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会社愛の強い社員の態度が変わった

離職は見抜ける?「社員が辞める前の4つの兆候」を心理カウンセラーが解説

「お金と労力をかけて優秀な人材を採用したのに、すぐに離職してしまう……」「数年かけて育成した社員が次々に辞めてしまう……」という悩みを抱えていませんか?

社員は退職に対する思いが固まってから退職意向を申し出る場合が多いので、引き留めることは難しいのが現実です。もし離職する社員には兆候がわかれば、それをふまえて事前に対策することができるかもしれません。そこで、本記事では離職する社員の兆候とその防止策についてご紹介します。

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離職する社員に兆候はある?

多くの社員は、離職を検討したり、転職活動を進めている段階では、職場でそのことについて話さない場合が多いでしょう。会社に残る相手に対して、ネガティブな発言は避けたいと思っているからです。また、会社と社員は利害関係があるので、離職を考えていることが知れたら「不利な扱いをされるかもしれない」「居づらくなるかもしれない」と考える人もいるでしょう。

そのため、社員は転職先が決まるなど、離職を完全に決断するタイミングまでは平然を装って働いている場合が多いのです。

こうして、満を持して行われる社員からの退職の申し出ですが、経営者としては寝耳に水と感じる場合が多いのではないでしょうか? 経営者としては「不満があるなら言ってくれたらいいのに……」と思うかもしれませんが、労働者の立場からはなかなかそのようなことは期待できません。

では、早い段階で離職の可能性に気づく方法はあるのでしょうか? 心理カウンセラーとして筆者は、離職する社員にはその兆候はあると考えています。

社員の行動から離職の兆候を読み取ることで、離職の可能性に気づき、早めに対処することができるかもしれません。それでは、離職する社員の兆候を紹介しましょう。

離職する社員の兆候とは?

1:以前と比べてパフォーマンスが落ちてきた

1つ目の兆候は、以前と比べて仕事のパフォーマンスが落ちてきたことです。

例えば営業職の社員であれば営業の数字が落ちてきたり、営業以外の社員であれば普段できている仕事がいつも以上に時間がかかったりなどです。

あるいはアウトプットの質が落ちたり、会議での発言の量や質が落ちている場合は、離職の兆候と捉えて良いでしょう。

会社を辞めるかどうか迷い、集中して仕事に打ち込めていない可能性が高いです。

【こちらの記事も】心理カウンセラーが伝授!モチベーションが下がる職場の特徴と対策とは

2:将来の話を周りにしなくなった

普段から将来の話をしていた人がしなくなった場合、会社に対して絶望しているサインです。「この会社にいても自分の未来が見えない」と思っている可能性があります。

例えば、新入社員として入社して「絶対1番早く昇進します」「〇年後までにはこの部署に行きたいんです」と明確に言っていた人がそういうことを口にしなくなった場合などです。

この場合、会社側からすると「現在の業務や部署に納得して取り組んでくれたのかな」という捉え方もできるでしょう。

ですが、もしかしたらモヤモヤして本人の中で諦めている可能性もあるので注意が必要です。

3:会社愛が強い社員の態度が変わった

会社のことが好きなのは良いことです。しかし、過度なロイヤリティを会社に示す人はいきなり会社を辞めることも多いです。

感情が高まって「この会社は本当に最高です」「社長はあこがれです」「今配属されているこのチームが大好きなんです」と頻繁に口にしたり、態度に示したりしている場合は、会社やチームに高い理想を抱いている可能性があります。

これは外部の環境や人間に依存しすぎているサインです。会社の方針が変わったり人事異動があると心が折れてしまう可能性が高いです。理想的な環境だから働くということは、理想的な環境でなくなれば辞めるということにつながるためです。

特に注意したいのが、まだ入社して日が浅いのに、会社やチームが好きなことをあからさまに態度で示す社員です。また、会社愛が強く、社長のことも慕っていた中堅社員が、唐突に退職するケースも耳にします。

離職前の兆候として、情熱のあった言動が落ち着いたり、「あの時は良かった」などと過去や他社のことを引き合いに出す場合も注意したほうがよいでしょう。

離職する兆候がない人は、軽はずみに「この会社が最高だ」とは言いません。その代わり、どんな状況であっても「自分が最高の職場にしていくんだ」「自分の力でこの会社を良くしていくんだ」と考えています。

4:成長意欲が強くなりすぎている

そして、4つ目の兆候が、成長意欲が強くなりすぎている時です。これは自分が成長することしか考えていないという意味です。成長意欲があることは素晴らしいことですが、成長そのものが働く全てのモチベーションになっている場合は、辞める兆候と捉えて良いでしょう。

なぜなら、会社を自分のスキルアップやキャリアアップのための踏み台としか思っていない可能性があるからです。これは、裏返せば「自分の成長につながらない」と判断したら、途端に離職に傾いていく可能性があることを示しています。少しでも自分がやりたくない仕事を任せられると、面談時に「これは自分が本当にやりたい仕事とは違います」と言い出す可能性があります。

成長意欲が強くなっている時の兆候としては、自分の影響力を保持するために、意図的に自分がいないと回らない状態に持っていこうとすることがあります。例えば、自分の仕事について誰にも権限を渡さない場合があります。また、「自分のやっている仕事は大変だ」という雰囲気を出しているにもかかわらず、周りが助け舟を出しても断るといったこともあります。

このような兆候が見られると、経営幹部の愚痴を言い始め、社員との対立構造を作っていく可能性があるので注意が必要です。

成長意欲が強いことは良いことですが、成長意欲が強すぎるのは自分のことしか考えていないことと同じです。「自分が何を学ぶか?」「どう評価されるか?」ばかりを考えて、チームとして結果を出して、会社に貢献することまで考えられていないケースが多いです。

仕事は自分がやりたいことばかりではなく、地道にコツコツ努力しなければならないこともたくさんあります。

それも含めて「自分に任せてください」と手をあげて行動に移す前向きな人が本当の意味で成長していきます。

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兆候を見逃さず離職を防ぐには?

兆候を見逃さず離職を防ぐには、インフォーマルな場でのコミュニケーションと本音の引き出しをしましょう。賞与の面談や1on1の面談で話を聞くのではなく、ランチや飲み会をしながら日常的なコミュニケーションの機会を増やしてください。フォーマルな場で聞こうとすると「これは賞与や評価に関わるんじゃないか?」と思われて、なかなか社員の本音を引き出せません。そのためには日頃から社員と信頼関係を築くことが重要です。また、社内イベントや交流会を定期的に開催したり、社内ブログや社内SNSの導入もおすすめです。

相互理解を深めるために1日5分でもいいので社員と話す機会を作ったり、経営者自身も自己開示をするように心がけましょう。

まとめ

今回は離職する社員に見られやすい兆候と防止策についてお伝えしました。ぜひ本記事の内容を参考にして、社員が辞める兆候を見抜き、社員に寄り添った対策・働きたいと思う組織作りを目指しましょう。

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*CORA、PanKR、tkc-taka 、GARAGE3、Elnur / PIXTA(ピクスタ)