在都内に10店舗営業し、PB商品は200点を数えるまでに増えた。これ以上拡大す
る考えはないと言う。拡大しても絶品商品のほとんどがハンドメイドであるため、
量を確保できないのだ。
【3】地方で見つけた絶品商品にお客様が感動!
福島会長は「もう一人勝ちの時代は終わった」と強く感じた。それからしばらくして
ダイエーが三越の売上を抜いた。ところがイオンがダイエーの売上を抜いてしまう。
このようなシーソーゲームをやってお客様が得をするわけがないだろう。福島会長は
ずっと、ずっと以前から「お客様が集まることよりもお客様が喜ぶことが大事だ」と
確信していた。
福島会長は毎年120日間も地方を旅する。そして地方で愛されているが都市部ではめ
ったにお目にかかれない「絶品商品」を探し出すことに徹している。
20年以上も前から産地へ足を運び自然栽培米を農家から直接仕入れている。もちろん
農薬や化学肥料は無使用だ。
農家などの生産者を仲間と位置付け、共に売れる商品作りも取り組んでいる。もちろ
ん利益が出れば還元する。お客様からも積極的に意見を聞き、店舗作りに反映させて
いる。例えば毎月第二、第四の月曜日と火曜日には売り場改善のための活動を展開し
ている。この活動は地元の主婦からなるチームを結成し、さまざまな提案活動も展開
している。主婦の目線での改善だけにその効果は絶大だ。
【4】毎日通いたくなる店作りで40年間黒字経営!
福島会長は同業他社に対しても優しい。2010年ごろから「美味しい時間」と言う講座
を開催し、顧客のための食に関する教室を開いている。講座で使用した食材は、店内
に講座コーナーを設けて紹介することにしている。
ここ10年赤字続きの栃木のスーパーM。そんな赤字スーパーが福島会長のアドバイス
を基に売り場を改善した。昨年、ついに黒字化を達成している。
福島会長の仕掛けの一つが「絶品商品」の陳列だ。テスト販売で得たお客様の意見や
感想を生産者やメーカーにぶつけてさらに改良してもらう。こうしてよりよい商品を
生み出すための活動を展開しているのだ。
お客様は次回行ったらどんな珍しい食材が陳列されているのだろうかとワクワクする
ことだろう。喜びと感動を与える店作りだからこと40年間も黒字を続けられるのであ
る。
【5】編集後記
安売りが他店に対する差別化になることがある。安売りを広く告知するためにはチラ
シを撒かなければならない。チラシは麻薬であり、結構コストが掛かる。
福島屋では安売りはしない。チラシも撒かない。それでも40年間も黒字を続けている。
コンセプトは「お客様に喜びと感動を与えること」だ。確実に実行するとなると簡単
なことではない。
今回の記事は報道番組「テレビ東京のカンブリア宮殿」も参考にさせて頂いた。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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