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実印と認印の押印と管理について

著者 総務の事務員 さん

最終更新日:2024年11月25日 22:07

お世話になります。
総務部で働いているものです。
タイトルのとおり、実印認印の押印と管理についてご教示いただきたく投稿させていただきました。
現在、当社では朝から夕方まで定時の間のみ、認印角印と横版を保管庫から取り出して業務フロアに置いています。(誰でもすぐに押印できるスタイルです。)
印章等管理規程等は制定されていない状態です。
最近業務フロアで働く従業員が増え始め、リスクがあるようにも感じています。
こういった状況から、印章等管理規程を制定し社印の使用ルールを決めることになったのですが、制定するにあたり、今までの押印を振り返ったところ、ある時から企業同士の契約(各種基本契約書)に認印を押印していることがわかりました。このままで良いのか締結しなおした方が良いのか分からず、内閣府法務省経済産業省の「押印についてのQ&A」を読んだり、専属の社労士さんに聞いてみたり、様々なサイトを閲覧して答えを探しているのですが、明確なものがでてきません。認印は法的な効力がないのでしょうか。それとも認印のままでも問題はないのでしょうか。
また、業務フロアに誰でもすぐに押印できるスタイルで設置されている状態について、印章等管理規程で社員の使用範囲を決めたとしても改善した方が良いでしょうか。改善する場合、社印はキャビネット等で保管した方が良いのでしょうか。

以上となります。
宜しくお願いいたします。

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Re: 実印と認印の押印と管理について

著者wrxs4さん

2024年11月26日 09:55

総務の事務員 さん おはようございます

私見です

契約に際して相互に特に定めていない限り或いは公に求められていない限り
実印でも、認印でも、印なしでも、サインでも
契約自体には何ら問題は発生しないかと

但し、その印が正しいもので、代表者またはその権限を委譲された者が
記名・押印または署名・捺印したかが不明だとリスクがあるので
重要な契約書であれば印鑑証明で確認できる実印とする場合が多いかと

実務上は部署長印や外資等ではサインでの契約も行われているとの認識です

権限者が押したかどうかということに対しては
誰でも押せる状況は宜しくないかと
前の会社或いは弊社の場合は「実印の押印申請」により
押印を任された権限者が押印しています
印自体も厳格に保管されています

不正利用された場合(表見代理の問題等)に関して貴社が不正を主張しても
その管理態勢であれば問題ありということにもつながりそうですね

> お世話になります。
> 総務部で働いているものです。
> タイトルのとおり、実印認印の押印と管理についてご教示いただきたく投稿させていただきました。
> 現在、当社では朝から夕方まで定時の間のみ、認印角印と横版を保管庫から取り出して業務フロアに置いています。(誰でもすぐに押印できるスタイルです。)
> 印章等管理規程等は制定されていない状態です。
> 最近業務フロアで働く従業員が増え始め、リスクがあるようにも感じています。
> こういった状況から、印章等管理規程を制定し社印の使用ルールを決めることになったのですが、制定するにあたり、今までの押印を振り返ったところ、ある時から企業同士の契約(各種基本契約書)に認印を押印していることがわかりました。このままで良いのか締結しなおした方が良いのか分からず、内閣府法務省経済産業省の「押印についてのQ&A」を読んだり、専属の社労士さんに聞いてみたり、様々なサイトを閲覧して答えを探しているのですが、明確なものがでてきません。認印は法的な効力がないのでしょうか。それとも認印のままでも問題はないのでしょうか。
> また、業務フロアに誰でもすぐに押印できるスタイルで設置されている状態について、印章等管理規程で社員の使用範囲を決めたとしても改善した方が良いでしょうか。改善する場合、社印はキャビネット等で保管した方が良いのでしょうか。
>
> 以上となります。
> 宜しくお願いいたします。
>

Re: 実印と認印の押印と管理について

著者Srspecialistさん

2024年11月26日 11:10

印章の管理と法的効力について

認印実印の法的効力
1. 認印の法的効力:
認印も法的には有効です。ただし、認印実印に比べて証明力が低いとされています。認印は日常的な書類や契約に使用されることが多く、実印ほどの厳格な管理は必要ありません。

実印は市区町村に登録されており、印鑑証明書と共に使用することで、本人確認の証拠として強い効力を持ちます。

2. 契約書認印を使用する場合
認印を使用している契約書も法的には有効ですが、重要な契約書には実印を使用することが推奨されます。実印を使用することで、契約の信頼性が高まり、後々のトラブルを防ぐことができます。

