━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015/06/29(第608号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
ギリシャの問題がどうなるか、ちょっと注目ですね。
急に国民投票をやるなど、動きが読めないので、本当にどうな
るかわかりません。一国の問題ではなくEUの問題であり、世
界にも大きな影響を及ぼすので、目が離せませんね...。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
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■□
月次決算の活用法
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●先週は、
月次決算を5日以内に出す、という話をしました。
もちろん、出すだけでは意味がありません。
活用しなければ、意味がありませんね。
月次決算を活用するためには、
月次決算において次のような
ものを出すことが必要です。
●業種や規模、会社の個々の事情により違うでしょうが、私ども
では、次のようなものを出すようにしています。
1.会社全体のP/L、B/S、C/F
2.関連会社含めた連結のP/L
3.上記の月次損益推移表
4.前期実績対比表(全体および部門別)
5.計画実績対比表(全体および部門別)
6.その他、科目の明細表など
●やはりまずは、会社全体の状況を把握する必要があります。
損益の状況、財産の状況、キャッシュフローの状況など、全体を
把握します。
前月および今期今までの推移や傾向、異常なものはないか、など
全体としてどういう状況で、うまく行っているのか、大きな問題
はないか、などを大きくとらえて把握しておく必要があるでしょう。
その意味で、損益については、今期の月次の推移などもよく見て、
おかしな傾向がないか、突出しているところはないか、などを見
ていきます。大きな傾向や異常な数値などが見られたら、その原
因などを探っていくことになります。
●さらに、今期の数字と前年同月の数字、前期の推移と今期の推移
の比較をしてみることです。
1年前と比べてどこがどう変わっているのか、なぜそう変わって
いるのか、それは意図してきたものか、社会の動きや業界変化や
ライバルの影響によるものか、など、様々な気づきが出てくるは
ずです。
業界平均などと比べるよりも、自社の過去の数字と比べた方が、
より役に立つ情報が得られると思います。
●そして、より重要なのは計画対比です。これは会社全体もそうで
すが、部門別にやることが大事です。
計画というのは、今期これだけやろうと決めて、それに向かって
動いてきているわけですから、それと結果がどうだったのか、と
振り返ることは必須です。
計画は人が立てて、人が動くわけですから、この部門別というの
は、人の単位になっていないといけません。5人なら5人の部門
で、立てた計画と実績がどうだったのか、ということを検証して
いきます。
●その結果、なぜその実績だったのか、計画と比べて何が違ったの
か、それを受けて次月以降はどうしていったらよいのか、などを
考えていく材料にしていきます。
ここに、
月次決算をやって活用していくための最も重要な意義が
あります。部門別、チーム別に活用して次の行動に反映させてい
くことが肝要なのです。
そのような
月次決算体制を、是非作りあげて欲しいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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※本メルマガの解除はコチラ
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
先日ベルギーでお世話になった方が、週末来日し、いろいろご
案内したり、接待したりしました。冒頭のギリシャの問題など
は、ヨーロッパの文化の発祥の地でもあるギリシャを助けない
といけない、というような考えなども聞かせてもらい、また日
本人とは観点の違った見方で、大変興味深かったですね。
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もちろん、出すだけでは意味がありません。
活用しなければ、意味がありませんね。
月次決算を活用するためには、月次決算において次のような
ものを出すことが必要です。
●業種や規模、会社の個々の事情により違うでしょうが、私ども
では、次のようなものを出すようにしています。
1.会社全体のP/L、B/S、C/F
2.関連会社含めた連結のP/L
3.上記の月次損益推移表
4.前期実績対比表(全体および部門別)
5.計画実績対比表(全体および部門別)
6.その他、科目の明細表など
●やはりまずは、会社全体の状況を把握する必要があります。
損益の状況、財産の状況、キャッシュフローの状況など、全体を
把握します。
前月および今期今までの推移や傾向、異常なものはないか、など
全体としてどういう状況で、うまく行っているのか、大きな問題
はないか、などを大きくとらえて把握しておく必要があるでしょう。
その意味で、損益については、今期の月次の推移などもよく見て、
おかしな傾向がないか、突出しているところはないか、などを見
ていきます。大きな傾向や異常な数値などが見られたら、その原
因などを探っていくことになります。
●さらに、今期の数字と前年同月の数字、前期の推移と今期の推移
の比較をしてみることです。
1年前と比べてどこがどう変わっているのか、なぜそう変わって
いるのか、それは意図してきたものか、社会の動きや業界変化や
ライバルの影響によるものか、など、様々な気づきが出てくるは
ずです。
業界平均などと比べるよりも、自社の過去の数字と比べた方が、
より役に立つ情報が得られると思います。
●そして、より重要なのは計画対比です。これは会社全体もそうで
すが、部門別にやることが大事です。
計画というのは、今期これだけやろうと決めて、それに向かって
動いてきているわけですから、それと結果がどうだったのか、と
振り返ることは必須です。
計画は人が立てて、人が動くわけですから、この部門別というの
は、人の単位になっていないといけません。5人なら5人の部門
で、立てた計画と実績がどうだったのか、ということを検証して
いきます。
●その結果、なぜその実績だったのか、計画と比べて何が違ったの
か、それを受けて次月以降はどうしていったらよいのか、などを
考えていく材料にしていきます。
ここに、月次決算をやって活用していくための最も重要な意義が
あります。部門別、チーム別に活用して次の行動に反映させてい
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貢献する。
◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。
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【発行】東京メトロポリタン税理士法人
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【編集】税理士 北岡修一
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<編集後記>
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案内したり、接待したりしました。冒頭のギリシャの問題など
は、ヨーロッパの文化の発祥の地でもあるギリシャを助けない
といけない、というような考えなども聞かせてもらい、また日
本人とは観点の違った見方で、大変興味深かったですね。