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正しい組織全体の底上げとは?

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ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人
 
提供:大林税務会計事務所 http://zeimu110.com

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こんにちは!
ドラッカーに学ぶ大林 茂樹です。

ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「組織の目的は,凡人をして非凡をなさしめることにある。」
(マネジメント 中 P99)

組織の目的は傑出した才能をもった人間が非凡なことを達成すること
であるということだと,多くの人はがっかりするでしょうね。

凡人をして非凡をなさしめるとあれば,頑張ってみようという気に
なります。

確かに,天才的な人間は一握りです。
プロ野球で指名される人間も,100名もいません。
しかも,指名された選手で活躍できるのは,ほんのわずかです。

凡人の力を最大限に発揮することがカギというのは,素直に受け入れる
ことが出来る話ですよね。

では,凡人の力を最大限に発揮するにはどうしたら良いでしょうか?
全体の底上げしかありませんね。

問題は,全体の底上げのやり方です。
スパルタ式で,社員全員に過酷な労働とノルマを課してしまうとブラッ
ク企業の仲間入りです(^_^)

とはいえ,ブラック企業が社員全員に過酷な要求をしてしまうのも
経営倫理上の問題を抜きにすれば,無理もないことなのかも知れません。

実際に,創業者は社員に要求した過酷な労働をやってきたのだと思います。
そうでなければ,一代で富を築くことは出来なかったのでしょう。
しかし,大事なことを忘れているのかも知れません。

「人の世界では,リーダーと普通の人たちとの距離は一定である。リー
ダーの仕事ぶりが高ければ普通の人の仕事ぶりも高くなる。」(経営者の
条件P134)ということです。

人の能力や性格は同じではないので,自分が出来たことを全員に要求
するのは,間違いであるということですね。

人間には生まれつきリーダー的な性格を持った人間とそうではない
人間がいるということです。

人間全員がリーダー的な人間ばかりであったら,殺し合いが絶えなかっ
たでしょう。
そうでなくても,殺し合いが多いわけですからね。

とんがっては,いないけど温和な人間が一定数いることによって,社会
が保たているわけです。
それなのに,社員全員に同じことを要求するというのはムリがあります。

全体の底上げをするには,社員全員に同じことを要求するのではなく
リーダー的な人間を鼓舞して,後からついてくる人間をその気にさせる
ということです。

これが,全体の底上げのやり方です。
ところが,建設機械のない時代に,大きなモノを運んだり動かしたりす
る仕事を強制労働によって使役してきた歴史が長かったのでしょうか?

どうしても,社員全員に同じことを要求するという意味での全体の底上
げに走ってしまうようですね。

たしかに,人道的な問題は別として,奴隷に同じ仕事を要求し出来なけ
ればムチを打つか処刑する世界であれば,そういう全体の底上げで良い
のかも知れません。

しかし,いまはそういう時代ではありません。
モノを運んだり動かしたりするのではなく,個人の個性を発揮し創造的
な仕事をしてくれなければいけない時代です。

そのためには,全員に同じ要求を課してはならないということですね。
全員に同じ要求をしてうまくいくのは,単純で画一的な仕事だけです。

しかし,いまどき単純で画一的な仕事はほとんどありません。
仮にあったとしても,コスト面で新興国に負けてしまいます。

われわれが,生き残るには,人間の個性にあわせた要求をしなければな
らないということですね。

そのためには,「リーダーの仕事ぶりが高ければ普通の人の仕事ぶりも
高くなる。」わけですから,リーダーの底上げをして,結果的に後から
ついてくる人間の底上げをするということです。

さて,あなたの組織の全体の底上げはどうなっているでしょうか?
社員全員に同じ要求をする全体の底上げになっていないでしょうか?

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