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シリーズ「優れた経営者の
コンピテンシーを学ぶ!」
<第329回>[(第27話)「CoCoイチ創業者夫婦の“きれい”の現場力!」
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「優れた経営者の
コンピテンシーを学ぶ!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介して
いきます。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読
みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.幼少時代不遇の二人の馴れ初めは!
2.32年前にカレー専門店をオープン!
3.顧客のクレームは宝の山!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
===========================
おもろい夫婦の経営者は珍しい。創業者であり現特別顧問の宗次徳二氏は現会長
である妻の直美氏に対して「いてくれないと困るがいると怖い」と言った。二人
の会話はまるで漫才だ。恐らく経営のことや店の切り盛りは直美氏が仕切ってい
たことは容易に想像が付く。
二人は幼少時代も波乱万丈だったが結婚して独立自営の道に入ってからも波乱万
丈だった。徳二氏は照れ屋で人前で話すのは得意ではない。一方直美氏はしっか
りした自分の意見や信念を持ち、何しろ実行力がある。そんな二人だからこそ今
日の成功があると思われる。
CoCo壱番屋は27期連続増収を続け、年商685億円を叩き出す。東証一部上場
を果たしている。海外も含めて1,200店舗運営している。直営店だけでなく「の
れん分け」した店舗も多い。
CoCo壱番屋ではフランチャイズ方式ではない。完全な「のれん分け」である。
まず5~7年修業してもらいノウハウを学んでもらう。開業に当たり他との兼業
は許されない。CoCo壱番屋のカレーに専念しなければならない。しかも夫婦
二人三脚で営業することが条件だ。そのため希望者の7%しか開業できていない。
そのかわり食材を購入してもらうだけでロイヤルティは取らない。利益の二重取
りはしないということだ。開店に当たってはCoCo壱番屋のスタッフが指導し、
開店後もフォローする体制だ。
「きれいな店で美味しいカレーを」がモットーであり、お店をきれいにすること
に対して直美会長はことのほかうるさい。容赦なく拳骨(げんこつ)が飛んだり
ケリを入れることもある。それでいて社員もお店のオーナーも直美氏のことを
「ママ、ママ」と呼んで慕う。
今回は「CoCo壱番屋」創業者夫婦の「“きれい”の現場力」なるコンピテン
シーに迫ってみる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
一号店は立地が悪く、その挙句味もサービスもイマイチだったから繁盛したのは
開店して二日間だけ。今にして思うとかえってつまずいたことが後の成功に結び
ついたと思う。
宗次夫妻
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第27話)CoCoイチ創業者夫婦の“きれい”の現場力!]
1.幼少時代不遇の二人の馴れ初めは!
宗次徳二氏は孤児院に預けられていたが2歳のころ養父母に引き取られる。だが
養父は競輪に明け暮れ、妻は徳二氏を置いたまま出て行ってしまう。養父も一旦
出かければいつ帰ってくるかも分からない。粉に塩をまぶして焼いて食べ、食用
の草(スカンポという草らしい)を食べて飢えをしのいだという。
一方直美氏は6人兄弟の末っ子だったが10歳で父が亡くなり長兄に引き取られて
家族と離別した生活を送っている。
幼少時代二人は不遇だったが大和ハウスの職場で知り合い徳二氏が直美氏に一目
ぼれした。夕方会社の外で待ち伏せしていて家に送り、それから営業に出て行く
生活だったという。そんな二人は1972年結婚し、程なく喫茶店バッカスをオープ
ンさせた。そのときの直美氏のカレーが大評判となり看板メニューとなった。
2.32年前にカレー専門店をオープン!
1978年二人はカレー専門店CoCo壱番屋をオープンさせた。32年前のことであ
る。一号店開業当時のエピソードとして前述したとおり失敗だった。
閑古鳥の鳴く店舗で二人は徹底的に掃除をし、味を吟味し、サービス強化に努め
た。そうしたところ客足が戻り徐々に繁盛店になったという。
店はきれいでなければダメと知り、トイレも洗面台も床も椅子もテーブルもピカ
ピカに磨いた。手抜きを一切せず笑顔で元気よく接客した。お客にアンケートを
書いてもらい不満があれば直ぐに対策を講じた。
掃除や接客は徳二氏は苦手だが直美氏は得意中の得意。奥さんのリードで徳二氏
も笑顔で元気よく接客し、掃除も苦にならなくなっていった。
3.顧客のクレームは宝の山!
