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わかっちゃう! 知的財産用語 No.233
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[ユニバーサルデザイン](Universal Design)
できるだけ多くの人が使いこなすことができることを目指したデ
ザインのことです。
頭文字をとって「UD」と表記されることもあります。
(1)
世界にはいろいろな人達が暮らしています。それらの人達には、
いろいろ違いがあります。例えば、性別,年齢,使用言語,障害,
体格,育った国の文化,経験などが異なります。
色々な違いがあっても、できるだけ多くの人が同じように使える
デザインにしようというのがユニバーサルデザインの考え方です。
人に優しいデザインと言うこともできるかと思います。
もちろん使いやすいというだけではなく、見た目にも美しいデザ
インとなることが望まれます。
(2)
ユニバーサルデザインは、アメリカのロン・メイス博士が提案し
たものですが、「7原則」というものがあります。
「誰でも公平に扱えること」
「使うときの自由度が高いこと」
「使い方が簡単で、わかりやすいこと」
「使う人の知りたい情報が、わかりやすく説明されていること」
「
うっかりミスをしても危険につながらないこと」
「身体への負担が少ないこと」
「だれにでも使える大きさや広さがあること」
(3)
近い考え方として、障害者や高齢者に優しい「バリアフリー」と
いう概念があります。
バリアフリーのデザインというと、例えば車椅子での移動を容易
にするスロープの設置や、目が不自由な人のための点字ブロック等
がすぐに思い浮かぶと思います。
ユニバーサルデザインはそのようなバリアフリーの概念を更に進
めて、障害者や高齢者に限定することなく、広くたくさんの人が使
いやすいデザインを目指していると言えます。
(4)
ユニバーサルデザインは製品だけでなく、建物や、まちづくりな
どにも活かされています。
身近なところでは、外国人や子どもにもわかりやすいように 表
示を絵文字(ピクトグラム)にするようなこともユニバーサルデザ
インの一例です。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1)
ユニバーサルデザインについての本は、入門書から専門書まで
いろいろ出ています。興味のある方は 好みの本をみつけて読んで
みると良いと思います。
(例えば 「ユニバーサルデザインの教科書」
http://tinyurl.com/ygpdz8j など。)
また、複数のメーカーがホームページで自社製品とユニバーサル
デザインとの関係を説明しています。そのようなページを読んで実
際の製品にいかされたデザインを見るのも楽しいと思います。
(2)
「エルゴノミクスデザイン」というものがあります。これは、人
間工学に基づいたデザインということで、人間の身体的構造などに
適合させて使いやすさを追求したデザインです。
たとえば、オフィス用椅子,キーボード,マウスなどでエルゴノ
ミクスデザインをうたう製品をよく見かけます。
長時間使用しても疲れにくいという点は、ユニバーサルデザイン
7原則の「身体への負担が少ないこと」と共通する部分がありますね。
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「わかっちゃう! 知的財産用語」
発行 西川
特許事務所 (
http://www.jpat.net/ )
兵庫県西宮市東山台3丁目9-17
電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821
発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
★ 遠方からの「意匠」,「
商標」の出願のご依頼承っております。
まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。
☆「メール相談」
http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」です
が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 「
商標救助隊T-Rescue」
http://www.japat.net/
☆ 日記
http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/
☆ ☆
掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。
(C) 2009 Nishikawa Yukiyoshi
『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
本マガジンの解除や配信先メールアドレスの登録変更は
http://www.mag2.com/m/0000098536.htm からお願いします。
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[編集後記]
ある会のミーティングで、コーヒーを出してもらったのですが
私を含めて 7人中6人が ブラックだったのは 驚いきました。
(残る一人は クリームだけ。)
たまたま そういう好みの人が 集まっただけなのかもしれませ
んが、不思議な感じがしました。
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わかっちゃう! 知的財産用語 No.233
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☆ 本日の知的財産用語
[ユニバーサルデザイン](Universal Design)
できるだけ多くの人が使いこなすことができることを目指したデ
ザインのことです。
頭文字をとって「UD」と表記されることもあります。
(1)
世界にはいろいろな人達が暮らしています。それらの人達には、
いろいろ違いがあります。例えば、性別,年齢,使用言語,障害,
体格,育った国の文化,経験などが異なります。
色々な違いがあっても、できるだけ多くの人が同じように使える
デザインにしようというのがユニバーサルデザインの考え方です。
人に優しいデザインと言うこともできるかと思います。
もちろん使いやすいというだけではなく、見た目にも美しいデザ
インとなることが望まれます。
(2)
ユニバーサルデザインは、アメリカのロン・メイス博士が提案し
たものですが、「7原則」というものがあります。
「誰でも公平に扱えること」
「使うときの自由度が高いこと」
「使い方が簡単で、わかりやすいこと」
「使う人の知りたい情報が、わかりやすく説明されていること」
「うっかりミスをしても危険につながらないこと」
「身体への負担が少ないこと」
「だれにでも使える大きさや広さがあること」
(3)
近い考え方として、障害者や高齢者に優しい「バリアフリー」と
いう概念があります。
バリアフリーのデザインというと、例えば車椅子での移動を容易
にするスロープの設置や、目が不自由な人のための点字ブロック等
がすぐに思い浮かぶと思います。
ユニバーサルデザインはそのようなバリアフリーの概念を更に進
めて、障害者や高齢者に限定することなく、広くたくさんの人が使
いやすいデザインを目指していると言えます。
(4)
ユニバーサルデザインは製品だけでなく、建物や、まちづくりな
どにも活かされています。
身近なところでは、外国人や子どもにもわかりやすいように 表
示を絵文字(ピクトグラム)にするようなこともユニバーサルデザ
インの一例です。
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(1)
ユニバーサルデザインについての本は、入門書から専門書まで
いろいろ出ています。興味のある方は 好みの本をみつけて読んで
みると良いと思います。
(例えば 「ユニバーサルデザインの教科書」
http://tinyurl.com/ygpdz8j など。)
また、複数のメーカーがホームページで自社製品とユニバーサル
デザインとの関係を説明しています。そのようなページを読んで実
際の製品にいかされたデザインを見るのも楽しいと思います。
(2)
「エルゴノミクスデザイン」というものがあります。これは、人
間工学に基づいたデザインということで、人間の身体的構造などに
適合させて使いやすさを追求したデザインです。
たとえば、オフィス用椅子,キーボード,マウスなどでエルゴノ
ミクスデザインをうたう製品をよく見かけます。
長時間使用しても疲れにくいという点は、ユニバーサルデザイン
7原則の「身体への負担が少ないこと」と共通する部分がありますね。
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発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
★ 遠方からの「意匠」,「商標」の出願のご依頼承っております。
まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。
☆「メール相談」
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が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
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☆ 日記
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但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。
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[編集後記]
ある会のミーティングで、コーヒーを出してもらったのですが
私を含めて 7人中6人が ブラックだったのは 驚いきました。
(残る一人は クリームだけ。)
たまたま そういう好みの人が 集まっただけなのかもしれませ
んが、不思議な感じがしました。