相談の広場
いつも参考にさせていただいております。
平成22年度労働概算確定保険料を支払った時の仕訳について
ご質問させてください。
当事業所は昨年10月に設立したため
①平成21年10月の支払い時の仕訳は(一括払)
(借方) (貸方)
法定福利費(事業主負担)×××円 / 現金預金×××円
立替金(本人負担分) ×××円
②給与支払い時
(借方) (貸方)
給与手当×××円 /現金預金×××円
預り金 ×××円(所得税社会保険料)
立替金 ×××円(雇用保険料本人負)
↑
立替金の取り崩し
③3月決算時、立替金過入金となっていたため、いったん預り金に振替(4月以降も給与支払い時は預り金で処理)
(借方) (貸方)
立替金 ×××円 / 預り金×××円
④平成22年度労働概算確定保険料支払い時
(借方) (貸方)
法定福利費(事業主負担分) / ×××円 現金預金
預り金(3月までの過入金分+4~6月預り分)
立替金(本人負担分)
以上の仕訳で良いのでしょうか?
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
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いまからでは、今年度の概算確定には間に合いませんが、来年のためにと思い投稿しました。
1.まず、④の22年度の仕訳ですが、(借方)2行目の「預り金(3月までの過入金分+4~6月預り分)が誤りの可能性があるように思われます。①の仕訳から推測すると、④の(借方)3行目の立替金(本人負担分)に4~6月預り金相当が含まれているとすると二重計上です。
2.私が行なっている仕訳を、貴社の例で行なうと次のようになります。分かりやすくするため、給与額や保険率を仮設定しました。
21年度給与見込額 600万円(100万円×6箇月)
21年度給与実績額 660万円(110万円×6箇月)
22年度給与見込額 1,500万円(125万円(100×12箇月)
労災保険率 3/1,000
一般拠出金率 0.05/1,000
21年度雇用保険率 11/1,000(7/1,000+4/1,000)
22年度雇用保険率 15.5/1,000(9.5/1,000+6/1,000)
①21年10月設立時
労災保険料 600万円×3,000/1,000=18,000
雇用保険料会社負担分 600万円×7/1,000=42,000
雇用保険料本人負担分 600万円×4/1,000=24,000
この時点での保険料は、給与見込額をベースに算出しますから「概算保険料」と呼ぶ見込額ですから、仮払金とします。
(仕訳)
仮払金(労災分) 18,000 / 現金 84,000
仮払金(雇用会社分)42,000
仮払金(雇用本人分)24,000
②給与支払い時
(仕訳)
給与 XXX / 現金 XXX
預り金(雇用本人分)4,400
3月末で、26,400(4,400×6)が預り金累計となります。
③3月末決算
労災保険料 660万円×3,000/1,000=19,800
一般拠出金 660万円×0.05/1,000=330
雇用保険料会社負担分 660万円×7/1,000=46,200
(雇用保険料本人負担分=預り金累計 26,400)
(仕訳)
法定福利費(労災) 19,800/仮払金(労災分)18,000
法定福利費(雇用) 46,200/仮払金(雇用会社分) 42,000
預り金 26,400/仮払金(雇用本人分 24,000
法定福利費(一般拠出金)330/未払金 8,730
この仕訳で、法定福利費が計上され、21年10月時点での2つの仮払金と預り金の消し込みが終了します。新たに計上となった未払金は、次の④で消えます。
④21年度確定精算と22年度概算
22年度の概算保険料は、次のとおりです。
労災保険料 1,500万円×3,000/1,000=45,000
雇用保険料会社負担分1,500万円×9.5/1,000=142,500
雇用保険料本人負担分1,500万円×6/1,000=90,000
22年7月10日の支払時の仕訳は:
(仕訳)
仮払金(労災分)45,000 / 現金 286,230
仮払金(雇用会社分)142,500
仮払金(雇用本人分)90,000
未払金 8,730
22年4~6月の雇用保険料の本人負担分は、来年3月末まで預り金に残ります。なぜなら、22年度の給与に基づくので23年の精算になるからです。そのため、冒頭で誤っている可能性があると書きました。
以上、長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。
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