◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第172回>仕事のできる人の行動特性に学ぶ!
==■「日本一うまい米作りに執念を燃やす遠藤五一氏に学ぶ!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「仕事のできる人の行動特性に学ぶ!」と題して分かりやすく解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】農家の悲鳴、米の価格が下がり続ける!
【2】傍流の完全無農薬米が激安米の5倍の価格で売り切れごめん!
【3】評価は他人がするものだから!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
=================================
【1】農家の悲鳴、米の価格が下がり続ける!
日本の食糧自給率は40%を切ってしまいました。原油に投機筋が群がり、
アメリカを始め農業国の穀物はバイオ燃料への転換などで高騰、そのあお
りで諸物価は値上がりし、庶民の台所を揺るがせています。
「農政はノーセイ」。政治の無作為で日本の農業を年々ダメにしてきたこ
とは疑いのない事実です。その結果農家の高齢化が一段と進み、耕作放棄
の田畑は増加の一途をたどっています。スーパーには激安米が並び10キ
ロで2,000円台の米まで登場しています。
肥料代や農機具のローンを払えばトントンか赤字。これでは農家を継ぐ人
もいないのは当然でしょう。
【2】傍流の完全無農薬米が激安米の5倍の価格で売り切れごめん!
しかし、山形県米沢市近郊の高畠町の「上和田有機米生産組合」の完全無
農薬米の価格は激安米の4~5倍の値がつきます。中でも遠藤五一氏の米
は10キロ12,000円、デパートでの贈答用としても引っ張りだこです。
遠藤五一氏が生産した米は、今では新米発売からたった3ケ月で完売して
しまいます。売り切れごめんです。
例えば10キロ10,000円としましょう。ご飯一膳は50グラムですから一
膳あたり50円ということです。私たちが手軽に飲んでいる飲料でさえ、
120~150円です。最高にうまいご飯は決して高くはないということがお分
かりでしょう。
遡ること今から21年前。農薬の空中散布が効率的な農法として普及し始
めました。しかし遠藤五一さんを始めとする少数派は完全無農薬米に挑戦
し始めたのでした。
「空中散布は被害者でもあり、加害者でもある」という強い信念がありま
した。空中散布でまず最初に農薬を浴びるのは自分たちです。その農薬米
を口にするのは消費者です。しかも蒸散現象で空気が汚染され、小魚や昆
虫は死滅しました。
少数派の完全無農薬米生産組合の人たちは世間の笑いものにもなりました。
変わり者扱いもされました。しかし、きっといずれ農薬が問題になる、環
境破壊が問題になる、米価が値下がりすると先を読み、かたくなに完全無
農薬米の生産を続けました。遠藤五一さんの「洞察力」と「忍耐力」なる
コンピテンシーが発揮されたのです。
今、傍流の米作りが本流の米作りになりつつあるのです。
【3】評価は他人がするものだから!
遠藤五一氏の米は、毎年開催される「全国の米の食味分析鑑定コンクール」、
つまり米のソムリエによるコンクールで4年連続日本一うまい米の金賞を
獲得したのです。
遠藤五一氏は自ら組合の販売部長でもあり、スーツに身を包んで全国に営
業活動に出かけます。最初は門前払いもありましたが少しずつ知名度も上
がってきました。「一度食べてもらえば分かってもらえるが食べる前の門
前払いが辛かった」と遠藤五一氏は述懐しています。
新潟県の、あの魚沼産の農家の人たちまでもが遠藤五一氏の田んぼを視察
にくるというから驚きます。
そして農薬空中散布の組合長だった人までもが完全無農薬米の米作りに参
加しました。
顧客に価値を提供すれば顧客から受け入れられて繁栄できるということを
改めて教えてくれています。
「評価は人がするもの、自己評価は自己満足に陥り、挑戦意欲がそがれる」。
コンピテンシーの磨かれている遠藤五一氏ならではの重みのある言葉です。
【4】今日のまとめ
1.どんな業界においても「洞察力」なる
コンピテンシーが重要であるこ
と。遠藤五一氏は将来の米農家の進むべき方向を鋭く読み抜いたこと。
2.市場価値、顧客価値を創造して提供すれば高値でのビジネスが可能に
なること。今回の場合の市場価値は「地球環境を汚染しないこと」で
あり、顧客価値は「完全無農薬米による安全、安心と日本一のうまさ」
であること。
3.自己評価で高く評価し、自己満足すれば挑戦意欲が萎えてしまうこと。
評価は他人に委ねるべきものであること。
【5】編集後記
魚沼産の米が日本一うまいと思っている人は多いのではないでしょうか。
世間は広く、実は山形県の上和田有機米であることを多くの人に知って欲
しいと思います。
次回に続く
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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「仕事のできる人の行動特性に学ぶ!」と題して分かりやすく解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】農家の悲鳴、米の価格が下がり続ける!
