決算仕訳　仕掛について

> 実際には図面を書き作業金額が発生しています。
> そこで仕掛として計上したいのですが、仕訳がわかりません。
> 毎月作業金額は出来高で客先に請求していました。
りななさん　おはようございます。
これは、簿記2級工業簿記で勉強します”仕掛かり”品になると思います。
簡単なテキストをご参照いただければ、概要はご理解頂けると思います。
具体的な仕分けは、税理士さん等にご確認下さい。（税務署でも説明してくれます）
また、仕掛かり品は、在庫を算出するための、期末期首をまたいでの決算仕訳（仕入/繰越・繰越/仕入）
がありますので、老婆心ながら、申し添えます。
具体的に、記載出来ずに、済みません。ご参考になれば、幸いです。

仕掛品として計上するとしたら
仕掛品（ＢＳ）／期末仕掛品（ＰＬ）
でよいかと思いますが、仕掛品の価額はその仕事にかかった外注費．仕入．労務費等の原価を積み上げるか、完成品としての原価率に進捗度を乗じるかだと思います。棚卸については税務調査で必ずチェックが入る項目ですが、翌期につながる項目なので、計上してあればそれほど厳しく言われることはないと思います。
完成しているのであれば、製品勘定として計上するか、単に請求のずれとして請求額を売掛金として計上することも考えられます。

りなな さん

こんにちは

最初に貴社には貴社の売上計上の機（どのような取引が発生したならば売上として認識し、会計計上するか）が決められていると思いますのでそれに従ってください。

　大概、請求書を発行した日なのですが、如何でしょうか？
請求書を作成発行する時は、依頼された図面を納品した日ではないかと思いますが？
としますと、図面の完納・分納以外では会計上の売上を計上することは出来ないと思います。

　それではどうするかと言いますと、決算期を跨ぐ図面作成の場合、請負金額を対象図面作成の完成進捗度合いで按分し、未作成部分を金額に換算して仕掛品勘定科目で計上します。
相手勘定は製品勘定で宜しいのではないでしょうか
そして期首または納品時に計上した仕掛品を完成品として振り替え、売上計上します。

尚、貴社の規模が分かりませんが、失礼な言い方かもしれませんが、中小・一般設計事務所でしたら、この度のような決算期を跨ぐ時のみ斯様な仕訳を起票しても宜しいと思います。

> 最初に貴社には貴社の売上計上の機（どのような取引が発生したならば売上として認識し、会計計上するか）が決められていると思いますのでそれに従ってください。
> 　大概、請求書を発行した日なのですが、如何でしょうか？
> 請求書を作成発行する時は、依頼された図面を納品した日ではないかと思いますが？
> としますと、図面の完納・分納以外では会計上の売上を計上することは出来ないと思います。

おっしゃられる通りです。


> 尚、貴社の規模が分かりませんが、失礼な言い方かもしれませんが、中小・一般設計事務所でしたら、この度のような決算期を跨ぐ時のみ斯様な仕訳を起票しても宜しいと思います。

ありがとうございます。毎月大体出来高請求できているのですが、
よりによって決算月に初めて仕掛となってしまい困っていました。

具体的な仕訳を考えたのですが、、、

例:見積金額100万円。30万円分作成済み。全額未請求。

期末
借)仕掛品30万　貸)労務費30万

翌期首
借)労務費30万　貸)仕掛品30万

完成。100万円売上計上。
借)売掛金100万　貸)売上高100万