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オワハラが必ず失敗する当然の理由



2026年5月12日号 (no. 1242)
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https://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/



■オワハラの成功率はほぼ0%

就活時に、いわゆるオワハラをしてくる職場。

内定を出すから、他の会社の内定を断ってとか、
就活を終えてください、
というのがオワハラ。

就活終われハラスメントと表現されることも。


そのような、
人から嫌われたり、
嫌われることをする職場というのは、
本当に人を採用する気があるのかどうか。

オワハラという手段で、
人を強引に鎖で縛り付けるようなことをしたところで、
良い結果になることはおそらくないはず。

圧力をかけられて、
自らの選択や行動を制限されて嬉しいと感じる人。

現実にいるのかどうかは分かりませんが、
限りなくゼロに近いと言っても間違いではないでしょう。

人材採用の時にオワハラをする職場は、
お客さんや取引先にも何か縛り付けるような条件をつけたりして、
普段からそういうことをしている職場なんじゃないかと思われてしまいますから、
オワハラをして得られるメリットっていうのはほぼない。

これは言い切っても大丈夫、ですよね?



■会社に損害を与える採用行動

短期的に見れば企業側が学生を囲い込めるように思えますけれども、
どさくさ紛れに、もしくはあまりに運が良く採用した後は、どうなるのでしょう。

採用した後は仕事をするわけですけれども、
そこで何の問題も生じない職場だと、どう想像できるでしょうか。

採用段階であれほど強圧的な態度を取ってきたのですから、
採用した後は何が起こるかは素人でも分かるのでは。


「他社を断ってください」
「就活を終えてください」と強く迫る行為は、
学生に対して心理的圧力をかけるもの。

特に、
断りにくい雰囲気を作ったり、
内定取消しをほのめかしたりすると、

学生側は「この会社は人を尊重してくれるのか」
という不信感を持ちます。

応募者に対してパワハラという手段を用いれば用いるほど、
自らの職場に損害を与え続けているわけですから、
職場としては、このようなことをする人を放っておいてはいけない。

はずですよね?

人を追い払うような採用担当者は、
その任に適していないことは明らかでしょう。

応募者に強圧的な態度をとっておきながら、
人手不足で困ってますわ、などとどの口が言ってるのか。

何かのコントか、と思ってしまうぐらい笑えないチグハグさ。



■強引に関係を結ぼうとする人から人は離れる

物を押し売りするような人間は嫌われるのはご存知の通りです。

この点について説明なんて要りませんよね。

こちら側の都合など一切お構いなく、
無理やり物を買ってくれと、
ゴリゴリと押し込んでくる人を好む人はほぼいないでしょう。

例えばですけれども、
カニを買ってくれ、カニを買ってくれと、
何度も何度も、
メッセージなり電話をしてくるような人からカニを買うのでしょうか。

もしくは、
カニの宣伝チラシを、
しかも、同じ内容のチラシを、
何度も何度も自宅の郵便ボックスに押し込んでくる人から
カニを買うでしょうか。

相手の気持ちに応えて、
尊重して、心地よくして、
相手の役に立つよう振る舞う。

こちら側が相手にとって存在する価値がある、
相手にする価値がある、
今後も関係を継続していきたい、
と思ってもらえた結果、

自ずと関係を結んでもらえるようになり、
こちら側から無理やり手を引かずとも、
相手の方から、こちらに向かってきて、
入社してくれたり、物を買ってくれたりする。

これが本来人と人との関係の作り方。



■オワハラをやる会社は、他の場面でも強圧的

相手を都合よく動かしてやろうと、
自らの都合で動かしていこうとする行為なり態度というのは、

さも短期的に効果があるかのように錯覚させますけれども、
中長期的には計り知れないほどの損害を与えてくるもの。


近年は、企業口コミサイトやSNSで情報が共有されるため、
オワハラ的対応は自社の評価を傷つけやすい。

「安心して働けるか」「尊重されるか」
を人は重視する傾向がありますから、
圧力型の採用は逆効果になりやすいですね。


人材採用での応募者に対する接し方は、
お客さんや取引先に対する接し方と通じるものがありますから、

採用するときに応募者に対してまずい対応をする会社というのは、
お客さんや取引先に対しても同じようにまずい対応をしているんじゃないかと考えて良さそうです

採用だけで終わるわけありませんからね。強圧的な姿勢というのは。

ほかでもやってんだろう、と。



■相手に逃げ道をガッツリ用意する

オワハラではなくて、
就活を満足いくまでやってもらって、

内定が他の会社から一通り出て、
すべて出揃ってから決めてくれて構いませんよ、と。

そうやって逃げるものは追わない、
という姿勢を採用時点で出しておけば、

こういうところに安心感が生まれて、
心理的安全、というのも生まれて、
自ずと人が集まる職場になる。

そういう人の気持ちを考えた職場が人材採用ではポイント。

相手の手を強引に引っ張るような取り組みではなくて、
相手の方から自ずとこっちに来てくれるような人材採用っていうのをやっていく。

囲い込むと逃げる。
逃げ道があると、意外と逃げない。

そういうもんなんです、人間って。



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