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税務管理

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繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者 確定申告初心者 さん

最終更新日:2018年03月10日 18:01

いつもお世話になります。
個人事業主です。

2016年から繰り越した買掛金と未払金が2017年1月~2月の支払で相殺できず数字が合いません。
具体的には、

2016年
繰越   買掛金 791,005 未払金 105,239

2017年
1月支払 買掛金 253,326 未払金 82,555
2月支払 買掛金 500,851 未払金 34,933

買掛金36,828不足、未払金12,249充足した状況です。

相殺できない部分はどのような仕訳をするのが適切でしょうか?
宜しくお願い致します。

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Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者tonさん

2018年03月10日 19:44

> いつもお世話になります。
> 個人事業主です。
>
> 2016年から繰り越した買掛金と未払金が2017年1月~2月の支払で相殺できず数字が合いません。
> 具体的には、
>
> 2016年
> 繰越   買掛金 791,005 未払金 105,239
>
> 2017年
> 1月支払 買掛金 253,326 未払金 82,555
> 2月支払 買掛金 500,851 未払金 34,933
>
> 買掛金36,828不足、未払金12,249充足した状況です。
>
> 相殺できない部分はどのような仕訳をするのが適切でしょうか?
> 宜しくお願い致します。


こんばんは。
自身の買掛金と未払金の残高ですよね。
どちらも負債勘定ですから相殺は出来ないのでは...??
最初にどのような処理をされたのでしょうね。
2016年 仕入 / 買掛金
2016年 諸経費 / 未払金
結果として残高がそれぞれに 買掛金 791,005 未払金 105,239 なのですよね
まず未払金ですが支払時 未払金 / 資金 として支払っており未払金過払いとなっていますよね なので未払金残高 ▲12,249
未払金として処理せず直経費としている分を重複で支払っていることはありませんか。
未払金処理をしている請求書を精査しましょう。その結果差額が見つかると思います。
逆に買掛金は請求額より少なく支払っているために残高が残っていることになります。
請求書と支払先の額を付け合わせましょう。どこかの取引先に対して支払不足なのか確認できると思います。
基本買掛金・未払金は取引先との個別管理はされていると思いますのでまずそこを確認する必要があると思います。
とりあえず。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者確定申告初心者さん

2018年03月11日 09:55

> こんばんは。
> 自身の買掛金と未払金の残高ですよね。
> どちらも負債勘定ですから相殺は出来ないのでは...??
> 最初にどのような処理をされたのでしょうね。
> 2016年 仕入 / 買掛金
> 2016年 諸経費 / 未払金
> 結果として残高がそれぞれに 買掛金 791,005 未払金 105,239 なのですよね
> まず未払金ですが支払時 未払金 / 資金 として支払っており未払金過払いとなっていますよね なので未払金残高 ▲12,249
> 未払金として処理せず直経費としている分を重複で支払っていることはありませんか。
> 未払金処理をしている請求書を精査しましょう。その結果差額が見つかると思います。
> 逆に買掛金は請求額より少なく支払っているために残高が残っていることになります。
> 請求書と支払先の額を付け合わせましょう。どこかの取引先に対して支払不足なのか確認できると思います。
> 基本買掛金・未払金は取引先との個別管理はされていると思いますのでまずそこを確認する必要があると思います。
> とりあえず。

ton さん
お世話になります。
いつも迅速にご回答頂きありがとうございます。
2016年の仕訳帳を確認したところ、ご指摘のとおり仕訳不十分な状況でした。
未払金過払いの原因は以下のとおりです。

2016/6/19 事業用カードで食事代24,670支払 
事業主貸/未払金 24,670…①

2016/8/4 普通預金から引き落とし
事業主貸/普通預金 24,670 仕訳ミス
正しくは、未払金/事業主貸 24,670

2016/9分の未払諸経費の計上漏れ
経費未払金 36,919…②

従いまして
①と②の差額が▲12,249となります。

買掛金不足の原因は以下のとおりです。
②の貸方勘定科目が買掛金で仕訳されていました。
2016/10/1の買掛金が91計上不足でした。
②と91の差額が36,828となります。

2017年でどのような仕訳をするのが良いでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者村の平民さん

