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在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者 リュークシュー さん

最終更新日:2013年02月27日 11:50

皆さんはじめまして。
タイトルの件で入国管理局の認定が非常に遅れており大変困っております。

弊社では海外にある関連会社から外国人従業員を「企業内転勤ビザ」の在留資格で呼び寄せることを計画しております。
そのために昨年2012年の11月に入国管理局に申請をし、その後12月に入管から追加資料の要請があり、それも提出しました。
その後、幾度となく入管に問い合わせをしておりますが、未だに証明書の発行はおろか発行の可否や結論が出る時期についても一切教えては頂いていません。
このような問い合わせには一切回答できないとは知ってはいましたが、申請してからもうすぐ4か月が経とうとしており、あまりにも長すぎるように感じております。

しかしながら弊社としては1日でも早く当該外国人を日本に呼び寄せたいのですが、ただひたすら入管からの結論を待つしかないものなのでしょうか。
何か対応策など皆さんのお知恵やご経験をお聞かせください。
どうぞよろしくお願いします。

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Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

A:4か月は長いですね! このままでは、不交付の可能性があります。私が申請取次した申請は大体1か月で入国管理局から在留資格認定証明書が交付されています。
私なら入国管理局へ出向き担当官に直接お会いして理由を確認します。これまで案外素人の方が申請された「在留資格認定証明書交付申請書」は、不備が多いです。(例)申請理由書がない。理由書と立証書面が合わない等々
早く、担当官のもとへ原因確認に足を運ばれることをお勧めします。結果(不交付)が出てからではだめです。

藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者行政書士 手川俊幸さん (専門家)

2013年02月28日 11:18

就労の在留資格認定書交付は順調に行けば1ヶ月前後です。
また、追加書類が合った場合は、その部分に審査の中で疑義があるので
その書類に不備がなく、その疑義が解消されれば、
追加から2週間ほどで、交付されます。

経験則上4ヶ月は不許可の可能性が高いです。

申請人の経歴、関連会社の関連制が問題あるのかと思います。

 下記を確認してください。
 1、申請人の過去の申請の有無。(留学、家族滞在、結婚、就労など全て)
 2、1があればそのときの内容と今回の申請で経歴等の齟齬がないか確認。
 3、海外関連会社への入管からの問いあわせの確認。
 4、3、があればその内容と受け答えを詳細に確認。
 5、関連会社との関連について要件をみたしているかを確認。
 6、5がないのであれば、他の在留資格での認定書交付申請を行う。

 あとは、御社で提出している資料を精査してみないと、わかりませんが疑義を生じさせるような資料が提出されたのあれば、その理由を添えて、差し替える必要があります。

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者リュークシューさん

2013年02月28日 11:56

藤田様

ご回答ありがとうございます。 確かにこれまでは就労審査部門というところに電話での問い合わせしかしておりませんでした。こちらの部門での回答は毎回「現在審査中」可否判断時期見込みについても「見通しはたっていません」、「直接来られてもこれ以上のお話は出来ません」との回答でしたので、直接出向くことはなかったのですが、窓口ではなく担当の方に直接お会いすれば、全てではなくても何かヒントのようなものは頂けるものでしょうか。 

A:4か月は長いですね! このままでは、不交付の可能性があります。私が申請取次した申請は大体1か月で入国管理局から在留資格認定証明書が交付されています。
> 私なら入国管理局へ出向き担当官に直接お会いして理由を確認します。これまで案外素人の方が申請された「在留資格認定証明書交付申請書」は、不備が多いです。(例)申請理由書がない。理由書と立証書面が合わない等々
> 早く、担当官のもとへ原因確認に足を運ばれることをお勧めします。結果(不交付)が出てからではだめです。
>
> 藤田行政書士総合事務所
> 行政書士 藤田 茂
> http://www.fujita-kaishahoumu.com/
>

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者リュークシューさん

2013年02月28日 12:40

手川様

ご回答、また具体的なアドバイスを頂き誠にありがとうございます。
頂いた下記1~6の項目に関しまして

>  1、申請人の過去の申請の有無。(留学、家族滞在、結婚、就労など全て)
     → 今回の申請は4名で内1名が過去企業内転勤ではなく研修ビザで1年間日本に
        滞在しておりましたが、特段そこで問題はなかったようです。
        他の3名については今回の日本行きが初めての海外となります。