店舗数が増えれば当然クレームも増える。クレームのはがきを全て読んで対策を
練るため、早朝4時過ぎに出社してじっくり3時間かけたというから恐れ入る。
近くの店なら直ぐに飛んでいき責任者やオーナーに対策を講じさせ、遠くの店舗
なら電話でアクションした。
宗次夫妻は今でも突然店舗を訪れてはカレーを食べて味を確かめる。しかし換気
扇やエアコンにほこりが溜まっていれば容赦なく直美氏の檄が飛ぶ。「すみませ
ん」と謝られると「すみませんは聞きたくもない」といって拳骨が飛ぶ。
8年前に経営の第一線を退いた徳二氏はいまクラシック専用の宗次ホールをオー
プンし、音楽ファンを喜ばせている。CoCo壱番屋は顧問の立場で守り立てて
いる。
【3】今日のまとめ
1.幼少のころ不遇だった二人が結婚後夫婦二人三脚での努力が実り、世界一の
カレー専門店を樹立できたこと。
2.一号店での開店当初の失敗から学び、“きれい”の現場力なるコンピテンシ
ーを発揮しすばらしい経営者になったこと。
3.クレームは宝の山と真摯に受け止め、直ぐに改善して顧客の信頼を勝ち得て
いること。
4.フランチャイズとは違い、「のれん分け」のシステムでオーナーを育成して
いること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
極貧を経験している徳二氏はこんなことを言っていた。「商売が少しうまくいく
とご主人がレジからお金を持ち出して遊興費に使う。これで失敗する経営者は多
いがウチはそんなことは一切しない」と。あくまで質素に、今も日本一狭い事務
所が二人の居室になっている。
<この記事はテレビ東京の2010年4月放送の「カンブリア宮殿」も参考にしてい
ます。>
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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シリーズ「優れた経営者のコンピテンシーを学ぶ!」
<第329回>[(第27話)「CoCoイチ創業者夫婦の“きれい”の現場力!」
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「優れた経営者の
コンピテンシーを学ぶ!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介して
いきます。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読
みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.幼少時代不遇の二人の馴れ初めは!
2.32年前にカレー専門店をオープン!
3.顧客のクレームは宝の山!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
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おもろい夫婦の経営者は珍しい。創業者であり現特別顧問の宗次徳二氏は現会長
である妻の直美氏に対して「いてくれないと困るがいると怖い」と言った。二人
の会話はまるで漫才だ。恐らく経営のことや店の切り盛りは直美氏が仕切ってい
たことは容易に想像が付く。
二人は幼少時代も波乱万丈だったが結婚して独立自営の道に入ってからも波乱万
丈だった。徳二氏は照れ屋で人前で話すのは得意ではない。一方直美氏はしっか
りした自分の意見や信念を持ち、何しろ実行力がある。そんな二人だからこそ今
日の成功があると思われる。
CoCo壱番屋は27期連続増収を続け、年商685億円を叩き出す。東証一部上場
を果たしている。海外も含めて1,200店舗運営している。直営店だけでなく「の
れん分け」した店舗も多い。
CoCo壱番屋ではフランチャイズ方式ではない。完全な「のれん分け」である。
まず5~7年修業してもらいノウハウを学んでもらう。開業に当たり他との兼業
は許されない。CoCo壱番屋のカレーに専念しなければならない。しかも夫婦
二人三脚で営業することが条件だ。そのため希望者の7%しか開業できていない。
そのかわり食材を購入してもらうだけでロイヤルティは取らない。利益の二重取
りはしないということだ。開店に当たってはCoCo壱番屋のスタッフが指導し、
開店後もフォローする体制だ。
「きれいな店で美味しいカレーを」がモットーであり、お店をきれいにすること
に対して直美会長はことのほかうるさい。容赦なく拳骨(げんこつ)が飛んだり
ケリを入れることもある。それでいて社員もお店のオーナーも直美氏のことを
「ママ、ママ」と呼んで慕う。
今回は「CoCo壱番屋」創業者夫婦の「“きれい”の現場力」なるコンピテン
シーに迫ってみる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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一号店は立地が悪く、その挙句味もサービスもイマイチだったから繁盛したのは
開店して二日間だけ。今にして思うとかえってつまずいたことが後の成功に結び
ついたと思う。
宗次夫妻
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【2】メルマガ本論
[(第27話)CoCoイチ創業者夫婦の“きれい”の現場力!]
