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TOP > 記事一覧 > 経営・財務 > 心理カウンセラーが伝授!モチベーションが下がる職場の特徴と対策とは
モチベーションが低い職場の特徴

心理カウンセラーが伝授!モチベーションが下がる職場の特徴と対策とは

モチベーション低下を悩む経営者の方は多いのではないでしょうか? 社員のモチベーション低下は、退職につながり、貴重な戦力を失ってしまうことも。

そのほかにも職場全体の士気が下がることで、業績悪化や生産性の低下など、企業経営にさまざまな影響を与えます。

経営者としては、社員ひとり一人が高いモチベーションとやりがいをもって仕事に取り組んでほしいもの。そこで今回は、モチベーションが下がる職場の特徴と対策法を心理カウンセラーの筆者が解説します。

社員へのモチベーション対策は、会社の基盤強化や経営者としての意識改革にもつながるのでぜひ参考にしてみてください。

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モチベーションが下がる職場の特徴とは?

モチベーションが下がる職場の特徴は、経営者が社員に関心を持てていない、あるいは、社員にはそうにみえる場合が多いです。

社員が会社は自分に関心がないと感じると、仕事に熱意を持てなくなることがあります。よくある対極的なパターン2つご紹介しましょう。

1つ目は、仕事ができない社員の放置です。仕事ができない社員がいると、指導する気がなくなる経営者は多いです。ですが、自分の会社の社員である以上はどんな相手であっても100%責任を持って向き合うことが大切です。

2つ目は、逆に仕事ができる社員に、仕事を任せすぎることです。「この人には仕事を任せても大丈夫」と思って、その社員を放置していませんか? あるいは簡単な報告を聞くだけで終わっていませんか。

経営者から見た社員はたくさんいますが、社員から見た経営者は1人しかいません。その社員がどんなに優秀な人であっても、放置されると「会社から全く評価されていない」あるいは「成長する機会がない」と思われてしまいます。

社員のモチベーションUPのためにできること

社員のモチベーションを上げるためには、どのような対策ができるのでしょうか。

1:具体的なビジョンを示す

組織のビジョンをはっきりと示すようにしましょう。ビジョンとは、売上などの目標とは異なり、会社が何を目指しているのか、理想の未来図は何かを指します。
中小規模の企業では、ビジョンの設定ができていない場合も多いです。また、組織としてのビジョンはあるけど、それが社員に浸透していないというケースもあるようです。

ポイントは、社員は自分が何のために仕事をしているのかを意識させることです。社員は、日々の業務の先に何があるのか、それが自分の日々を費やすことに値するものなのか知りたいと思っています。

筆者が心理カウンセラーとしてさまざまな方と話して感じることは、大きな夢に向かう中で、その一端を担うことで人は喜びを得るということです。特に、最近の若手社員が求めているものは、とにかく働いて生き残ることではないと感じています。

具体的には、まず経営者として、組織のビジョンを設定し、全社に示すこと。一度示して終わりではなく、ことあるごとにビジョンについて言及し、経営者としてビジョンを大切にしていることが社員に伝わるようにするとよいでしょう。

そして、部下をもつ社員に、部下やメンバーと話すときに、ビジョンに沿った自分のやりたいことや夢を語らせるということです。組織としての方向と、自分の上長の方向が一致していると、社員も「自分の場合は何ができるだろう」と、ビジョンを自分ごととして考えやすいです。自分が向かうべきところが見えてくると、仕事へのモチベーションにつながります。

【こちらの記事も】社員のモチベーションアップには欠かせない!キャリアアップや昇給に関連する相談まとめ

2:発言しやすい環境をつくる

モチベーションUPのために、社員が発言しやすい環境をつくることも有効です。

例えば、発言する場として会議があります。さまざまな目的の会議がありますが、時にコミュニケーションを目的とした、誰でも意見を出せる会議を開催するのがよいでしょう。

その際、経営者や上司は、“経営者として、あるいは同じ職場の仲間として。できることがないか考えたいので、もっとあなたの意見を聞きたい”という姿勢で接しましょう。また、できるだけ全員に発言させるように配慮します。特に新人は、先輩や上司に先に話されると意見を言い出しにくくなるため、初めに話す機会を与えることをおすすめします。

