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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 11月7日号
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弁理士 深澤です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判・裁判事例等を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
(配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html)
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
○登録第5968918号:
「forAladdin」の欧文字を飾り文字で表し,その
「A」の文字の左上部に波状の横線を配してなる構成
指定商品・
役務は、第16類の各商品です。
ところが、この
商標は、
(1)登録第4220949号
商標:「ALADDIN」
(2)登録第4220950号
商標:「アラジン」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として拒絶査定不服
の審判(不服2017-004502号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
まず、この
商標の
「「forAladdin」の文字の書体及び大きさは同一であり,
「A」の文字の左上部に波状の横線及び当該文字の左側の線が
「r」の文字に重なるように配されているため,全体として視覚上
まとまりのよい印象を与えるものである。」
そして、
「4文字目の「A」が唯一大文字で表されていることから,「for」
と「Aladdin」の両英語を結合したものだと容易に理解でき,
「for」の欧文字は「…のために」(「ジーニアス英和辞典 第5版」
大修館書店)の意味を有し,」
「「Aladdin」の欧文字は「アラジン:『アラビアン-ナイト』
中の一遍『アラジンと魔法のランプ』の主人公」(「広辞苑
第6版」岩波書店)の意味を有する語であるため,全体として
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)のために」程度の
意味合いを生じるものである。」
そうすると、
「その構成文字全体に相応して,「フォーアラジン」の称呼を生じ,
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)のために」の
観念を生じる。」
一方、
引用商標は、
「それぞれの構成文字に相応して,「アラジン」の称呼を生じ,
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)」の観念を生じる。」
そこで、両者を対比すると、称呼については、
「語頭の「フォー」の音の有無による音数の相違から明らかな差異
を有するため,十分に聴別し得るもので,称呼上,相紛れるおそれ
はない。」
次に、外観において、
「両
商標は,全体としては異なる文字を表してなるものと容易に
理解できるため,全体の印象は異なり,外観上,相紛れるおそれは
ない。」
また、観念において、
「両
商標は,それぞれから生じる意味内容が異なることは容易に
理解できるため,観念上,相紛れるおそれはない。」
よって、称呼,外観及び観念のいずれにおいても相紛れるおそれ
のない非類似の
商標とされました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回は、一部が共通する
商標の類似が問題となりました。
商標の一部が共通していても視覚上まとまりのよい印象を与える
ものであれば非類似となることもあります。
一体感を持たせることが真似とは言わせないツボになります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ(毎週火曜日発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
編集・発行 深澤 潔
http://brand-service.biz/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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○識別力のある商標とはどんなものなのか
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○登録第5968918号:
「forAladdin」の欧文字を飾り文字で表し,その
「A」の文字の左上部に波状の横線を配してなる構成
指定商品・役務は、第16類の各商品です。
ところが、この商標は、
(1)登録第4220949号商標:「ALADDIN」
(2)登録第4220950号商標:「アラジン」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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の審判(不服2017-004502号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
まず、この商標の
「「forAladdin」の文字の書体及び大きさは同一であり,
「A」の文字の左上部に波状の横線及び当該文字の左側の線が
「r」の文字に重なるように配されているため,全体として視覚上
まとまりのよい印象を与えるものである。」
そして、
「4文字目の「A」が唯一大文字で表されていることから,「for」
と「Aladdin」の両英語を結合したものだと容易に理解でき,
「for」の欧文字は「…のために」(「ジーニアス英和辞典 第5版」
大修館書店)の意味を有し,」
「「Aladdin」の欧文字は「アラジン:『アラビアン-ナイト』
中の一遍『アラジンと魔法のランプ』の主人公」(「広辞苑
第6版」岩波書店)の意味を有する語であるため,全体として
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)のために」程度の
意味合いを生じるものである。」
そうすると、
「その構成文字全体に相応して,「フォーアラジン」の称呼を生じ,
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)のために」の
観念を生じる。」
一方、引用商標は、
「それぞれの構成文字に相応して,「アラジン」の称呼を生じ,
「アラジン(アラジンと魔法のランプの主人公)」の観念を生じる。」
そこで、両者を対比すると、称呼については、
「語頭の「フォー」の音の有無による音数の相違から明らかな差異
を有するため,十分に聴別し得るもので,称呼上,相紛れるおそれ
はない。」
次に、外観において、
「両商標は,全体としては異なる文字を表してなるものと容易に
理解できるため,全体の印象は異なり,外観上,相紛れるおそれは
ない。」
また、観念において、
「両商標は,それぞれから生じる意味内容が異なることは容易に
理解できるため,観念上,相紛れるおそれはない。」
よって、称呼,外観及び観念のいずれにおいても相紛れるおそれ
のない非類似の商標とされました。
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今回は、一部が共通する商標の類似が問題となりました。
商標の一部が共通していても視覚上まとまりのよい印象を与える
ものであれば非類似となることもあります。
一体感を持たせることが真似とは言わせないツボになります。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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編集・発行 深澤 潔
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