>  2、1があればそのときの内容と今回の申請で経歴等の齟齬がないか確認。
      → 上述のように初めて申請する3名の認可もおりていない状況ではありますが、
         念のため確認してみます。

>  3、海外関連会社への入管からの問いあわせの確認。
      → 海外関連会社への問い合わせはありません

>  4、3、があればその内容と受け答えを詳細に確認。
>  5、関連会社との関連について要件をみたしているかを確認。
      → 弊社の親会社をA社とした場合、そのA社の海外子会社となります。
         これは事前に確認していて要件は満たしているとのことでした

>  6、5がないのであれば、他の在留資格での認定書交付申請を行う。
>     → 他の在留資格で考えうるのは研修か技能実習、または短期滞在になるかと
        思いますが、実務教育をする場合、これらの在留資格は適正でしょうか。

>  あとは、御社で提出している資料を精査してみないと、わかりませんが疑義を生じさせるような資料が提出されたのあれば、その理由を添えて、差し替える必要があります。
     → 個人的には何らかの資料に疑義が生じているというのが一番可能性が高いよう
        に感じておりますが、それがどの資料のどの部分である。というのは直接入管
        の担当官にお聞きすればお答えいただけるものでしょうか。

何度も恐縮ですが、ご助言頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

A:当職の経験(入国管理業務27年)では2か月過ぎて相談に来られた申請は、すべて不交付でした。
直接、弁護士か行政書士が同行して、入国管理局へ出向けば、ある程度のヒントは頂けます。今回一旦取り下げ、再申請をお勧めします。
ご相談者がいかれても、現状では難しいです(手遅れ)

・研修ビザで1年間日本に→研修生は二度来日難しいですね。
・1年以上現地子会社に在職されていますか。
・4名の企業内転勤というのは不自然、必要性の立証不足です。
・4名の方の中国での業務内容と日本での業務内容の関連性?
・申請理由書と立証書面を拝見できれば、不備な点は、直ぐアドバイス可能です。

藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者行政書士 手川俊幸さん (専門家)

2013年03月01日 15:42

研修で来日歴がある方の、経歴を当時出した資料と、今回で比較してください。
研修前の学歴、職歴と研修の送り先機関を重点的に確認してください。

残りの3名の方は、問題がなくても、4名同時申請で、同じ返信用封筒にしていると
4名全員の審査が終わるまで、通知が発送されません。
封筒を3通追加して、個別の通知にしてもらえば、審査が終わっている方から
通知されると思います。

入管の窓口では、審査内容に関わることなので、細かいところまで教えてもらうことはできません。申請書の記載内容、提出資料を精査して、問題箇所を予測するし、対応するしかありません。
資料の齟齬ではなく、説明不足であれば、ヒントをもらえます。

他の在留資格については、
職歴10年又は専門卒以上の経歴で対応はできないでしょうか?

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

著者リュークシューさん

2013年03月01日 17:47

藤田 様

引き続きご助言頂き誠に有難うございます。

・研修ビザで1年間日本に→研修生は二度来日難しいですね。
 →前回は研修ビザで今回は企業内転勤と在留資格が異なっていても難しいものなのでしょうか
・1年以上現地子会社に在職されていますか。
 →在籍期間については皆長年勤続しており問題ありません

・4名の企業内転勤というのは不自然、必要性の立証不足です。
 →日本での配属先が皆別々としており、その必要性も資料に記載したつもりでしたが、立証不足と言われるとどこまで説明をすれば満足するのか不明ですので、その通りなのかもしれません

・4名の方の中国での業務内容と日本での業務内容の関連性?
 →関連性があり、海外での業務内容と日本での業務内容を記載しております

・申請理由書と立証書面を拝見できれば、不備な点は、直ぐアドバイス可能です。
 →実を申しますと小職は海外側におりますので、難しいのですが、日本側と検討してみます

Re: 在留資格認定証明書の発行までの期間について

A:4名の企業内転勤、必要性の立証不足が一番の問題のようです。
いずれに致しましても、在留資格認定証明書交付申請書[事業内転勤]・立証書面一式及び
前回の「研修」在留資格認定証明書交付申請書一式を拝見できれば、不備な点は、直ぐ
アドバイス可能です。
3か月過ぎて、未交付の場合は90%不交付です。早く一度取り下げされ、一から申請の方が
早いです。問題なければ1か月で交付(許可)されます。
何が問題であるか、見つけなければ、時間が経過するだけですので、ご質問はこれにて最終とさせて頂きます。

藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/

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