他には、経営者として、社員と上長が個別面談をする際に、発言しやすい雰囲気づくりを促すことも重要です。みんながいる場では話せなくても、1対1なら話せるというタイプの社員もいるので、個別面談はなるべく定期的に、あるいは社員が望んだタイミングで実施できるようにしておくとよいでしょう。

職場が自由に話し合える場であること、自分の意見や考えを聞いてくれる機会があるということは、社員にとって会社の一員としての自覚や不満解消につながります。実務上、社員ひとり一人の意見にいつも耳を傾けることは難しいかもしれませんが、モチベーションUPのためには、まず社員の意見を大切にしているという姿勢を示すことからはじめましょう。

【こちらの記事も】本当に雑談は必要ない?リモートワーク時の会議の課題と円滑にするツール4選

3:相手の名前を呼ぶ

実は、相手の名前を呼ぶことも、モチベーションUPのために重要なことです。役職や仕事内容が違っていても、根底にあるのは人と人との関係です。人として尊重されていると感じることで、社員の会社への信頼にもつながります。

例えば、挨拶するときは「鈴木さん、おはよう」、仕事を頼む時は「鈴木さん、これお願いします」など。何気ないやりとりでも、名前を呼ぶだけで、社員の受け取り方は変わってくるものです。

しかし、社員数が多くなってくると、全員の名前は覚えられない場合や相手の名前を呼ぶ機会がない場合もあります。その場合は、部門長やチーム長を通すという方法があります。評価会議などで部門長やチーム長を通してメンバーの報告を受けることもあるでしょう。その際に、メンバー個人に対してのコメントやメッセージを社員に伝えてもらうにします。そうすることで、直接でなくとも、会社に一社員として尊重されていると感じることができます。

相手の名前を呼ぶということは、社員を人として尊重しているという姿勢を示すということにもなります。社員への関心を示すための第一歩として、取り組んでみるのはいかがでしょうか。

4:目標を振り返る

会社では、四半期や半期で目標を定めていると思います。目標期間が完了したら、必ずその結果を振り返り、承認するということが重要です。これは「達成を達成と認め、未達成を未達成と認める」ということです。何ができたか、何ができなかったかを振り返り、その期間を総括します。

日々の業務に追われることの多い中小企業では、この振り返りが曖昧になっていることも多いようです。

目標を振り返ることで、その期間で会社にどう貢献したか、業務のなかで自分がスキルアップできたかを確認でき、日々の業務が何のためのものかを再認識できます。逆に、その期間であまり成果が出せなかった場合でも、一度気持ちを切り替えるよいタイミングにもなるでしょう。

そして、振り返りの結果を受けて、次期の目標にどう取り組むべきかを決めていくことで、社員は自分の業務の意義を再確認し、モチベーションUPにつながります。

また、目標を達成した場合は、それをきちんと形で表すことも重要です。金銭的な報酬、公式な場での表彰、昇格などいろいろな方法があります。小さな目標の達成なら、ミーティングの際にチームのメンバーに発表してみんなからの祝福をするようにします。他の社員の前で自分の努力が認められることは誰にとっても励みとなりでしょう。

経営者の方には、現在行っている目標の振り返りが、社員のモチベーションUPに寄与しているかを確認してみることをおすすめします。

【こちらの記事も】業績の向上にどうつながる?中小企業の「人事評価制度」メリットとデメリットを解説

モチベーションが低いとどうなる?

モチベーションには自分の力で何かを成し遂げたいという達成欲が含まれています。そのため、仕事のやり方を管理されたり、一生懸命仕事をしたのに正当な評価を受けられなかったり、期待していたほどの給料や報酬がもらえないと、人のモチベーションは下がります。そうなると社員の仕事への意欲が下がって職場全体の活気が悪くなり、業績が悪化する可能性があります。会社の将来に不安を感じた社員の離職率も高まるでしょう。

また、新しいことに挑戦する気持ちも薄れるため、アイディアが浮かびにくくなって仕事のスピードや質が低下します。生産性が下がると「居場所がない」「無気力になる」などの状態に陥りやすくなります。これは会社にとっては悪影響といえるでしょう。

まとめ

今回はモチベーションが下がる職場の特徴と対策法についてお伝えしました。モチベーションが下がる背景をしっかりと理解することで事前に対策を打てるようになります。ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

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