◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
(第415回)挑戦志向!<その5>
=■「小さな変化も寄せ集めれば大きな改革になる!」■=
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「挑戦志向」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一層深まり
ます。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】うまくいっている時こそ改革に着手すべき!
【2】小さな変化も寄せ集めれば大きな改革になる!
【3】忠誠心を持って自主的に行動する社員を育てる!
【4】お客様に対する質問力を高める!
【5】編集後記
=================================
ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて挑戦志向について解説したいと思います。
【1】うまくいっている時こそ改革に着手すべき!
【はじめに】
売上が伸びて利益が5%も出ていると、つい天狗になる経営者がいる。「オレってやり手経営者なんだ」と。経営環境の追い風がもたらした結果だとは思わないのだ。
追い風がなくなれば、凋落傾向が始まるのに、そのことを洞察することができない。そのため改革への挑戦が遅れてしまうのである。
【本文】
一世を風靡した会社が坂道を転げ落ちていく。これまで何社もそのような会社を見てきた。安宅産業、ダイエー、赤井電機、カネボウ・・・。そして、東芝も地に落ちた。
経営がそこそこ、うまくいっている時こそ改革に着手すべき時なのだ。しかし、わが世の春を謳歌していれば、凋落の芽が出始めていることには気付きにくい。だから改革への挑戦が遅れてしまうのである。
例えば、地味だがグンゼと言う会社がある。例えば、地味だがブラザー工業と言う会社がある。
両社は、謙虚なまで「蛻変(ぜいへん)の経営」を推し進めてきたから今尚繁栄を続けているのだと思う。
【2】小さな変化も寄せ集めれば改革になる!
【はじめに】
大きな変化や革新をもたらして名を成したいと考えるとそれがプレッシャーとなる。
会社に小さな変化をもたらそうと考えれば、アイディアが出やすくなり、かつ実行に移しやすい。そう、小さな変化を狙うことだ。
【本文】
提案制度を確立している会社は結構多い。だが、活動が活発で所期の目的を達成している会社は少ないように思う。
制度が設けられて数ケ月は活発だが、次第に提案件数が少なくなり、やがて尻切れトンボに終わってしまう。なぜ尻切れトンボになってしまうのだろうか。
大きな変化・革新を狙っていたが、ネタ切れになってしまうことも要因だ。仕事に追われて考えている暇がないと言い訳する社員も多い。
岐阜県の未来工業と言う会社では、年間数万件もの提案が出されるが、出しただけで即500円もらえる。後日、審査を経て等級が決まれば等級に応じた賞金がもらえる仕組になっている。社内を見渡せば、随所に提案で実行された足跡を見ることが出来る。
小さな変化でもたくさん寄せ集めれば大きな改革になると考えてはどうだろうか。常に考えて仕事をする癖を付ければ、社員は提案書を出すことが楽しくなるわけだ。
【3】忠誠心を持って自主的に行動する社員を育てる!
【はじめに】
ユニクロを運営するファーストリテーリングの柳井会長は「言うことを聞くだけの人はいらない」と語っていた。
だが、言うことをしっかり聞いてくれる社員こそ必要ではないかと思うんですよ。
【本文】
日本企業の発展・成長は、武士道の精神もあって、忠誠心旺盛な社員によって成し遂げられてきたことは紛れもない事実だ。だが、ある調査によれば、忠誠心旺盛な社員は激減しているそうだ。社長の言うことを忠実に聞いて仕事に励んでくれる社員は絶滅危惧種になったと言うことか。
柳井会長は「言うことを聞くだけの社員は要らない」と言う趣旨のことを言っていたが、多くの会社ではキチンと言うことを聞いてくれる社員の存在が大切だ。
社員がみんな好き勝手な行動をしたらも収拾がつかなくなる。チーム力を高めるためには忠誠心を持って一糸乱れぬ行動が絶対に必要だ。
今、ビジネスマンは再び会社に対する忠誠心を発揮して、かつ挑戦意欲を持って自主的に行動することが求められる。
【4】お客様に対する質問力を高める!