2018年03月11日 12:36

① 横やりを入れるようですがお許し下さい。

② 「確定申告初心者 さん最終更新日:2018年03月11日 09:55」 に書いてある下記について念のためお聞きします。 

③ 2016/6/19 事業用カードで食事代24,670支払 
  事業主貸/未払金 24,670…①

 この食事代は、事業の経費として計上すべきものですか。そうではなく事業主個人の家事使用とすべきものですか。その違いによって、処理は異なるべきだと思います。

④  2016/8/4 普通預金から引き落とし
  事業主貸/普通預金 24,670 仕訳ミス
  正しくは、未払金/事業主貸 24,670

 この普通預金は、事業としての貸借対照表に載るべきものですか。そうではなく事業主の家事使用のための普通預金ですか。その違いによって、処理は異なるべきだと思います。

⑤ なお、次の仕訳は、このままで正しいと思います。

  2016/9分の未払諸経費の計上漏れ
  諸経費未払金 36,919…②


Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者tonさん

2018年03月11日 12:53

おはようございます。

> お世話になります。
> いつも迅速にご回答頂きありがとうございます。
> 2016年の仕訳帳を確認したところ、ご指摘のとおり仕訳不十分な状況でした。
> 未払金過払いの原因は以下のとおりです。
>
> 2016/6/19 事業用カードで食事代24,670支払 
> 事業主貸/未払金 24,670…①
>
> 2016/8/4 普通預金から引き落とし
> 事業主貸/普通預金 24,670 仕訳ミス
> 正しくは、未払金/事業主貸 24,670

上記の 未払金 / 事業主貸 も違いますね。預金から引き落ちている訳ですから貸方預金となりますので 未払金 / 預金 とすべきでしたね。


> 2016/9分の未払諸経費の計上漏れ
> 諸経費未払金 36,919…②
>
> 従いまして
> ①と②の差額が▲12,249となります。

経費計上漏れ分は今期で計上したのでしょうか?
経費計上不足分として今期に追加計上してください。←買掛金と入り組んだようなので経費計上ではなく科目振替での対応となるでしょう。

☆買掛金 / 未払金 36,919 科目訂正←この仕訳で買掛・未払両方の整理がつきますのでそれぞれに対して仕訳は起票しないでくださいね。

現状未払金残 ▲12,249
追加計上    36,919  差引残高24,670 ←カード処理ミス分が浮き出ます。
☆カード分仕訳 未払金 / 事業主貸 24,670

未払残高  24,670
カード分 ▲24,670
未払残高     0 となります



> 買掛金不足の原因は以下のとおりです。
> ②の貸方勘定科目が買掛金で仕訳されていました。

買掛金と未払金が入り組んだと言う事ですね。
であれば 買掛金 / 未払金 と科目変更することで解決します。


> 2016/10/1の買掛金が91計上不足でした。
> ②と91の差額が36,828となります。

計上不足分は追加計上してください。
経費 / 買掛金   91
☆買掛金 / 未払金  36,828

現状買掛金残    36,828
追加          91 ← 残高 36,919
未払金と振替え  ▲36,919 残高0 

☆マークを仕訳すると一応これで数字は整理できると思います。
とりあえず。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者確定申告初心者さん

2018年03月11日 21:58

> ① 横やりを入れるようですがお許し下さい。
>
> ② 「確定申告初心者 さん最終更新日:2018年03月11日 09:55」 に書いてある下記について念のためお聞きします。 
>
> ③ 2016/6/19 事業用カードで食事代24,670支払 
>   事業主貸/未払金 24,670…①
>
>  この食事代は、事業の経費として計上すべきものですか。そうではなく事業主個人の家事使用とすべきものですか。その違いによって、処理は異なるべきだと思います。
>
> ④  2016/8/4 普通預金から引き落とし
>   事業主貸/普通預金 24,670 仕訳ミス
>   正しくは、未払金/事業主貸 24,670
>
>  この普通預金は、事業としての貸借対照表に載るべきものですか。そうではなく事業主の家事使用のための普通預金ですか。その違いによって、処理は異なるべきだと思います。
>
> ⑤ なお、次の仕訳は、このままで正しいと思います。
>
>   2016/9分の未払諸経費の計上漏れ
>   諸経費未払金 36,919…②
>
>
>
村の平民 さん
早速ご返答ありがとうございました。
説明不足で申し訳ございません。
ご教示の途中で恐縮ですが、別のご回答者様のご説明を参考にさせて頂きました。お詫び申し上げます。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者確定申告初心者さん

2018年03月11日 22:22

> 経費計上漏れ分は今期で計上したのでしょうか?
> 経費計上不足分として今期に追加計上してください。←買掛金と入り組んだようなので経費計上ではなく科目振替での対応となるでしょう。
>
> ☆買掛金 / 未払金 36,919 科目訂正←この仕訳で買掛・未払両方の整理がつきますのでそれぞれに対して仕訳は起票しないでくださいね。
>
> 現状未払金残 ▲12,249
> 追加計上    36,919  差引残高24,670 ←カード処理ミス分が浮き出ます。
> ☆カード分仕訳 未払金 / 事業主貸 24,670
>
> 未払残高  24,670
> カード分 ▲24,670
> 未払残高     0 となります
>
>
>
> > 買掛金不足の原因は以下のとおりです。
> > ②の貸方勘定科目が買掛金で仕訳されていました。
>
> 買掛金と未払金が入り組んだと言う事ですね。
> であれば 買掛金 / 未払金 と科目変更することで解決します。
>
>
> > 2016/10/1の買掛金が91計上不足でした。
> > ②と91の差額が36,828となります。
>
> 計上不足分は追加計上してください。
> ☆経費 / 買掛金   91
> ☆買掛金 / 未払金  36,828
>
> 現状買掛金残    36,828
> 追加          91 ← 残高 36,919
> 未払金と振替え  ▲36,919 残高0 
>
> ☆マークを仕訳すると一応これで数字は整理できると思います。
> とりあえず。