1.幼少時代不遇の二人の馴れ初めは!
宗次徳二氏は孤児院に預けられていたが2歳のころ養父母に引き取られる。だが
養父は競輪に明け暮れ、妻は徳二氏を置いたまま出て行ってしまう。養父も一旦
出かければいつ帰ってくるかも分からない。粉に塩をまぶして焼いて食べ、食用
の草(スカンポという草らしい)を食べて飢えをしのいだという。
一方直美氏は6人兄弟の末っ子だったが10歳で父が亡くなり長兄に引き取られて
家族と離別した生活を送っている。
幼少時代二人は不遇だったが大和ハウスの職場で知り合い徳二氏が直美氏に一目
ぼれした。夕方会社の外で待ち伏せしていて家に送り、それから営業に出て行く
生活だったという。そんな二人は1972年結婚し、程なく喫茶店バッカスをオープ
ンさせた。そのときの直美氏のカレーが大評判となり看板メニューとなった。
2.32年前にカレー専門店をオープン!
1978年二人はカレー専門店CoCo壱番屋をオープンさせた。32年前のことであ
る。一号店開業当時のエピソードとして前述したとおり失敗だった。
閑古鳥の鳴く店舗で二人は徹底的に掃除をし、味を吟味し、サービス強化に努め
た。そうしたところ客足が戻り徐々に繁盛店になったという。
店はきれいでなければダメと知り、トイレも洗面台も床も椅子もテーブルもピカ
ピカに磨いた。手抜きを一切せず笑顔で元気よく接客した。お客にアンケートを
書いてもらい不満があれば直ぐに対策を講じた。
掃除や接客は徳二氏は苦手だが直美氏は得意中の得意。奥さんのリードで徳二氏
も笑顔で元気よく接客し、掃除も苦にならなくなっていった。
3.顧客のクレームは宝の山!
店舗数が増えれば当然クレームも増える。クレームのはがきを全て読んで対策を
練るため、早朝4時過ぎに出社してじっくり3時間かけたというから恐れ入る。
近くの店なら直ぐに飛んでいき責任者やオーナーに対策を講じさせ、遠くの店舗
なら電話でアクションした。
宗次夫妻は今でも突然店舗を訪れてはカレーを食べて味を確かめる。しかし換気
扇やエアコンにほこりが溜まっていれば容赦なく直美氏の檄が飛ぶ。「すみませ
ん」と謝られると「すみませんは聞きたくもない」といって拳骨が飛ぶ。
8年前に経営の第一線を退いた徳二氏はいまクラシック専用の宗次ホールをオー
プンし、音楽ファンを喜ばせている。CoCo壱番屋は顧問の立場で守り立てて
いる。
【3】今日のまとめ
1.幼少のころ不遇だった二人が結婚後夫婦二人三脚での努力が実り、世界一の
カレー専門店を樹立できたこと。
2.一号店での開店当初の失敗から学び、“きれい”の現場力なるコンピテンシ
ーを発揮しすばらしい経営者になったこと。
3.クレームは宝の山と真摯に受け止め、直ぐに改善して顧客の信頼を勝ち得て
いること。
4.フランチャイズとは違い、「のれん分け」のシステムでオーナーを育成して
いること。
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【4】編集後記
極貧を経験している徳二氏はこんなことを言っていた。「商売が少しうまくいく
とご主人がレジからお金を持ち出して遊興費に使う。これで失敗する経営者は多
いがウチはそんなことは一切しない」と。あくまで質素に、今も日本一狭い事務
所が二人の居室になっている。
<この記事はテレビ東京の2010年4月放送の「カンブリア宮殿」も参考にしてい
ます。>
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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