【はじめに】
記者たちは上手に質問する力に長けている。上手に質問するから、大概の人は言うべきでないことまで、まるで誘導尋問に掛かったかのようにべらべら喋ってしまう。
接客を主とするビジネスマンもお客様に上手に質問する力を付ければ、客様のニーズが把握できて、きっと営業成績は上がる。
【本文】
昔の刑事は容疑者の取り調べに際して、脅したりすかしたりして自白させた。タバコを渡して火まで点けてやったり、腹が減っていると思えばカツ丼を取って食わせたりした。
時代が変わって、今は録音・録画が義務付けられ、暴力的・脅迫的な取調べはできない。そこで、上手に質問して真実を自白させる「質問力」が求められるようになった。
一方、接客の第一線で活躍するビジネスマンも質問上手でなければならない。どんな話題で会話の糸口を掴むかがポイントになる。
「売らんがな」の態度や質問はお客様に嫌われるから要注意だ。例えば、「お客様は見るからに健康そうに見えますが、何かスポーツをなさっていますか?」と笑顔で質問するのもいいだろう。できるだけ答えやすい質問ら入ることだ。
答えやすい質問から始めて、打ち解けてきたところで本質的な質問に移るのだ。質問力が上達すれば、営業成績は比例してグーンと高まるのである。
【5】編集後記
大きな変化を狙わないことだ。小さな変化でいい。小さな変化でもたくさん寄せ集めればやがて大きな改革になる。
改善提案制度はすばらしい仕組みだから考える人を育てる。もっとよくなるように少し変化させるのだ。考えることが癖になれば、改善提案のネタは切れることはない。
紹介した未来工業では残業は昔から一切ない。途中入社のある男性社員は、結婚することができた。子供も生まれて家族団らんの時間を持てるようになった。彼は「前の会社にいたら考えられないことだ」と語った。
次回に続く
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「挑戦志向」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一層深まり
ます。(コンピテンシー宣教師より)■
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【1】うまくいっている時こそ改革に着手すべき!
【2】小さな変化も寄せ集めれば大きな改革になる!
【3】忠誠心を持って自主的に行動する社員を育てる!
【4】お客様に対する質問力を高める!
【5】編集後記
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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて挑戦志向について解説したいと思います。
【1】うまくいっている時こそ改革に着手すべき!
【はじめに】
売上が伸びて利益が5%も出ていると、つい天狗になる経営者がいる。「オレってやり手経営者なんだ」と。経営環境の追い風がもたらした結果だとは思わないのだ。
追い風がなくなれば、凋落傾向が始まるのに、そのことを洞察することができない。そのため改革への挑戦が遅れてしまうのである。
【本文】
一世を風靡した会社が坂道を転げ落ちていく。これまで何社もそのような会社を見てきた。安宅産業、ダイエー、赤井電機、カネボウ・・・。そして、東芝も地に落ちた。
経営がそこそこ、うまくいっている時こそ改革に着手すべき時なのだ。しかし、わが世の春を謳歌していれば、凋落の芽が出始めていることには気付きにくい。だから改革への挑戦が遅れてしまうのである。
例えば、地味だがグンゼと言う会社がある。例えば、地味だがブラザー工業と言う会社がある。
両社は、謙虚なまで「蛻変(ぜいへん)の経営」を推し進めてきたから今尚繁栄を続けているのだと思う。
【2】小さな変化も寄せ集めれば改革になる!
