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デジタル万引き

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    わかっちゃう! 知的財産用語    No.262

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こんにちは!  わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。


 ☆ 本日の知的財産用語


[デジタル万引き]


 書店などで、本や雑誌を購入することなく、その内容を携帯電話機
のカメラ等に撮影する行為のことです。



(1)
 本や雑誌は単なる紙の束ではなく、そこに書かれている情報にこそ
価値があります。


 写真集や画集の場合は本自体を「所有する」という喜びがあります
が、一般的な本や雑誌の場合、私たちが購入するのは所有したいと
いうより本や雑誌に書かれている情報を知識として得たいからだと
思います。



(2)
 近年、デジタルカメラの普及や、携帯電話機のカメラ機能の向上な
どに伴って、書店やコンビニで本や雑誌を買わずに撮影して、あとで
撮影した画像を見て読むという行為が問題視されています。
 このような行為は「デジタル万引き」と呼ばれています。

 書店等にとっては商品の売り上げにつながらないので、困った問題
です。


 昔から、書店が嫌がる迷惑行為として「立ち読み」がありましたが、
立ち飲みの場合は読むのに時間がかかりますし、大量の内容を正確に
記憶しておくことも難しいです。


 それに対してデジタル万引きの場合は一瞬の撮影で多くの情報を
正確に記録できるので、立ち読み以上に切実な問題だと思います。



(3)
 この「デジタル万引き」ですが、撮影したものを他人に配布したり、
インターネット上に公表したりすれば著作権法違反として対処も可能
です。


 しかし、撮影する行為自体は「私的複製」の扱いとなると考えられ
るので、違法して取り締まることが困難です。


 それ自体 明確な違法行為ではないため、書店ではデジタル万引き
をやめてもらうために、頭を悩ませているようです。


 ある書店では「本・雑誌の撮影お断り」という張り紙をしていまし
た。


 以前 書店の店員さんから聞いた話ですが、撮影している人に注意
をしても聞き入れてもらえず、逆に「何が悪い。減るものでもないの
に。客に対して失礼だ。」と機嫌を損ねてしまったこともあるよう
です。


      ☆              ☆

[関連事項と経験談]

(1)
「デジタル万引き」が「モラルやマナーの問題」として解決できれば
よいのですが、人によって考え方も違うでしょうから簡単に解決でき
ないと思います。


 いずれ法律が改正されて、明確に規制されるようなこともあるかもし
れません。



(2)
 雑誌の場合、読みたい記事が数ページしかないことも多いです。雑
誌によっては広告や事実上の広告ともいえるタイアップ記事だらけで、
記事は数分で読めてしまうようなものもあります。

 そのような内容の薄い雑誌を「買うまでもない」と思ってしまう心
理はわからないでもありません。


 読みたい記事がたくさんあれば、あえて何ページも撮影して読みに
くい画面で読もうとする人も少なくなるかもしれません。でも、出版
社にとって広告収入は重要なので簡単に「広告より記事を充実させれ
ば良い」というわけにもいかないのでしょうね。


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 「わかっちゃう! 知的財産用語」

  発行   西川特許事務所 ( http://www.jpat.net/
       兵庫県西宮市東山台3丁目9-17  
       電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821 
  発行人  弁理士 西川 幸慶  pat@jpat.net
   
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  (C) 2010 Nishikawa Yukiyoshi 
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[編集後記]

 地元地域の掲示板に「ボッチャ(BOCCIA)」のイベント案内が掲示
されていました。

 「ボッチャって何だろう?」

と 思って調べたところ、ボールを投げて「ジャックボール」と呼ば
れる標的玉に自分のボールを近づけることを競うスポーツで、もとも
と身体が不自由な人のために考案されたとのこと。パラリンピックの
正式種目にもなっているそうです。

 相手のボールに当てて はじき出すこともできるらしいので、カー
リングにも似ている感じがします。

 私は 今回初めて知ったのですが、みなさんは「ボッチャ」をご存
じでしたか?

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