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懐に飛び込む

■■今週の肝【 懐に飛び込む 】■■

    
 一介の脱藩浪人が、世の中を動かしたケースがあります。
 
 皆さんご存知の坂本竜馬。
  
 「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、
 勝海舟はいったそうですが、これが本当ならすごい奇跡です。

 竜馬は、海軍奉行の勝海舟をはじめ、各藩の要職に就いていた西郷隆盛、桂小五郎と
 数々の目上の人を動かしました。

 今では想像もつかないぐらいに、出自や身分の厳しい時代にです。

 なぜ、彼にそんなことができたのか。
 
 『志が高かった』『双方がWin-Winになる選択肢を提示した』といった理由が
 ありますが、彼だからこそできた、他の人にない“特別な力”があったと思います。
 それは、

          相手の懐(ふところ)に飛び込むこと


 坂本竜馬に会ったことはないので、想像の範囲ですが、彼と話すとあっという間に
 何でも話せてしまう間柄になったんではないでしょうか?
  
 身分の高い人は特に、安心して何でも話せる相手はいなかった。
 周りの取り巻きは、保身の為に表面的なことしか言わない。本心が見えない。

 そんな中、坂本竜馬とは、双方いち人間として、語り合ったり、議論ができた。
 そんな風に想像できます。


 私も少し似たようなところがあります。
 昔から、なぜか校長先生や会社の社長にすごく可愛がってもらえるのです。

 そのお蔭で、仕事のチャンスをもらえたり、人を紹介してもらえたり、 
 また、周りの人に対する影響力が高まったりと、多くの恩恵に預かりました。


 では、懐に飛び込むには、何が必要なのか。

 ・自分の役割・立場で話さないこと。(一人の人間として接する)
 ・自分の過去、現在、未来、感情をオープンにすること。
 ・自分の主義主張は持っていても固執はしないこと。

 さらに私は、目上の人にでも愛情を持ってつっこみます。
 「なんですかそれ?」「そんなんしてたらあきませんで」「あほなことを」      

 私にとっては“つっこみ”が相手を受け入れる行為になっています。   
 

 懐に飛び込んでみる。
 最初は少しの勇気がいりますが、慣れてくると誰に対しても同じように
 自然体のコミュニケーションができてしまいます。

 夏になって暑苦しいかもしれませんが、
 皆さんも上司の懐に飛び込んでみませんか。 
 
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【発行責任者】
泉 一也 (いずみ かずや)

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