【はじめに】
大きな変化や革新をもたらして名を成したいと考えるとそれがプレッシャーとなる。
会社に小さな変化をもたらそうと考えれば、アイディアが出やすくなり、かつ実行に移しやすい。そう、小さな変化を狙うことだ。
【本文】
提案制度を確立している会社は結構多い。だが、活動が活発で所期の目的を達成している会社は少ないように思う。
制度が設けられて数ケ月は活発だが、次第に提案件数が少なくなり、やがて尻切れトンボに終わってしまう。なぜ尻切れトンボになってしまうのだろうか。
大きな変化・革新を狙っていたが、ネタ切れになってしまうことも要因だ。仕事に追われて考えている暇がないと言い訳する社員も多い。
岐阜県の未来工業と言う会社では、年間数万件もの提案が出されるが、出しただけで即500円もらえる。後日、審査を経て等級が決まれば等級に応じた賞金がもらえる仕組になっている。社内を見渡せば、随所に提案で実行された足跡を見ることが出来る。
小さな変化でもたくさん寄せ集めれば大きな改革になると考えてはどうだろうか。常に考えて仕事をする癖を付ければ、社員は提案書を出すことが楽しくなるわけだ。
【3】忠誠心を持って自主的に行動する社員を育てる!
【はじめに】
ユニクロを運営するファーストリテーリングの柳井会長は「言うことを聞くだけの人はいらない」と語っていた。
だが、言うことをしっかり聞いてくれる社員こそ必要ではないかと思うんですよ。
【本文】
日本企業の発展・成長は、武士道の精神もあって、忠誠心旺盛な社員によって成し遂げられてきたことは紛れもない事実だ。だが、ある調査によれば、忠誠心旺盛な社員は激減しているそうだ。社長の言うことを忠実に聞いて仕事に励んでくれる社員は絶滅危惧種になったと言うことか。
柳井会長は「言うことを聞くだけの社員は要らない」と言う趣旨のことを言っていたが、多くの会社ではキチンと言うことを聞いてくれる社員の存在が大切だ。
社員がみんな好き勝手な行動をしたらも収拾がつかなくなる。チーム力を高めるためには忠誠心を持って一糸乱れぬ行動が絶対に必要だ。
今、ビジネスマンは再び会社に対する忠誠心を発揮して、かつ挑戦意欲を持って自主的に行動することが求められる。
【4】お客様に対する質問力を高める!
【はじめに】
記者たちは上手に質問する力に長けている。上手に質問するから、大概の人は言うべきでないことまで、まるで誘導尋問に掛かったかのようにべらべら喋ってしまう。
接客を主とするビジネスマンもお客様に上手に質問する力を付ければ、客様のニーズが把握できて、きっと営業成績は上がる。
【本文】
昔の刑事は容疑者の取り調べに際して、脅したりすかしたりして自白させた。タバコを渡して火まで点けてやったり、腹が減っていると思えばカツ丼を取って食わせたりした。
時代が変わって、今は録音・録画が義務付けられ、暴力的・脅迫的な取調べはできない。そこで、上手に質問して真実を自白させる「質問力」が求められるようになった。
一方、接客の第一線で活躍するビジネスマンも質問上手でなければならない。どんな話題で会話の糸口を掴むかがポイントになる。
「売らんがな」の態度や質問はお客様に嫌われるから要注意だ。例えば、「お客様は見るからに健康そうに見えますが、何かスポーツをなさっていますか?」と笑顔で質問するのもいいだろう。できるだけ答えやすい質問ら入ることだ。
答えやすい質問から始めて、打ち解けてきたところで本質的な質問に移るのだ。質問力が上達すれば、営業成績は比例してグーンと高まるのである。
【5】編集後記
大きな変化を狙わないことだ。小さな変化でいい。小さな変化でもたくさん寄せ集めればやがて大きな改革になる。
改善提案制度はすばらしい仕組みだから考える人を育てる。もっとよくなるように少し変化させるのだ。考えることが癖になれば、改善提案のネタは切れることはない。
紹介した未来工業では残業は昔から一切ない。途中入社のある男性社員は、結婚することができた。子供も生まれて家族団らんの時間を持てるようになった。彼は「前の会社にいたら考えられないことだ」と語った。
次回に続く
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