相談の広場
今度、親会社で採用している預け金制度へ余裕資金を預けることになりました。
この預け金について、以下の疑問があり、調べてみましたがよく理解できませんでしたので、どなたかお教えくださるようお願いします。
①債権・債務の関係になるのか
②銀行に預けるのと同じ扱いになるのか
③税法上で何か問題になるような事はあるのか
④親会社に対して、預け金をする事で、リスクを心配する必要があるのか
なお、親会社へ預けた資金には、一定の利息がつく事になっています。
よろしくお願いします。
スポンサーリンク
ご相談のシステムは大手企業で導入されているものです。
子会社が数十社あるような企業グループにメリットがあるようですね。
したがって、貴社は大手企業グループの子会社であると推察いたします。
その内容は多岐に渡るものですが、とりあえず、ざ~っと流します。
わからないところがあれば、答えられる範囲でまた回答いたします。
まず、システム導入の目的にはいろいろ考えられますね。
一つは企業グループ内のお金を外部に出さないこと。
一つは企業グループ内で余剰資金を融通しあうこと。
一つは親会社が子会社から資金を吸い上げること。
だと考えます。
一般的に企業グループにおいては、ほとんどの仕事を同じグループ内で処理できるようにもっていくように考え、また、そのような企業の設立が多いと思われます。外部企業に流れる仕事というのは、グループ内にそれを処理できない場合が多いです。
それを販売部門でなく、資金部門、財務部門で行うと考えればよいかと思われます。
> ①債権・債務の関係になるのか
会社が違う以上、企業間での貸付、借入の処理が必要になります。
> ②銀行に預けるのと同じ扱いになるのか
銀行に預ける(銀行から借り入れる)金利よりも、良くすることが一般的だと思います。
> ③税法上で何か問題になるような事はあるのか
税法上は前述したように、貸付、借入金処理をして、金利も計算しないとなりません。
親会社と子会社間の資金のやり取りは、金銭貸借、配当、寄付行為くらいしかないでしょう。
その中の一つと考えてもよいのかな?
> ④親会社に対して、預け金をする事で、リスクを心配する必要があるのか
> なお、親会社へ預けた資金には、一定の利息がつく事になっています。
> よろしくお願いします。
親会社さんが資金繰りに苦しんでいるなら、そのリスクは当然考えられるでしょうね。
ですが、子会社の生殺与奪の権利ももっているわけですから、やむを得ないですよね。
なお、子会社間で独自に取引していた銀行資金を親会社がメインバンクに資金集中させるわけですから、運用する資金は莫大なものになり、その運用益も大きいはずです。当然、そのようなシステムを構築するための初期費用も莫大なものになりますね。
ただ、日銀がマイナス金利を導入しましたので、予定していた運用益への打撃も考えられます。
そもそも、導入企業も、マイナス金利までは想定していなかったはずですから。
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~2
(2件中)
お知らせ
2024.4.22
2023.11.1
2023.9.1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]