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回転寿司の雄、スシローが挑んだ第二創業とは!

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      シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」

   <第451回>[(第11話)「回転寿司の雄、スシローが挑んだ第二創業とは!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】業界ナンバーワンだが、常に危機感!
【3】東京の空白地帯を何とかしたい!
【4】中目黒に「ツマミグイ」1号店をオープン!
【5】編集後記

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最初に回転寿司を始めたのは「元禄寿司」だそうだ。だが、「元禄寿司」の名前はあ
まり聞かれなくなった。一時「かっぱ寿司」が売上トップの座に着いたが今「かっぱ
寿司」は業績が低迷して苦戦を強いられているようだ。

回転寿司業界ナンバーワンは「あきんどスシロー」だ。年間売上高は1270億円を叩き
出す。もちろん海外にも進出していて元気がいい。そんなすしローだが都心には店舗
が少ない。これまで郊外型出店戦略を採ってきたからだ。

世田谷区の烏山店はかなり繁盛している。ネタは約70種類もあり、一皿108円から高
いものでも194円で平均の客単価は1000円台とリーズナブルだ。

同業の「がってん寿司」も改革に取り組んでいる。個室型の店舗にし、家族やグルー
プ顧客を取り込んだ。寿司だけでなく鍋物まで出す。そうすることでアルコールがか
なり出るから客単価が上がるのだ。

スシローの豊崎賢一社長はこのたび社長職を後継者にバトンタッチし、自分は最高顧
問になり、マーケティングに専念するつもりのようだ。若いときから寿司職人として
お客様と直に接してきただけにお客様の心を掴むことには自信がある。そして今、ス
シローも本格的「第二創業」に乗り出した。

今回はSmart Sushi Diningで「第二創業」に挑んだ「あきんどスシロー」を採り挙げ
る。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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Smart Sushi Dining。客層は20~40歳代の女性客。平均客単価4000円でいく。5年で
40店舗に増やしたい。社長職を後継者にバトンタッチし、これからは最高顧問として
マーケティングに力を入れることにした。


       豊崎賢一


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【2】業界ナンバーワンだが、常に危機感!

今でこそ回転寿司業界ナンバーワンだが、かつては「ゼンショー」に買収を仕掛けら
れ、苦戦を強いられた時期があった。前述した「かっぱ寿司」は「ゼンショー」の傘
下に取り込まれた。「ゼンショー」は、関東の「かっぱ寿司」と関西の「スシロー」
を傘下におさめたかったが、白馬の騎士の支援もあって、買収は免れた。

当時、豊崎社長は寿司職人だけに「旨い寿司で腹いっぱい。旨い寿司で心もいっぱい」
をコンセプトにとにかく新鮮でいいネタの仕入れに最大限努力した。もう一つ大事な
ことはセントラルキッチンではなく店舗で調理して旨い寿司を出すことにこだわった
のだ。

回転寿司は安いのだから新鮮さや旨さには目をつぶる。お客様自身もそう心得ていた。
しかし、スシローは違っていた。安いけれども旨い。スシローはお客様の心をがっち
り捉えて業界ナンバーワンになった。

だが、そんなことで安住している豊崎社長ではなかった。回転寿司はどうも女性客に
は敷居が高い。しかも都心はスシローの空白地帯だった。そのことからとシックさと
モダンさを兼ね備えて女性客をターゲットにした「Smart Sushi Dining」のイメージ
が膨らんだ。



【3】東京の空白地帯を何とかしたい!

何をやるにも人材の確保が大事だ。ザ・リッツカールトン大阪から和食の若手料理人
吉田啓之氏をヘッドハンティングした。商品開発にきっと手腕を発揮してくれると踏
んでのことだ。ちなみに吉田啓之氏には商品開発課長と言うポストで活躍してもらっ
ている。

豊崎最高顧問は、吉田課長に「Smart Sushi Dining」のメニュー開発を指示した。吉
田課長は女性をターゲットにしたメニュー開発の経験はない。料理本を漁って勉強し
たり社内の女性たちに意見を聞いたりして商品開発に励んだ。そしてプチケーキのよ
うな手綱寿司なるものを豊崎社長に提案した。手綱寿司とは握り寿司だが、例えば一
番上にマグロをかぶせるように乗せて一口大にカットするイメージだ。競走馬の手綱
に似ているから料理人の間では手綱寿司と呼ぶらしい。

試食した豊崎社長からは「女性向けにしては大きすぎるからもう少し小さく、盛り付
けの量も少なめにしたほうがいい。それと野菜がほしいね」と指摘された。吉田課長
は豊崎最高顧問とつくば市の無農薬農家に行って野菜を探し、大根などのミニ根菜野
菜を発掘した。

早速顧客モニター(女性)を集め、試食会を開催し屈託のない意見を出してもらった。
マジックミラーの部屋から豊崎社長も監視していたがお客様の反応は上々だった。



【4】中目黒に「ツマミグイ」1号店をオープン!

東京の空白地帯の第1号店として中目黒が選ばれた。シックでモダンな感じの店舗は女
性好みだ。テーブル席にプチケーキのような手綱寿司が運ばれてくる。大きさも小さ
めで食べやすい。根菜を使ったサラダも人気だ。アルコールも進む。電車でお帰りだ
から気にせず飲めるのもうれしい。回転寿司とはまるで別世界だ。

店舗名は「ツマミグイ」だ。「ツ」の文字に長いお箸が繋がっているデザインもいい。
5年で40店舗と言う目標は達成できるのではないか。



【5】編集後記

一世を風靡した企業が落ち目になる。絶頂期に絶頂は続かないことを念頭に次の一手
を考えておかなければならない。言うのは簡単だが行うのは容易ではない。経営者に
危機感があるか、ないか、それが分かれ目になる。

本シリーズで「第二創業」の大切さをテーマに記事を書いているが、「第二創業」に
成功した企業が「ゴーイングコンサーン」を手に入れている。絶頂のときに是非「第
二創業」に着手してほしい。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=

今回はテレビ東京の「ガイアの夜明け」も参考にさせていただいた。



第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちします。



コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



次回に続く。


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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
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