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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 4月25日号
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おはようございます。
弁理士 深澤 潔です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判事例を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
(配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html)
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、登録第5289002号です。
この
商標は、緑色の線で描かれた楕円様の枠内に、緑色で「実感!」
及び「ラブレ」の文字を上下二段に表した構成です。
指定商品は、第29類の「ラブレ菌を主材とする粉末状・顆粒状・
錠剤状・カプセル状又は液状の加工食品 」です。
ところが、この
商標は、
・登録第4280301号:「ラブレ」の文字が横書きされた構成
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として
拒絶査定不服の審判(不服2009-010719号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったかを紹介します。
まず、この
商標の
「構成各文字は上段と下段の文字の大きさに若干の違いがあるとし
ても、枠内に同色でまとまりよく一体的に表されており、」
「これより生ずると認められる「ジッカンラブレ」の称呼も、よど
みなく一連に称呼し得るものであるから、その構成文字全体に相応
して、「ジッカンラブレ」の称呼を生ずるというのが自然である。」
ここで、「ラブレ」は、
「京都の漬け物「すぐき」から発見された植物性乳酸菌の一種であ
って、いわゆる健康食品等の原材料として幅広く利用されており、
また、「ラブレ菌」を略称するものとしても普通に使用されている
ことが認められる。」
よって、
「「ラブレ」の文字は、自他商品の識別標識としての機能を果たし
得ないというのが相当である。」
から、
「その構成中「ラブレ」の文字部分のみを捉えて、該文字部分より
生ずる「ラブレ」の称呼をもって独立して取引に資されることはな
いというのが相当である。 」
したがって、この
商標からは、「ラブレ」の称呼は生じないので、
引用商標とは称呼上相紛れるおそれはないし、外観、観念の点に
おいても、相紛れるおそれのないから、非類似であると判断されま
した。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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一般的には特殊な語句であっても、使用しようとする商品・サー
ビス分野では普通に使用されている語句であれば、その部分は識別
力がない、と判断されます。
つまり、その部分については類似の判断の対象から外れてしまい
ます。
この
商標のように、「実感!」と「ラブレ」とで分断されること
なく判断されるような組み合わせを工夫することで、真似とは言わ
せないネーミングとなります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ
(原則、毎週月曜日発行ですが、祝日のときは火曜日発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
mark@trademark-kaiketsu.comまで
(@を@に替えてください。)
編集・発行 弁理士 深澤 潔
http://www.trademark-kaiketsu.com/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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錠剤状・カプセル状又は液状の加工食品 」です。
ところが、この商標は、
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と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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では、審判でどんなやりとりがあったかを紹介します。
まず、この商標の
「構成各文字は上段と下段の文字の大きさに若干の違いがあるとし
ても、枠内に同色でまとまりよく一体的に表されており、」
「これより生ずると認められる「ジッカンラブレ」の称呼も、よど
みなく一連に称呼し得るものであるから、その構成文字全体に相応
して、「ジッカンラブレ」の称呼を生ずるというのが自然である。」
ここで、「ラブレ」は、
「京都の漬け物「すぐき」から発見された植物性乳酸菌の一種であ
って、いわゆる健康食品等の原材料として幅広く利用されており、
また、「ラブレ菌」を略称するものとしても普通に使用されている
ことが認められる。」
よって、
「「ラブレ」の文字は、自他商品の識別標識としての機能を果たし
得ないというのが相当である。」
から、
「その構成中「ラブレ」の文字部分のみを捉えて、該文字部分より
生ずる「ラブレ」の称呼をもって独立して取引に資されることはな
いというのが相当である。 」
したがって、この商標からは、「ラブレ」の称呼は生じないので、
引用商標とは称呼上相紛れるおそれはないし、外観、観念の点に
おいても、相紛れるおそれのないから、非類似であると判断されま
した。
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つまり、その部分については類似の判断の対象から外れてしまい
ます。
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なく判断されるような組み合わせを工夫することで、真似とは言わ
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