給与計算や労務管理の担当をしています。担当者は一人です。
会社のルールが、労働基準法などの法律に違反していたり、または問題があるのではと考えられることがいくつかあります。ただ、経営者側も従業員もそれを疑問に思っていなかったり、わかってはいるけれど、変える気がない様子です。担当者としては、すっきりしませんが、多分どこの会社でも、当たり前の状況なんでしょうか・・・。皆さんは、こういう矛盾について、どう思われますか。
私は、この業務を担当して1年です。正社員ではなく、パートです。業務に対する知識も経験も(たまに前担当者の仕事を手伝ったことはある)、引き継ぎもなく(前担当者は、病気などで突然出社できなくなったので)、他に知識のある社員もおらず、社会保険労務士との契約もありません。その中で、本やネットで調べたり、既存の資料を調べたりして、どうにかこなしてきました。
こうして、労務関係のことをいろいろ知る中で、法律と現実のGAPに気づくようになりました。いくつかは(特に従業員の不利益が大きいこと)、提案して適正化されたこともあります。しかし、中には「今までこれで上手く(会社も従業員も)やってきたのに、変える必要ある?」「何十年もこれでやってきて、今までどこからも何も言われなかったからこのままでいいよね」と、経営者にも従業員にもそう言われることがあるます。例えば、36協定は数年前のままで、その時の従業員代表者はもういません。でも、経営者→面倒、従業員→残業代は地やんともらえるからそれでOK、という感じです。
担当者の皆さんは、こういうことに対して、自分の気持ちとどう折り合いをつけておられますか。