印章管理規程の制定と改善
1. 印章管理規程の必要性
印章管理規程を制定することで、印章の使用範囲や管理方法を明確にし、不正使用や紛失のリスクを減らすことができます。
規程には、印章の種類、使用範囲、管理責任者、使用手続き、紛失時の対処方法などを含めると良いでしょう。

2. 印章の保管方法
誰でもすぐに押印できる状態はリスクが高いため、改善が必要です。印章はキャビネットや金庫などの施錠可能な場所に保管し、使用時には管理責任者の許可を得るようにすることが推奨されます。
特に重要な印章(実印や会社の代表印など)は、厳重に管理し、使用記録を残すことが望ましいです。

具体的な改善案
印章管理規程のサンプル
- 印章の定義と種類
- 管理責任者の指定
- 使用範囲の明確化
- 使用手続きの詳細
- 紛失・盗難時の対処方法
- 保管方法の規定
これらのポイントを踏まえて、印章管理規程を制定し、適切な管理体制を整えることで、リスクを最小限に抑えることができます。




> お世話になります。
> 総務部で働いているものです。
> タイトルのとおり、実印認印の押印と管理についてご教示いただきたく投稿させていただきました。
> 現在、当社では朝から夕方まで定時の間のみ、認印角印と横版を保管庫から取り出して業務フロアに置いています。(誰でもすぐに押印できるスタイルです。)
> 印章等管理規程等は制定されていない状態です。
> 最近業務フロアで働く従業員が増え始め、リスクがあるようにも感じています。
> こういった状況から、印章等管理規程を制定し社印の使用ルールを決めることになったのですが、制定するにあたり、今までの押印を振り返ったところ、ある時から企業同士の契約(各種基本契約書)に認印を押印していることがわかりました。このままで良いのか締結しなおした方が良いのか分からず、内閣府法務省経済産業省の「押印についてのQ&A」を読んだり、専属の社労士さんに聞いてみたり、様々なサイトを閲覧して答えを探しているのですが、明確なものがでてきません。認印は法的な効力がないのでしょうか。それとも認印のままでも問題はないのでしょうか。
> また、業務フロアに誰でもすぐに押印できるスタイルで設置されている状態について、印章等管理規程で社員の使用範囲を決めたとしても改善した方が良いでしょうか。改善する場合、社印はキャビネット等で保管した方が良いのでしょうか。
>
> 以上となります。
> 宜しくお願いいたします。
>

Re: 実印と認印の押印と管理について

著者総務の事務員さん

2024年11月27日 17:17

wrxs4 様
ご回答いただきありがとうございます。
参考にさせていただいて改善していきます。
また機会がありましたら宜しくお願いいたします。


> 総務の事務員 さん おはようございます
>
> 私見です
>
> 契約に際して相互に特に定めていない限り或いは公に求められていない限り
> 実印でも、認印でも、印なしでも、サインでも
> 契約自体には何ら問題は発生しないかと
>
> 但し、その印が正しいもので、代表者またはその権限を委譲された者が
> 記名・押印または署名・捺印したかが不明だとリスクがあるので
> 重要な契約書であれば印鑑証明で確認できる実印とする場合が多いかと
>
> 実務上は部署長印や外資等ではサインでの契約も行われているとの認識です
>
> 権限者が押したかどうかということに対しては
> 誰でも押せる状況は宜しくないかと
> 前の会社或いは弊社の場合は「実印の押印申請」により
> 押印を任された権限者が押印しています
> 印自体も厳格に保管されています
>
> 不正利用された場合(表見代理の問題等)に関して貴社が不正を主張しても
> その管理態勢であれば問題ありということにもつながりそうですね
>
> > お世話になります。
> > 総務部で働いているものです。
> > タイトルのとおり、実印認印の押印と管理についてご教示いただきたく投稿させていただきました。
> > 現在、当社では朝から夕方まで定時の間のみ、認印角印と横版を保管庫から取り出して業務フロアに置いています。(誰でもすぐに押印できるスタイルです。)
> > 印章等管理規程等は制定されていない状態です。
> > 最近業務フロアで働く従業員が増え始め、リスクがあるようにも感じています。
> > こういった状況から、印章等管理規程を制定し社印の使用ルールを決めることになったのですが、制定するにあたり、今までの押印を振り返ったところ、ある時から企業同士の契約(各種基本契約書)に認印を押印していることがわかりました。このままで良いのか締結しなおした方が良いのか分からず、内閣府法務省経済産業省の「押印についてのQ&A」を読んだり、専属の社労士さんに聞いてみたり、様々なサイトを閲覧して答えを探しているのですが、明確なものがでてきません。認印は法的な効力がないのでしょうか。それとも認印のままでも問題はないのでしょうか。
> > また、業務フロアに誰でもすぐに押印できるスタイルで設置されている状態について、印章等管理規程で社員の使用範囲を決めたとしても改善した方が良いでしょうか。改善する場合、社印はキャビネット等で保管した方が良いのでしょうか。
> >
> > 以上となります。
> > 宜しくお願いいたします。
> >

