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PATPOST

電帳法対応は“簡単で低コスト”の「PATPOST」!中小企業のデジタル化の一歩に

企業活動のデジタル化を後押しするため、電子帳簿保存法の改正が行われ、“国税関係帳簿書類の保存方法”が大きく見直されました。電子取引に関するデータ保存義務化には2023年12月まで宥恕(ゆうじょ)期間が設けられてはいるものの、IT活用やデジタル化が遅れている中小企業は対応に不安があるのではないでしょうか。

また、すでに電子帳簿保存法に対応するサービスを検討しているが、どれを選べばいいのかわからないという担当者の声もよく聞きます。

最近リリースされたビジネス書類の電子保管サービス『PATPOST』をご存じでしょうか。操作マニュアルを読むのが苦手な筆者ですが、数あるサービスのなかでも『PATPOST』は、簡単で使いやすいと感じました。

『PATPOST』は、オリックス株式会社がリリースした電子帳簿保存法に対応したSaaSです。①誰でも簡単に扱える、②電子帳簿保存法にすぐ対応できる、③詳細な検索とスムーズな共有という3つの特徴があります。少ないコストで簡単に電子帳簿保存法に対応できるので、リソースが限られている中小企業にとって導入ハードルが低いのが魅力です。

同社は元々、オフィス機器のリースなどの金融業、ホテルや水族館などの施設運営など幅広い事業を行っており、顧客の事業課題解決を得意としている企業です。近年は顧客企業のデジタル化支援にも注力していて、今までのノウハウを注ぎ込んで『PATPOST』を開発したとのこと。

そこで今回は、『PATPOST』がどのように生まれ、ローンチに至ったのかを、商品開発を担当した法人営業本部デジタル戦略推進室長の長澤拓馬氏、デジタル戦略推進室アシスタントマネージャーの岩野徹也氏にお話を伺いました。

「PATPOST」というサービスについて教えてください

長澤拓馬氏(以下、長澤氏): 『PATPOST』は、請求書や領収書など多くの書類種別において電子帳簿保存法に対応した、ビジネス書類の電子保管サービスです。

AIが書類の”取引先”“取引日”“取引金額”といった情報を自動的にデータ化し、必要なデータを検索ですぐに見つけ出すことができます。

「PATPOST」開発のきっかけは?

長澤氏:最初に、弊社が日頃お付き合いさせていただいている中小企業様の業務のデジタル化を支援したいという思いがきっかけで、“デジタル戦略推進室”が2021年3月に立ち上がりました。

その頃から国として企業にデジタル化を促している背景があり、電子帳簿保存法の改正もその一つでした。2021年5月に法改正に対応できるサービスを開発しようと『PATPOST』のプロジェクトが立ち上がりました。

サービスをローンチするまでに苦労したことは?

岩野徹也氏(以下、岩野氏):『PATPOST』の機能の要件を決めるのが難題でした。そこで、お取引先などを中心にご協力を仰ぎ、約80社にベータ版をご利用いただきました。そこでいただいたご意見を基に開発を進めました。

また、中小企業ですと税理士とのやり取りが多いと思いますので、数名の税理士としっかりと意見交換して、本当に必要な機能は何かを根気強く議論してきました。

「PATPOST」の魅力はどんなところにありますか?

長澤氏:シンプルで簡単かつ、操作方法が分かりやすいところが最も評価されている点です。あとは、他社サービスと異なり、アップロードした書類のAI-OCRによる読み取り・分類・項目抽出を無制限にできる(※)ところもよい、というクライアントの声もあります。

『PATPOST』は意図的にシンプルにしていて、あえて余計な機能はつけないようにしています。私たちデジタル戦略推進室は『PATPOST』を開発するほかにも、社内の業務改革やシステム導入の仕事もしているのですが、それぞれの業務によってさまざまなシステムを使っています。

機能が豊富すぎるシステムだと、既存のシステムと機能が重複してしまうことが多数あります。そうすると、どちらのシステムでその業務を行うのかを、改めて整理する面倒が生じてしまいます。

『PATPOST』の場合は、そういった重複をなくすために、“とにかくシンプルで簡単に書類を保存できること”にこだわろうと、開発の初期の段階で決めていました。

(※)アップロード可能なファイル数は、1アカウントあたり年間12,000ファイルまで 

中小企業が導入するメリットとは?

長澤氏:業務のデジタル化は、どうしても手間がかかるので後回しになっている中小企業も多いと思います。ただ、インボイス制度も始まりますし、リモートワークへの対応なども踏まえると、いよいよ文書管理をデジタル化しなければ業務が回らなくなる可能性があります。

『PATPOST』は、電子帳簿保存法に対応していますし、操作方法も簡単で、かつ1IDあたり月額980円(税抜)と導入しやすい価格帯(※)なので、デジタル化の最初の一手としておすすめしたいサービスです。

文書がデジタルになると、必要なときに欲しいデータをすぐに検索できるだけでなく、たとえば振込データ作成などの業務が効率化できる可能性が広がります。『PATPOST』により最少の労力、コストで、最小限度の法対応ということも可能ですが、むしろ法対応を機会に、すべての文書のデジタル化に着手されることで、『PATPOST』の真価を実感していただけるものと思っています。

(※)3IDから契約可能。契約期間は1年間で期間中の解約はできません(初回契約のみ2ヵ月の無料期間中は解約可能)

「PATPOST」が実現する未来はどのようなものでしょうか?

岩野氏:「あらゆる帳票管理業務のストレスをなくす」というのをミッションにしていまして、そのような未来が実現するためのサービスに育てていきたいです。

現状の“帳票を保存する”というところから、各取引先が『PATPOST』に請求書をアップロードできるようにして、そのまま自動でワークフローが走り、支払いの承認ができるようにするなどのアップデートも考えています。そうすると、振り込み作業がかなり効率化されるはずです。

デジタル化の必要性を感じながらもハードルが高くてまだ取り組めていない企業を、我々は『PATPOST』を通じて支援し、デジタル化をもっと身近にしていきたいです。

***

今回はビジネス書類の電子保管サービス『PATPOST』の開発秘話を聞かせていただきました。デジタル化の必要性はわかっているものの、まだ具体的に取り組めていないという経営者や担当者の方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

Interview&Photo/Takanobu Sasaki