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なぜ後継者が育たないのか?後継者不足に陥る会社の特徴

なぜ後継者が育たないのか?後継者不足に陥る会社の特徴3つ

2021.06.01

後継者不在を理由に廃業する会社が年々増えています。後継者を探すことは困難を伴い、困っている経営者も多いと聞きます。

そのような方にヒントになるように、本記事では後継者不足に陥る会社の特徴をお伝えします。

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人事異動が少なく、ポジションが固定化されている

人事異動が少なくポジションが固定化されていると、人が育ちにくくなります。例えば、「役職が人を育てる」という言葉がありますが、人事異動が少ないと新しい役職に就く機会が減ることになります。担当業務が変わらないことも同様に、新しい業務に触れる機会が少なくなります。すなわち成長のチャンスが少ないということです。

高いポテンシャルを持っている人材、すなわち会社を経営できるようなポテンシャルを持っている人材であっても、ずっと同じポジションに就いていれば、そのポジションという枠組みの中でしか、物事を認識できなくなります。

仮に中間管理職をずっとやっているとしたら、中間管理職としての最適行動を繰り返し、考え方も凝り固まってしまうでしょう。そのような状況が続けば、会社を経営できるような高いポテンシャルを持っている人材であっても、実際に会社経営ができるようにはならないでしょう。

このような事態を防ぐために、組織内で役職や業務の固定化は防ぐべきです。役職が固定化されている組織の傾向として、新規事業に乗り出す機会が少ないというのがあります。新規事業など新しいことをやらない会社は役職が固定化され、いつも同じメンバーが同じことを繰り返します。後継者を育てるには、新しいことにチャレンジして、ポジションが固定化されることを防ぎましょう。

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公正な評価がなく、良い人材流出する

公正な評価ができてないと、離職率が高まります。特に優秀な人ほど、会社を早く去る傾向にあります。生産性の低い企業にありがちな間違った人材活用として、「優秀な人材に仕事を集中させる」というものがあります。そのような事態になると、優秀な人は周りの人よりもたくさん働かないと、仕事が終わらなくなります。

優秀な人に処遇で差をつけられれば不満は抑えられるかもしれません。しかし、生産性の低い企業だと処遇差があまりつけられないため、「適度にサボって手を抜き、あいつには本当に重要な仕事を任せられない」など評価されていない方が、仕事量が増えず得になることがあります。

そのような状況に置かれた優秀な人材は、「この会社で頑張っても報われない」と感じて、いつか会社を去ってしまうでしょう。良い人材が会社に残らなければ、会社の後継者も育たなくなります。

中小企業で見受けられる不公正な処遇は次のようなものがあります。

・優秀な人に仕事が集まり、頑張っている人が報われない
・社長の好き嫌いで処遇が決まる。社長に好かれた従業員の給与が異常に高い
・社長の親族の給与が、責任の程度や能力と比較して異常に高い

上記には極端なものも含まれますが、公正な評価・処遇をし、優秀な人材が前向きに働ける環境を作りましょう。

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実は社長が「後継者が見つからない状況」に依存している

会社の経営者の方から後継者について相談を受けていると、ずっと部下の愚痴をいっているケースがあります。経営者は孤独なので、愚痴を言いたい気持ちもわかります。

しかし、後継者を探すつもりがないのかなと思うことがあります。そのような経営者の考え方を分析すると、部下の愚痴を言い続けることで、自分の存在や重要性を確認しているようにも思えます。

すなわち、「後継者が見つからないのは、社長自身が替えのきかないような優秀な人材だ」と確認し、自分の存在を確かめているのです。次のような言葉を言っている経営者は要注意です。

・「結局最後は自分が出ていかなきゃ、何にも解決できないんだ」
・「部下の○○はオレがいないとダメだ」
・「あと5年で引退する」→5年後…「あと5年で引退する」→…以下繰り返し

このような発言をよくする経営者は、後継者がみつからない状況に依存しているといえます。人間、卒業することやこれまでの環境と別れるのは辛いものです。中小企業経営者にとって、社長でなくなることは、自分のこれまでの人生そのものとお別れするような感覚でとても寂しいことかもしれません。

しかし、年齢を重ね後継者を探すパワーが無くなったときに、後継者を探すようではもう遅いのです。これからもその会社で働く従業員やお付き合いがある取引先のために早めに後継者を探しましょう。

M&Aで承継するという選択肢も

事業承継は「親族承継」「親族外承継」などの後継者に事業を譲るパターンの他に、会社を売却する「M&A」という選択肢もあります。会社を売却するには、まず買い手を見つけることが必要です。

しかし、「この方なら人生を注ぎ込んでいた私の会社を譲ってもかまわない」と思える人に出会えるまで時間がかかる可能性があります。また「M&A」は景気の波など外部環境にも左右されるので、自分が売りたいと思った時期に買い手が現れるとも限りません。早い段階から売却先を探しておくことが、「M&A」の成功の秘訣です。

本記事では、後継者不足に陥る会社の特徴をお伝えしました。ぜひ参考にしてください。

*xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

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