Re: 実印と認印の押印と管理について

著者総務の事務員さん

2024年11月27日 17:22

Srspecialist 様
ご回答いただきありがとうございます。
参考にさせていただき改善していきます。
規程の内容については、現状を規程に起こすことに重きをおいていましたが、考え方を変えて作成するべきと感じました。
また機会がありましたら宜しくお願いいたします。


> 印章の管理と法的効力について
>
> 認印実印の法的効力
> 1. 認印の法的効力:
> 認印も法的には有効です。ただし、認印実印に比べて証明力が低いとされています。認印は日常的な書類や契約に使用されることが多く、実印ほどの厳格な管理は必要ありません。
>
> 実印は市区町村に登録されており、印鑑証明書と共に使用することで、本人確認の証拠として強い効力を持ちます。
>
> 2. 契約書認印を使用する場合
> 認印を使用している契約書も法的には有効ですが、重要な契約書には実印を使用することが推奨されます。実印を使用することで、契約の信頼性が高まり、後々のトラブルを防ぐことができます。
>
> 印章管理規程の制定と改善
> 1. 印章管理規程の必要性
> 印章管理規程を制定することで、印章の使用範囲や管理方法を明確にし、不正使用や紛失のリスクを減らすことができます。
> 規程には、印章の種類、使用範囲、管理責任者、使用手続き、紛失時の対処方法などを含めると良いでしょう。
>
> 2. 印章の保管方法
> 誰でもすぐに押印できる状態はリスクが高いため、改善が必要です。印章はキャビネットや金庫などの施錠可能な場所に保管し、使用時には管理責任者の許可を得るようにすることが推奨されます。
> 特に重要な印章(実印や会社の代表印など)は、厳重に管理し、使用記録を残すことが望ましいです。
>
> 具体的な改善案
> 印章管理規程のサンプル
> - 印章の定義と種類
> - 管理責任者の指定
> - 使用範囲の明確化
> - 使用手続きの詳細
> - 紛失・盗難時の対処方法
> - 保管方法の規定
> これらのポイントを踏まえて、印章管理規程を制定し、適切な管理体制を整えることで、リスクを最小限に抑えることができます。
>
>
>
>
> > お世話になります。
> > 総務部で働いているものです。
> > タイトルのとおり、実印認印の押印と管理についてご教示いただきたく投稿させていただきました。
> > 現在、当社では朝から夕方まで定時の間のみ、認印角印と横版を保管庫から取り出して業務フロアに置いています。(誰でもすぐに押印できるスタイルです。)
> > 印章等管理規程等は制定されていない状態です。
> > 最近業務フロアで働く従業員が増え始め、リスクがあるようにも感じています。
> > こういった状況から、印章等管理規程を制定し社印の使用ルールを決めることになったのですが、制定するにあたり、今までの押印を振り返ったところ、ある時から企業同士の契約(各種基本契約書)に認印を押印していることがわかりました。このままで良いのか締結しなおした方が良いのか分からず、内閣府法務省経済産業省の「押印についてのQ&A」を読んだり、専属の社労士さんに聞いてみたり、様々なサイトを閲覧して答えを探しているのですが、明確なものがでてきません。認印は法的な効力がないのでしょうか。それとも認印のままでも問題はないのでしょうか。
> > また、業務フロアに誰でもすぐに押印できるスタイルで設置されている状態について、印章等管理規程で社員の使用範囲を決めたとしても改善した方が良いでしょうか。改善する場合、社印はキャビネット等で保管した方が良いのでしょうか。
> >
> > 以上となります。
> > 宜しくお願いいたします。
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