取引先の破産に関して

> はじめまして。
> 破産に関する問題が含まれていますので
> 企業法務のスレッドに投稿すべきか迷ったのですが
> こちらでもよろしいのでしょうか。
>
> 得意先（個人商店）が資金繰りの悪化による破産手続を取ることになりました。
> 当方には得意先からの売掛残高が相当額あります。
> しかし得意先の財産等で回収することは、ほとんど不可能だと分かりました。
> 何度か話し合った結果、得意先からは破産後も
> 債務をわずかながらでも返済を続けてもらえる意思があると分かりました。
>
> ただ、得意先は債権者に当然、当方を含めていますが
> 破産の手続の最中に、得意先から返済に関する何らかの言質を
> 取り付けることは、裁判所や他の債権者らの手前、不可能でしょうか。
> 又、裁判所などから当方に対し、何らかの事情聴取があるのでしょうか。
>
> 今後、当方は得意先の債権に関してどのような
> 会計・税務上の処理を取る必要があるでしょうか。
>
> 仮に得意先が免責許可の後に
> 債務の返済を続けることができるならば
> 取引先とどのような貸借契約を取るべきでしょうか。
> 又、当方はその返済分を会計・税務上、
> どのように処理すべき、あるいは処理できるのでしょうか。
>
> 得意先は当方に対して、長年のつきあいだったので
> さほど悪意を持って対応しているとは思えないのですが、
> 当方は零細企業で、一応、株式会社化していますが
> 今回のようなケースは初めてなので、
> 基本的な流れも含めて、どのように対応すべきか
> アドバイスいただければ幸いです。
> 何卒、よろしくお願いいたします。

先ず相手方弁護士から債権残高の確認が行われます。
その上で、相手方の持っている残余財産の分配が実行
されて法的には終了です。時間が掛かると思いますので
先ずは債権を確定しておく事と弁護士から確認書が
来ますから残高が合致しているかどうかを確認して下さい。

その際の仕訳ですが先ず
借方　　　　　　　　　貸方

債権償却特別勘定　　　　売掛金

決定後

貸倒損失　　　　　　　　債権償却特別勘定
現金預金

その後のご本人からの入金は

現金預金　　　　　　　　雑収入

となると思います。

法的に整理が完了した後に入金があるとは
思わない方が賢明です。整理後に特定の人に
支払いを行う事はおかしい事ですから。

tksk0890様

いろいろご説明いただき、たいへん有難うございました。
まー、初めてのことなので、私にとっていい経験になるかと思います。