• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

当事者系審判(とうじしゃけいしんぱん)

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    わかっちゃう! 知的財産用語    No.210

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


こんにちは!  わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。


 ☆ 本日の知的財産用語


 [当事者系審判(とうじしゃけいしんぱん)]


 審判の「請求人」と「被請求人」とが当事者として対立する構造
の「審判」のことです。



(1)
 特許庁が行う審理としては、特許出願や商標登録出願などの出願
について特許,登録すべきかどうかを判断する「審査」の他に「審
判」があります。


 「審判」の種類は大きく分けると、「査定系審判」と「当事者系
審判」に分けられます。


 「当事者系審判」としては、他の人の特許商標登録などを潰そ
うとする無効審判や取消審判などがあります。



(2)
 「当事者系審判」は簡単に言うと、争う相手がいる審判です。


 つまり審判を請求する「請求人」と、請求される「被請求人」と
が存在します。そして、「請求人」と「被請求人」とが当事者とし
て権利をめぐって争うのです。


 例えば特許の無効審判ですと、他人の特許を無効にしたいと思っ
て審判請求する人が「請求人」となり、その特許についての特許
者が「被請求人」となります。


 このように、審判の請求人と被請求人が当事者として審判など
の手続きに関与する形態のことを「当事者対立構造」といいます。



(3)
 当事者系審判の場合、書類を提出する際には特許庁で審理につか
われる正本の他に、争う相手側が見るための副本も提出する必要が
あります。

 
 副本は、正本と共に特許庁に提出し、特許庁から相手側に送られ
ます。これにより互いに相手側の主張内容を知り、それに対する反
論の機会が与えられます。


      ☆              ☆

[関連事項と経験談]

(1)
 最初に審判制度は大きく分けると「査定系審判」と「当事者系審
判」に分けられますと説明しましたが、「査定系審判」というのは
審査官の査定(審査結果)に不満がある場合に、審判官に再審理し
てもらうための審判です。

 たとえば、拒絶査定不服審判や補正却下決定不服審判などがあり
ます。


 この場合、「行政処分に対する不服」なので対立する当事者とな
る相手、つまり被請求人は存在しません。



(2)
 商標登録の場合、他人の商標登録を潰すための手段として、審判
とは別に「登録異議の申立て」の制度があります。


 申立てできる期間や、審理の進め方などについて審判と違いがあ
ります。

 参照) 「登録異議の申立て」 http://www.jpat.net/Y93.htm


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【 最近読んだ本 】

 私が最近読んだ本の中から、皆さんが興味あるかもしれないと思
う本を紹介しています。


 (1) 「非常識経営の夜明け」 (天外伺朗)
    http://tinyurl.com/bfdv9t

 (これが実践できたら会社は凄いエネルギーの場となるなー。)


 (2) 「人間の覚悟」(五木寛之)
    http://tinyurl.com/dmrdt4

 (悲観的な未来感だけど、納得できる部分もある。)


 (3) 「未来を予見する『5つの法則』」(田坂広志) 
    http://tinyurl.com/cjqdhl

 (うまく未来の波を見つけて乗りこなせそうだ。)


 (4) 「一日一生」  (酒井雄哉)    
    http://tinyurl.com/cym8gh

 (結局は 毎日 毎日 しっかり生きることなんだよなー)


 (5) 「孤独のグルメ・新装版」(コミック)
    http://tinyurl.com/d9tmpa

 (一人でフラッと知らない店で食べたくなる。)


* リンク先は通販書店サイトです。詳細は そちらを ご覧下さい。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 「わかっちゃう! 知的財産用語」

  発行   西川特許事務所 ( http://www.jpat.net/
       兵庫県西宮市東山台3丁目9-17  
       電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821 
  発行人  弁理士 西川 幸慶  pat@jpat.net
   
  ご意見、ご感想 お待ちしてます。
 * このメールに返信いただけば、西川に届きます。

★ 遠方からの「意匠」,「商標」の出願のご依頼承っております。
  まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。

☆「メール相談」 http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」です
 が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。

☆ 「商標救助隊T-Rescue」 http://www.japat.net/

☆ 日記  http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/

        ☆             ☆

 掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
 但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。

  (C) 2008 Nishikawa Yukiyoshi 
 『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
 本マガジンの解除や配信先メールアドレスの登録変更は
 http://www.mag2.com/m/0000098536.htm  からお願いします。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

[編集後記]

 うどん屋さんで食事をしていると 30才くらいの女性が入って
きて前のテーブルに座りました。

 常連さんらしく 店のオバチャンと話をしているのですが、にこ
やかでハキハキした 感じの良さそうな人です。

 でも その人が うどんを食べているの様子に 何故かちょっと
違和感を覚えました。そこで、それとなくチラッと見ていると理由
がわかりました。

 その人は うどんを1本ずつ、端から ゆっくりと 音もなく口
の中に引きずり込むように食べていたのです。

 うどんの食べ方に決まりはないのですが、そういう食べ方をする
人を初めて見たので、ちょっと驚いてしまいました。

絞り込み検索!

現在23,161コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP