相談の広場
現在、社内規程の見直しを図っています。
これまで数年、改廃していなかった規程とそれに準じた実務の中で
あるべき形を模索しています。
そこで表題の件についてお聞きします。
香典の支給にあたっては
「告別式、あるいは通夜式に参列した場合に限る」といった
ルールを設けている例はございますでしょうか?
当方の会社では、従業員は数百名おり慶弔の機会も多々あります。
香典については家族葬・密葬であっても後に出社後、いかがなさいますか?
と聞いて、受け取られるケースが多いのですが明らかに本来の趣旨と違い、
貰えるものは貰っておこう。という形で、家族に渡ってるようにも思えないこともしばしば。
それでも、支給することが企業として普通でしょうか?
ご教示ください。
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ふじお様
こんにちは。
慶弔見舞金については、法的に定めがあるわけでなく、あくまで各会社内で決めることですから「こうしなければならない」というものはありませんが、私の知っている範囲で申し上げれば、「告別式、あるいは通夜式に参列した場合に限る」といった制限をつけることは、一般的ではありません。
最近は、香典を辞退されるケースが多く見受けられますが、その場合でも「これは会社規程の分ですから」と、慶弔見舞金規程で定められたものだけは、受け取っていただきます。
参列しない場合は、忌引休暇が終って出社してきたときに渡しています。
(私が勤める会社の例では、ご祖父母の訃報に際しても、香典支給の対象になります。 祖父母の告別式にまでは参列しませんので、その場合は、一様にこの形での支給になります)
前職では、旅費や立替分の精算について、現金での支給が廃止されていて、すべて特定の経費口座へ振り込む形でしたが、慶弔見舞金についても同様で、本人に精算続き(ERPソフトを使って、パソコンに入力するのです)してもらい、振り込んでいました。
香典をもらうのにパソコンを使って精算するなんて、ずいぶん味気ない話ですが、それくらい一律・公平に扱っているということです。
>家族に渡ってるようにも思えないこともしばしば。
慶弔見舞金は「従業員本人」にお渡しするものです。
その従業員が、正直に家族に渡すのか、自分の臨時収入にしてしまうのか、個々の従業員のモラルとそれぞれの家庭の事情の問題ですから、会社はそのことを気にする必要はありません。
それでも支給することが、企業としては一般的だと思います。
それ以外の理由(経営状態が非常に厳しい等)で、慶弔見舞金の制度をすべて廃止するのであれば理解も得られますが、結婚祝いや出産祝いは渡すけど、香典は渡さないというのでは、理解を得にくい運用になると思います。
以上、参考になれば幸いです。
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