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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

現金主義や発生主義について

著者 もり とろこ さん

最終更新日:2011年08月01日 20:22

現金主義や発生主義、損益の成り立ちなどを理解させる有効的な方法などないも
のでしょうか?

初めまして、経理を初めて1年目の初心者です。
現在は個人事業の飲食店の経理を担当しています。
元々外注の経理にお願いしているので、そのアシストにまわることが多く、振込
業務はやっていてもBSやPLを出したことがありません。

現在3店舗を展開しているのですが、売上低下に伴い月一でトップミーティング
をすることになりました。
私はオーナーからその際に用いる資料の作成を頼まれたのですが、その資料につ
いて困っています。


もともと損益は外注の経理さんが出しているのですが、全ての情報が確定してか
ら出てくるのでちょっと遅いです。
それを知っているからか、オーナーは一日でも早く、なんだったら月が終わった
その翌日には知りたいらしく、外注よりも動かしやすい私に言ってきたんだと思
うのですが・・・


まず、トップミーティングは月初にやることが多く、私が初心者なのもあります
が、短い期間に前月の損益を出すことなど不可能です。
この旨をやんわりと伝えても、「概算でいいから出して」といわれます。
ですが、月によっては月末の2日後にミーティングだったりするのに概算も難しい状況です。


そして、資料作成を指示したオーナー自身が、あまり損益のことを理解していな
いらしく、
例えば、うちのサイトは末締め翌末払いなので、その月に支払ったものは前月に
発生したものなのですが、
「末の支払は支払った月で計上して」

これを受けて、現金主義にして現金の残りが知りたいのかなと思い、それに統一
していたのですが、ガスや電気代に関しては、
「発生した月で計上して」

これでは、最終的に出てくる金額は、損益でもなければ残金でもありません。
現金主義と発生主義がごちゃまぜになっているようです。

ですが、私自身の知識が浅いため、どう違うのか、なぜ違うのかという説明がう
まくできず、
とりあえず「これでは無理です。提出できません」という旨だけ伝えると、
「なんで?とにかく出して。こんなんできへんかったらここにおる意味がない」
というようなことまで言われてしまいました。

それを外注の経理さんに相談すると、その方も何度か説明しようとしたらしいの
ですが理解してもらえず、その方は完全に匙を投げてしまっています。

現金主義や発生主義、損益の成り立ちなどを理解させるにはどのように説明したらいいのでしょうか?

長文乱文申し訳ありませんが、アドバイスなど頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。

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Re: 現金主義や発生主義について

最終更新日:2011年08月03日 06:06

もり とろこ さん

こんにちは

まず、「現金主義」とは代価の清算方法を言います。飲食業ではお客様が飲食し、その代金を現金やカードで清算しますね。これが貴社の基本的な清算方法と思います。只、食材や他備品等購入の決済も現金かも知れませんが、対会社間取引では「掛け」で、仕入日と支払日と異なっているのではないでしょうか。この取引の清算方法は「掛け主義」とも言います。
 さて、本論に入ります。
 何事につけても商売をしていく者にとって大事なことは、事業の継続であります。継続するには内部留保する努力は欠かせません。特に貴社のように主に「現金」で資金をまわしている会社では時として社員の給与支給、食材の購入資金にも不足を来たすことだけは避けなければいけません。
 そこに予め役立つのが、タイムリーな財務情報であり、原価情報ではないかと思います。
 経理を外注依頼しているとのことですが、上記の表を作成することは、その外注さんからのタイムリーな情報で作成することは可能だと思います。(その管理表の作成をも依頼しますと付加費用が発生しますので)
 そこでどのような管理表が実務的で、参加者が検討できるかとなるわけです。まず、管理表を店舗別と会社全体(会社全体と店舗別とあわせた表で合計表そのものではなく、ひとつの項目について店舗別にあり、それを小計とした全店舗及び欄外に事務部門を入れた表)それを原価(材料費、人件費、売上高、間接費等に大きく分けて、売上から引いた利益を算出し、売上主観の利益率、そして、入場した客数からの客単価等の表
 そして、更にできればメニュー別の売上及び利益率表もあると検討しやすいのではないかと思います。

尚、具体的なレイアウトは、「飲食業 管理表」等で検索しますと無料でダウンロードできるサイトがあります。

 

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