ton さん
お世話になります。
大変分かりやすい解説ありがとうございました。
何とか2016年から2017年の数字が整理できました。

追加で恐縮ですが、
2017年から2018年へ繰越す買掛金の期末残高と2018/1~2分請求書の数字と一致していません。

買掛金期末残高   620982
2018/1~2分請求書 621884 
差額902

2017年の買掛金を精査してみたのですが、原因が特定できていません。
可能性としては、仕入が輸入品であり、購入時と返品時の為替変動から生じるものと考えています。
為替差損益雑損益等で仕訳可能でしょうか?

宜しくお願い致します。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者tonさん

2018年03月11日 23:48

こんばんは。

> 大変分かりやすい解説ありがとうございました。
> 何とか2016年から2017年の数字が整理できました。

そうですか。お役に立てたならよかったです(*^^*)

> 追加で恐縮ですが、
> 2017年から2018年へ繰越す買掛金の期末残高と2018/1~2分請求書の数字と一致していません。
>
> 買掛金期末残高   620982
> 2018/1~2分請求書 621884 
> 差額902
>
> 2017年の買掛金を精査してみたのですが、原因が特定できていません。
> 可能性としては、仕入が輸入品であり、購入時と返品時の為替変動から生じるものと考えています。
> 為替差損益雑損益等で仕訳可能でしょうか?

んと…買掛金を計上する際には何をもって経費計上されているのでしょうか?通常は請求書を以て経費計上していると思うのですが請求書以外のもので経費計上し後から請求書と確認していると言う事でしょうか?
そのあたりの経緯が不明なので何とも言えませんがまずは経費計上時の資料と請求書の付け合わせをしてみると見えるものもあるかと思います。
最終的に為替差額であれば書かれた通りに為替差損益で処理してもいいと思われます。雑損益にはなりません。

また村の平民さんが気にされている食事代の処理ですが事業として必要なものであれば接待交際費としての処理になります。
最初に 事業主貸 / 未払金 と処理されていましたが経費であれば 接待交際費 / 未払金 ですね。個人使用であれば最初の事業主貸の処理のままです。
預金引き落ち時は 未払金 / 預金 で処理します。事業主勘定は使用しません。この2つの仕訳で完了します。
とりあえず。

Re: 繰越した買掛金と未払金の相殺が出来ない場合の仕訳について

著者確定申告初心者さん

2018年03月12日 00:17

> んと…買掛金を計上する際には何をもって経費計上されているのでしょうか?通常は請求書を以て経費計上していると思うのですが請求書以外のもので経費計上し後から請求書と確認していると言う事でしょうか?
> そのあたりの経緯が不明なので何とも言えませんがまずは経費計上時の資料と請求書の付け合わせをしてみると見えるものもあるかと思います。
> 最終的に為替差額であれば書かれた通りに為替差損益で処理してもいいと思われます。雑損益にはなりません。
>
> また村の平民さんが気にされている食事代の処理ですが事業として必要なものであれば接待交際費としての処理になります。
> 最初に 事業主貸 / 未払金 と処理されていましたが経費であれば 接待交際費 / 未払金 ですね。個人使用であれば最初の事業主貸の処理のままです。
> で預金引き落ち時は 未払金 / 預金 で処理します。事業主勘定は使用しません。この2つの仕訳で完了します。
> とりあえず。
>

ton さん
> んと…買掛金を計上する際には何をもって経費計上されているのでしょうか?通常は請求書を以て経費計上していると思うのですが請求書以外のもので経費計上し後から請求書と確認していると言う事でしょうか?

クレジットカードの請求書を確認して計上しています。
返品をすると以下のとおりクレジットカードの請求がマイナス表示されます。

2017/2/1 15524
2017/2/3 10081
2017/2/4 -12732
2017/2/5 8586
2017/2/6 10117 …

2017年の合計-189,199です。
返品した履歴をすべて追うことができないので突合せもできない状況です。

因みに以下を為替差損益で処理するとどのような仕訳となるのでしょうか?
買掛金期末残高   620982
2018/1~2分請求書 621884 
差額902

> また村の平民さんが気にされている食事代の処理ですが事業として必要なものであれば接待交際費としての処理になります。

事業と無関係ですので経費外で処理します。
色々ご配慮頂きありがとうございます。

どうぞ宜しくお願い致します。
 

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