【2】傍流の完全無農薬米が激安米の5倍の価格で売り切れごめん!
【3】評価は他人がするものだから!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
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【1】農家の悲鳴、米の価格が下がり続ける!
日本の食糧自給率は40%を切ってしまいました。原油に投機筋が群がり、
アメリカを始め農業国の穀物はバイオ燃料への転換などで高騰、そのあお
りで諸物価は値上がりし、庶民の台所を揺るがせています。
「農政はノーセイ」。政治の無作為で日本の農業を年々ダメにしてきたこ
とは疑いのない事実です。その結果農家の高齢化が一段と進み、耕作放棄
の田畑は増加の一途をたどっています。スーパーには激安米が並び10キ
ロで2,000円台の米まで登場しています。
肥料代や農機具のローンを払えばトントンか赤字。これでは農家を継ぐ人
もいないのは当然でしょう。
【2】傍流の完全無農薬米が激安米の5倍の価格で売り切れごめん!
しかし、山形県米沢市近郊の高畠町の「上和田有機米生産組合」の完全無
農薬米の価格は激安米の4~5倍の値がつきます。中でも遠藤五一氏の米
は10キロ12,000円、デパートでの贈答用としても引っ張りだこです。
遠藤五一氏が生産した米は、今では新米発売からたった3ケ月で完売して
しまいます。売り切れごめんです。
例えば10キロ10,000円としましょう。ご飯一膳は50グラムですから一
膳あたり50円ということです。私たちが手軽に飲んでいる飲料でさえ、
120~150円です。最高にうまいご飯は決して高くはないということがお分
かりでしょう。
遡ること今から21年前。農薬の空中散布が効率的な農法として普及し始
めました。しかし遠藤五一さんを始めとする少数派は完全無農薬米に挑戦
し始めたのでした。
「空中散布は被害者でもあり、加害者でもある」という強い信念がありま
した。空中散布でまず最初に農薬を浴びるのは自分たちです。その農薬米
を口にするのは消費者です。しかも蒸散現象で空気が汚染され、小魚や昆
虫は死滅しました。
少数派の完全無農薬米生産組合の人たちは世間の笑いものにもなりました。
変わり者扱いもされました。しかし、きっといずれ農薬が問題になる、環
境破壊が問題になる、米価が値下がりすると先を読み、かたくなに完全無
農薬米の生産を続けました。遠藤五一さんの「洞察力」と「忍耐力」なる
コンピテンシーが発揮されたのです。
今、傍流の米作りが本流の米作りになりつつあるのです。
【3】評価は他人がするものだから!
遠藤五一氏の米は、毎年開催される「全国の米の食味分析鑑定コンクール」、
つまり米のソムリエによるコンクールで4年連続日本一うまい米の金賞を
獲得したのです。
遠藤五一氏は自ら組合の販売部長でもあり、スーツに身を包んで全国に営
業活動に出かけます。最初は門前払いもありましたが少しずつ知名度も上
がってきました。「一度食べてもらえば分かってもらえるが食べる前の門
前払いが辛かった」と遠藤五一氏は述懐しています。
新潟県の、あの魚沼産の農家の人たちまでもが遠藤五一氏の田んぼを視察
にくるというから驚きます。
そして農薬空中散布の組合長だった人までもが完全無農薬米の米作りに参
加しました。
顧客に価値を提供すれば顧客から受け入れられて繁栄できるということを
改めて教えてくれています。
「評価は人がするもの、自己評価は自己満足に陥り、挑戦意欲がそがれる」。
コンピテンシーの磨かれている遠藤五一氏ならではの重みのある言葉です。
【4】今日のまとめ
1.どんな業界においても「洞察力」なるコンピテンシーが重要であるこ
と。遠藤五一氏は将来の米農家の進むべき方向を鋭く読み抜いたこと。
2.市場価値、顧客価値を創造して提供すれば高値でのビジネスが可能に
なること。今回の場合の市場価値は「地球環境を汚染しないこと」で
あり、顧客価値は「完全無農薬米による安全、安心と日本一のうまさ」
であること。
3.自己評価で高く評価し、自己満足すれば挑戦意欲が萎えてしまうこと。
評価は他人に委ねるべきものであること。
【5】編集後記
魚沼産の米が日本一うまいと思っている人は多いのではないでしょうか。
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次回に続く
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